サミット始まったね

いよいよ洞爺湖サミットが始まりましたね。

環境サミットだといわれていますが、
もちろんさまざまな議題があります。

でも、みんなが環境に関心を持つきっかけになると思うので、
その意義はとっても大きいと思います。

環境。
あらゆるところで、あらゆる人に
一人の例外もなく関わること。

きょうは夕飯何にしようかな。。ということや
新しい服を買いに行こうということや
今夜のドラマが楽しみ。。ということも
どれもどれも環境に繋がってる。

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なにより、私たちの命の基礎は食べること。
食べ物作り、農業。

その現場で肥料が値上がりしたりして、
大変なことになっています。

肥料の使い方ということも、考え方を変えないといけませんね。

肥料は多くが輸入品。
ここでも外国頼みです。

中国産も多く使われています。

環境環境環境

農業の現場では、それこそアホみたいに
環境・環境・環境といわれています。

そしてみんな、アホみたいに環境にとりくむことが必要ではないかと。

正直であること。安全であること。
みんながほしいのはこういう基本的なことですよね。

農業が環境と調和することは、あたりまえのように感じられますが
それがいままで無視されてきました。それが事実でしょう。

田んぼでは、生き物いっぱいの田んぼにしよう!という取り組みがあちこちで行われています。
田んぼの生き物を大切にするのは、田んぼの環境の目で見える基準になるのと
見てわかるのでウソがつけないということ。

農薬に弱い生き物がたくさん暮らしていれば、それは安全性の証明になります。

環境のよさが安全につながり、信頼性につながるというわけ。

しかも、「生物多様性」といわれるように、ひとつの種類がたくさんいてもダメで、
いろんな種類がいっぱいいることをよいこととします。
地元に昔からいる生き物がいっぱいいることをよいこととします。

よそから生き物を持ち込まなくても、もともといる生き物たちがよいバランスになれば
十分に田んぼを活性化し、おいしいお米づくりができるからです。



元気な田んぼを応援します。

イチゴとテントウムシ

ある有機農業をやっている農家さんのお話で、
またまた感動的なものに出会ってしまいました!

その農家さんは、ハウスでイチゴの栽培をしているそうです。
もちろん、有機栽培。
ハウス周辺の農地も有機栽培。

イチゴにつくアブラムシを退治するのに、テントウムシを使っているそうです。
まわりの草むらからテントウムシを取ってきてハウスに入れ、
アブラムシを食べてもらっているそうです。

ある年、有機農業に関して、法整備などに携わり、
とても多忙になった結果、
テントウムシを取りに行くことができなくて
農作業に手をかけられなくなり、ハウスが惨憺たる有様になったそうです。

やれやれと思いながら、
ハウスのスソを開けました。

すると、周りの草むらから、
テントウムシたちが、ど~っと入ってきたそうです。

待ってましたとばかりに。。。

まるでテントウムシたちは、そこでイチゴの栽培をしていることを知っていて
ハウスが開くのを待っていたように見えたそうです。

そういう自然との関係が出来上がる有機農業。
自然の力をたよりにするのは
意外とできるものかも知れませんね。

環境でお米を選ぶ

食べ物の安全性が揺らぐ中、
環境で選ばれるお米があります。

環境。

一般の私たちが、よい環境で作られたお米というと、
どんな環境を連想するでしょうか。

まず、イメージとして、棚田など、美しい景観の田んぼ。
見て、感動するような景色。
こんな田んぼで採れたお米なら、食べてみたいな、と思うような。

実際に、目でみてわかる環境の尺度というものがあります。

生き物がたくさんいること。
つまり、あぜ道を歩くと、カエルがぴょんと跳ねたり、
イナゴが飛び立ったりするところ。

水の中には、タニシとかミジンコとかゲンゴロウ。
水路には魚たちや沢ガニ。
夕方になるとホタル。

田んぼにはいろいろなトンボが飛んでいて
朝露にクモの巣が光っている。

上流には里山などがあり、水もよい。

心やすまる風景。

きれいな田んぼの風景

田んぼからさらに下流へ

山や森と田んぼは水やミネラルなどで
深いつながりがありますね。

そして田んぼは、たくさんの水を蓄えるので
その水が流れていく先、下流の川や湖や海とも関係があります。

田んぼで農薬が多く使われると、当然、下流に流れ出します。
そのため、代掻きなどの作業が始まる春先には
水質汚染が問題となるほどですが、
意外に知られていません。

川や湖の水は、実は都市部では飲料水に使われています。
もちろん浄化してから使うのですが
そもそもそのおおもとのところに
毒性の強い化学薬品が使われることには
ちょっと疑問を感じる人も多いと思います。

漁師さんたちの中には、海の資源を守るために
山に木を植える活動をしている人たちもいます。

その大きなサイクルの中に、田んぼや畑も入っています。

エコプロ終わって

ビッグサイト


日本最大級の環境イベント、エコプロが終わって、写真などを整理しておりました。

今年、入場者が16万人を超え、ますます環境に対する関心が高まっているようですね。


ふつうの人が環境のことについて知るようになる。
これって、すごいこと、大事なこと。
専門家だけが分かっていればいいという分野ではありませんね。
毎日生活している最大の勢力は、私たち、一般人ですから。


