おいしいお米と環境

環境に配慮して作ったお米がおいしい。。と
徐々に認められるようになってきました。

ただ、「環境に配慮する」というのはどういうことか、は問題ですね。

有機肥料を使っているだけで「有機栽培です!」言う人がいますが
それは間違い。

本当の有機栽培は厳しい認証がありますね。

もしくは
化学的な薬剤に頼らない、
自然の力の中で育ってきたと確かなものもありますが(自分で作る場合など)
そういうものが、
環境と調和、共生してできた作物ですね。

農産物は食べ物ですから、
どんなに環境に配慮されていても、おいしくなければ食べません。
あまりに野生的な味でも
現代のわたしたちが食べて、おいしいとは感じないでしょう。

でも、自然と共生しながら育てたお米は
やはりおいしい、といわれるようになってきました。

これからに期待したいです。

環境王国市場

殺すと増えるその証拠

病害虫を薬で殺すと病害虫が増えてしまう。。。

駆除しているのに増えるという、皮肉な現象が起きることが分かってきました。

まるでナウシカの世界みたいですね。
虫を殺すほど虫に襲われ、自分たちの住める世界が狭くなっていくという。。

ある農場でのデータです。
益虫害虫

有機栽培の田んぼと普通の栽培の田んぼで虫の数と種類がどう違うか
比較したものです。

虫の種類は絞ってあります。
益虫としてクモ類。
害虫としてウンカやツマグロヨコバイ。

どちらの栽培方法でも虫はいます。
しかし、比率が違うことが
こうして明らかになってきたのは画期的なことではないでしょうか。

いろいろな虫がいる中には、益虫も害虫も
そして役割がまだ全然分かっていない虫たちもいます。

そもそも益虫とか害虫とかいうくくりも
人が自分たちの都合で作ったもの。
自然界から見れば、どちらも全体を構成するメンバーなんですよね。

そのメンバーたちが繋がりあい、
命あふれる世界をつくっているところでは
食べたら命が育まれるようなお米や野菜も育つと考えられます。

そして、実際に、病害虫による被害も
少なくなっていく傾向があることも分かってきています。


カエルになるまで

メリークリスマス。

さて、今は田んぼは農閑期ですね。

こういう時期を利用して、
いろいろと環境のことを勉強しているという農家さんに会いました。

カエルの話をしてくれました。


日本の田んぼでは、中干しといって、
稲が小さいときに張りっぱなしにしていた水を抜く時期があります。

土の中に酸素を送ったり、稲の茎の数が増えすぎたりしないように
また、秋の刈り入れのときに、土がやわらかくなりすぎて
機械が動かなくなることを防ぐために。。と、

いろんな役割がある中干し。

田んぼの生きものたちのことを考えて、まったくやらない人もいます。



でも、どうしてもやらないと困るという人もいます。


その中干し、やるにしても、
ちょっとだけ時期を考えよう、というお話でした。


田んぼにはおたまじゃくしがたくさんいます。
そのおたまじゃくしがカエルになるまで、ちょっとだけ時期を待ってください、と
その農家さんは訴えていました。

そうでないと、多くのおたまじゃくしが、乾いて死んでいくことになります。

カエルは田んぼのバリア。
それをみすみす死なせてしまうのは、実はもったいないこと。

田んぼの様子を見て、ちょっとだけ
時期を遅くして、おたまじゃくしが無事に大人になるのを見届けてあげたら
そのカエルたちは、その後、せっせと田んぼの害虫退治をしてくれます。

お米の敵?カメムシもどんどん食べてくれます。


そしてそのカエルたちが休んだり、隠れたりできるように
畦には除草剤を使わない、
また、畦の草を一度に丸坊主に刈り取らず
少し残してあげてください。

そう付け加えていました。

なんてやさしいまなざしで田んぼや生きものたちを見ているんだろ~~。。と
なんだか話を聞いているだけで癒されました。

シンポジウム開催するよ~




東京ビッグサイトで
10日(木)~12日(土)まで開催されるエコプロダクツ2009。
年々盛んになっていますね。


12月10日(木)に、「自然あふれる元気なふるさとシンポジウム」を開催しますよ~。


くわしい日程・内容はコチラ→
自然あふれる元気なふるさとシンポジウム


まず、1Hz研究会特別研究員のすぎやま農場さんから、
命あふれる田んぼの公演をいただきます。

いつも生きものたちへの愛情いっぱいの杉山さん。
生きものたちの手を借りて農業を実践しておられます。
そのお話を伺うと、いつも、
私たちの命が地球全体に繋がっていることを感じさせられるんです。

