F1

ふだん、私たちが八百屋さんで買ってくる野菜。
F1というのですね。

それは、一代かぎりで、種をむすぶ力がないか
もしあっても、その種からきちんとしたものに育たないのです。

そういうふうに作られているんですね。

これをどう捕らえるのか、いろいろあると思いますが。。。

農産物を市場に流通させる商品とした場合には、こういうことが必要になります。
農産物は工業製品のように、いつ、どのくらいの量をきちっと収穫、出荷できるのかということに関して、
不安定な要素がどうしてもつきまといますね。

それをなるべく安定したものにして、
いつもきれいな野菜が消費者の手元に届くように
価格も品質も安定したものであることが望まれます。

また、ブランド農産物(魚沼コシヒカリとか)の場合、そのブランドの管理を徹底しなくてはいけない、という問題が出てきます。
そのため、やたらとほかの品種と交雑してしまったり、
勝手に種を育てられたりしたら困るわけです。


そうでなくては経営の計画も立てにくいことになるでしょう。
今の経済の仕組みの中では、これは大事なことです。

しかし、一方、植物をそんなふうにしてしまい、
私たちが食べるということに抵抗を覚える人もいるでしょう。

植物たちは、私たちが管理をやめてしまったとしても
やがて自然の力で育ち、本来の姿になっていき、
健康な野菜としてできあがるかもしれません。

しかし、そこまで持ちこたえられないのは、わたしたちの経済の方でしょう。

今の社会って、そんなふうにして成り立ってるのだな。。と
フクザツなキモチです。

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