水槽前

田んぼの生き物たちを展示しました。本物です。
本物をよく見て、知ってほしい。田んぼのこと。生き物のこと。


木

いろんな木材も持っていきました。
木の肌の質感の違い、香りの違い。。
実際に触って、興味を示してくれた人は大勢いました。

田んぼや森の環境が、私たちのおいしいごはんと
深いつながりがあるのです。
それで、農業と森林の展示になりました。

関心を持ってもらうこと。
大企業のような広告力はありませんが、
地道ですが、情報を発信することは大事ですね。

イベントという、特殊な空間のノリで分かったつもりになるのではなく
毎日の暮らしに少しでも取り入れていかれたら。
そうでなくては力になりませんから。

情報を持ち帰った皆さん、
もうエコプロが終わってから10日がたとうとしていますが
その情報をどうしていますか?


ダイエットCO2のエコプロ

今年も12月に東京ビッグサイトで開催される環境博のエコプロ。
ダイエットCO2!というキャッチフレーズみたいですよ。

エコプロは来場者15万人におよぶイベント。
1Hz研究会も出展します。

展示ブースは「未来農業・森ゾーン」。

省エネの車や、環境にやさしくリサイクルしやすい素材や、
どちらかというと消費者や工業製品の多い展示のなかで
農業は少数派です。
食べ物の生産プラス、その生産現場がじかに地球環境と関係のある農業は
今、私たちが最も注目するべき分野のひとつですよね。

日本の農業は危機的状況だし。。。

「未来農業・森ゾーン」の展示では、田んぼの話や森の話を
分かりやすく展示。
田んぼの生き物たちも登場してもらう予定です。

それから、平行して、セミナーもやります。
セミナーは3つあって、
実際に農家の人やお米の流通の人、
また、環境の研究にたずさわる人たちから
じかにお話を聞くことができます。

現場の声ってなかなか聞けないので、貴重な機会になるはずですよ~。


お問い合わせは→1Hz研究会:

ハロウィン

10月31日はハロウィン。
万聖節(11月1日)の前夜祭にあたる行事です。

もともとは2000年以上昔のケルト人の宗教的行事だったものが、
キリスト教に取り入れられたようです。

しかし、世界中のお祭り、お祝いを
あれもこれも取り入れるのが好きな日本人ですね。
その背景が何であったかということよりも、
商業的なものに乗せられて、あるいはなんとなく雰囲気だけを気に入って
自分たちのものにしてしまう。。
新しいものが好きな日本人ですね。

さて、
「万聖節」は、 過去に亡くなった人が、この日にはよみがえると考えられています。
キリスト教ではどうやらそういう考え方をしていないのですが
やはり死んだ後も何かあると考えるのは世界共通、とくに
古い形の宗教や伝説が多く残っているところでは
そう信じられていることが多いように思います。

ハロウィンで
この世に戻ってくる魂は悪い霊だと思われていたそうです。
生きている人にいたずらをしたり、
悪運をもたらしたりすると考えられていました。

そういうもののせいにしたくなるあれこれはありますよね。
自然の大きな力を相手にしている農業などでは
特に、自分ではどうしようもないものへの恐れとか尊敬とか
強くなるのではないでしょうか。

悪霊を恐れる必要はないかもしれませんが、
大きな自然を感じる力、センスは
これからの食べ物作りにとっても
大事になっていくと思います。

セイタカアワダチソウ

強い雑草として悪名高い?セイタカアワダチソウ(背高泡立草)。

花粉がアレルギーのもとになるなんて言われた時期もありました。
でも、花粉を風でとばす風媒花ではないことが分かったので
アレルギーの犯人ではないことが分かってきました。よかったね~。

休耕田などにもよく生えているのを見たことがあると思います。

でも、休耕田に?なぜ?
田んぼだったところに?

セイタカアワダチソウというのは、荒地に生える草。。。
なぜ、田んぼだった、つまり肥えたはずの土のところに生えるの?
と、ふと思いました。

新しく造成した土地などで、まだ土が豊かでないところに
前哨部隊のように生える草だと聞きました。

土が肥えてくると、自然と生えなくなってくるのだそうです。

ということは、田んぼだったはずの土地なのに土が肥えてない??

不思議です。

そこで気になったのは、最近の農地の健康状態。

化学肥料。農薬。土壌消毒。。などなど。

肥料はいっぱいやってる。
消毒もして、清潔な土になってる。

でも、もしかして、もしかしてですよ、
微生物たちがいなくなっているんじゃないでしょうか??
(推測です、あくまで)

微生物たちが元気に暮らしていない土は
肥料をたくさんやっても効き目が悪くなっていきます。
植物の根っこと土が共同作業をすることができなくなるからです。

もしそうなっていたら、
セイタカアワダチソウのような、荒地に生える強い草がまず生えて
土をよい状態に戻そうとしているのじゃないか?
そんなふうに思えたんです。

自然のバランス回復の力が働いている証拠かもしれませんね。

雑草はよく育つ!