すぎやま農場さんのホームページ→
すぎやま農場


そして、今回、全国の環境王国に認定された自治体から
パネリストにご参加いただき、パネルディスカッションを行います。


時代はエコへ向かっていますが、その原点になるものはなんでしょう。
それは、私たちひとりひとりが暮らす環境。
私たちひとりひとりの価値観。

そういったものをもう一度見直すきっかけになり、
地域まるごとみんなで元気になっていけたら。。
そんな思いのつまったシンポジウムです。

受講は無料です!



環境王国市場も気になります。。。。


エコプロ準備中

えこぴょん


(C)エコプロダクツ2009

エコプロダクツ2009が今年も開催されますね!

1Hz研究会では、未来農業研究会の一員であるNPOオーガニックライフに協力して、お米を出す予定です。

このお米は、全国の農家さんが
環境に配慮しながら、おいしい米づくりを目指してできたもの。

今年は天候不順で、稲の生育も大きな影響を受けました。
それにも負けずに収穫できたお米たち。

12月に会場で皆さんの前にお目見えします。


そして、ここ数年、
環境のバランスがよくなった田んぼでとれたお米が
食味鑑定などでも評価されるようになってきました。

つまり、おいしいお米だと認められてきたのです。


農業も、薬や化学肥料をたくさんつかって
病害虫を押さえ込みながら量だけを確保しようとする動きと
(野菜工場などもこちらの流れでしょうか。。。無菌で育てられる清潔な野菜。。)

それはもうやめて、自然のバランスの中から
よい食べ物をとりたいという動きと

大きく分かれていきそうです。

しかし、自然のバランスを回復させるのには時間もかかるので
みんなの体力が必要ですね。

気持ちを維持し続ける体力。
経済的な体力。

そういうことも考えるエコプロです。




大潮

土曜日は中秋の名月で
昨日の日曜日は満月でしたね。

つまり、今、大潮の時期。

月のリズムで農業をすると、効果的なんだそうです。

満月の大潮のときは、虫たちが産卵する時期。
重力の関係で、植物たちも、水分を吸い上げやすくなっていて
肥料や薬の効果も出やすいそうです。

種をまくのもこの大潮。


新月の大潮のときには、苗の移植などに適しているそうで、
実際に、市民農園で野菜作りをしている人が

前回の新月に移植した白菜の苗の
根のつきがすごくよかったといっていました。


種まきも、移植も、収穫も。
また害虫防除も。

大きなリズムが関係あるとしたら
これを利用させてもらわないなんてもったいないですね。


龍の瞳

龍の瞳を食べましたか?

新しい品種のお米です。


お米といえば

コシヒカリ。あきたこまち。ひとめぼれ。ミルキークイーン。
ササニシキ。きらら。はえぬき。どまんなか。つがるロマン。
。。。。。

た~くさんありますね。


しかし、龍の瞳は新しい品種のお米。

日本一おいしい!と評判なんです。


食べてみましたが、びっくりでした。

炊いているときから、ふわ~っと香りがただよいますが
昭和一ケタ生まれの我が家の母いわく、
「昔のお米の香りがする!」


そして、見てびっくりなのは
粒が大きいこと。

食べてびっくりなのは、甘いこと、もちもち感が強いこと
冷めてもおいしいこと。


今年も新米が順調にできているようです。


龍の瞳

元気な作物ってもしかして?

田畑の健全な環境を回復して
食べ物も安全で、パワフルなものを!というのが
昨今の価値観でしょう。

私たちも、そういう食べ物がいいな、と漠然と思っていたりします。



野生的で元気な作物。

それを食べる私たちも、元気。



でも、野生的な作物って、
自分の身を守るための力が強いので、
はたしておいしいのか??という疑問がわきませんか。


昔の作物を知っている人たちは
それがどんなだったか、覚えていますよね。


苦味。えぐみ。あく。
そういうものが強かったんですよね。


それはそれでよいです。


でも、変わったのは私たちのカラダや味覚。


やわらかくて、甘くて、という味覚で
小さいときから育っています。

私たちのカラダにも脳みそにも、そういうのが「おいしい!」と
インプットされてます。

その私たちがいきなり、
ワイルドな作物を口にして、おいしいと思えるでしょうか。。。

そのあたり、元気な作物を育てている農家の方が
「どうなんだろ??」と思うそうです。



なるほど。
なるほど。


人は、6歳までに食べたものを一生食べる、と聞きました。

だから、戦後、アメリカは日本の子供たちにパンを食べさせた。
将来、その子たちが、アメリカの小麦を買ってくれるようになるから。


では、では、
日本の元気な作物を食べて
大きくなった人たちは、
やっぱり日本の作物をおいしいと思うかもしれませんが、
子供にうける味ではないかも知れません。


品種改良などは進んでいますから
元気でおいしい、一挙両得の作物もありでしょうね。

何をおいしいと思うのか。
こういうことも、環境とセットで考えて、感じてみるとよいかも知れません。


元気な作物に育てる
月のリズムを応用しよう。


ゆったりリズムは共生のリズム
1Hz元気液

環境王国発進~!

環境王国は新しい連携の形。

食べるものが安全であってほしい。。という
わたしたちの基本的な思い。

あたりまえのことなんだけど、これが今ほど重要視されたことは
なかったんじゃないでしょうか。。。

でも、環境って、食べ物って、農業って。。。
とてもとても大きな課題で、
個人個人、がんばっている人たちは増えているけれど
ほんとにちょこっとずつ、ちょこっとずつという歩みです。


それが大事なんだ、ということもわかってきたのですけどね。
丁寧に1本ずつヒットを打ち続けるイチローみたいに。


環境王国は

「そこ住む地域住民の方々が築きあげた優れた自然環境と
農業のバランスが保たれ、安心できる農産物の生産に適した環境の地域です。
この地域を環境王国と認定し、地域の人々と消費者とが共に連携し、
「官」・「民」が一緒になって環境保全に努め、
未来に継ぐことを目的に活動する地域です。
環境王国ロゴマークは厳しい認定条件を満たした町村の農産物や
その加工品にのみ認められる安心・信頼のブランドの証です。 」

よい環境にあること、よい環境を作り上げることで
地域まるごと、みんなが元気になる取り組みなんですね。

個人個人のとりくみから、
もっと大きな規模へ。

みんなで。

環境王国市場も楽しみです。

殺さないで

タミフル耐性の新型インフルエンザウイルスが出た、というニュース。

おそろしや。。と思うか、
まあ、当然でしょ。。と思うか。



このニュースを聞いて、最近、ある農家さんから聞いたことを思い出しました。


遺伝子組み換え作物を作っても、新しい農薬を開発しても
田畑が豊かになっていない。
それどころか、作物に病気や害虫の被害がかえって増えて
土がやせて、砂漠になっていく。

除草剤などもすぐ効かなくなる。

なぜ~???(涙)

田んぼでは、ウンカやカメムシが害虫です。
でも、その虫たちが集まるのは、実は決まった場所。

人が必要以上に、未熟な堆肥や化学的な肥料を入れたところ。
植物が硝酸や亜硝酸過多になっているところ。

害虫と呼ばれる虫たちが、そんな植物をせっせと食べて
結果として死んでいく。。


この虫たちは、何をしているんでしょう。

きちんとしたメカニズムが分かったわけではないようですが
どうも、この農家さんの経験からすると、
自然界の中でバランスを欠いた作物をせっせと駆除して
人が食べる前に、警鐘を鳴らしているとしか思えない!!!というのです。

事実、化学肥料や農薬などを減らす努力をした結果、
この農家さんでは、害虫被害はほとんどなくなったそうです。
もちろん、最初は、土や作物のバランスが取れないので、ひどいことになるそうです。

でもバランスが回復してくると、明らかに虫たちの様相は変わるというのです。


「殺さないで!」というナウシカの声が聞こえてきそうな。。。


ウイルスのことを私たちはほとんど何も知りませんが
もしかして、こういうことに関係あるかもしれません。

とすると、タミフルは恐ろしい薬であるわけです。
すぐに自然界という大きな存在には克服されてしまうわけです。。。

なんて思ってしまいました。