支えているもの

都会の暮らしがどんなに便利で
クールで、モノが豊富でも
いくらグルメがはやっても、
都会だけでは、それは成り立ちませんよね。

都市の暮らしを支えているもの。

それは、背後にある広大な自然。
農地も山も森も海もすべてです。

たとえば衛星写真などで高空から撮影したものを見ると
実は都市の占める面積は小さいもの。

そのまわりに広がる広大な自然にびっくりしませんか?

そういう背景があるからこそ
都市で快適に暮らしていかれる。そう感じます。
周辺のことにももう少し目を向けて
全体がよくなるようにしていきたいですね。

地球はひとつ!

環境はばらばらに考えることはできませんね。

きょうは名月

中秋の名月。
過去の統計によると、きれいに見える確立は3割くらいなのだそうです。
ちょうど秋雨の時期にあたるのでね~。

しかし、月の美しさを愛でる、というこの感性!
ロハスですね~。

昔は、夜も暗く、月の明るさはとても印象的だったことでしょう。
今はやたらと夜でも明るいし、高いビル群に邪魔されて
月もろくろく見えない都会。
こういう美しさを感じる機会をなくしていますね。

ただ見る。ただ感じる。
そういう時間を持つことも、ロハスや環境のことに繋がると思います。
こういう余裕こそが、いろいろなことに気づく感性を養うのだと思います。

曇って月が見えないときは、中秋無月
雨のときは、中秋雨月と言ったとか。。。
な~んて素晴らしい感性でしょうね。

そして月は
明日が十六夜(いざよい)
あさってが立待月
そして居待月
寝待月。。。と続いていきます。

今夜は見えるかな。

エコは心

ハートにカエル

エコとかロハスとか、
環境のことを考えるとき、どういう気持ちが働いているのか、というと
もちろん、私たちがこれから
健康に生きていかれるように、とのことなんだけど

やっぱり思いやりが基本にあると思いますね。

一緒に地球に暮らしているものたちへの想い。
それがあってこそのエコだと思います。

その想いをこめて、こんな絵を描きました。


サケが帰る

猛暑も一段落して、ちょっと涼しい東京です。

もう秋めいてきましたね。

秋になると、川にはサケなどのマスの仲間などが帰ってきて
風物詩になったりしてます。

以前は、川の工事で、魚たちが川の上流に帰れなくなったことも多かったのですが、最近では少し改善されて、水質もよくなってきているし
魚道が作られたりして、魚たちが上流に帰れるようになってきています。

まったく、人が無知なばっかりに魚の道を塞いでしまったのですが
そのことが環境にとっては循環の輪を絶たれたことになってもいたんです。

意外と大きなことだった!と今頃気がつく私たちですが
気づかないよりはよっぽどいいですね。

サケなどの魚は、川の上流で生まれ、
海へ下って、また産卵のために川を上ってきます。

その自然の流れを切ってはいけない!
なぜならば
海で育った魚たちが大挙して川の上流に押しかけ
そこで命を落としていきます。

死んだ体は他の動物のえさにもなったりしますが
分解され、海でたくわえた栄養分、ミネラルなどが川に溶け出していきます。

海のミネラルが陸に帰る、大きな循環がここにあるからです。

そこでミネラルを豊かに含んだ水、それがしみこんだ土が
流域の自然を豊かにするんです。

それがまた海へ下り、河口周辺の、貝などの生き物たちをささえます。

流れたミネラルがまた
魚たちによって山の方まで運ばれていく。。。
魚たちは自分の体をもって、運んでいるんですね。

水はきれいになってきている

お米を作ろうと思ったら、誰も田んぼに汚染された水を入れたいとは思いませんね。

しかし、田んぼに入れる水は、その地域の水系の水に頼るのですから
川や湖、地下水など、
地域の水の質が気になります。

水の汚染が深刻だったことは、皆さん覚えておいででしょう。

しかし、洗剤の泡だらけ、ヘドロだらけ、悪臭ぷんぷんだった川や湖が
だいぶきれいになって、魚が戻ってきた、という話も聞かれるようになりました。

国土交通省の調査では、全国の河川の水質は全体としてよくなっているようです。

水質上位は北海道に集まっています。
やはり大都市周辺の河川は汚染がまだひどいです。

それでもよくなってきている背景には、
さまざまな取り組みがあります。

田んぼも実は、水質の汚染源になってきました。
農薬が周辺に流れ出すからです。

田んぼでおいしくて安心なお米をつくりたいけど
田んぼに入る水だけでなく、出ていく水もよくない。。。これは嬉しくないですね。

田んぼの土も水もきれいにしたい。
川も湖もきれいにしたい。

これからも継続した取り組みが必要です。

ちなみに、有機農業の水田では、
土の中に多くの微生物たちが暮らしているので、
水の浄化能力はかなり高いそうです。

回帰じゃない

農薬をやめよう、とか
化学肥料をやめて、堆肥にしよう、とか、
そういう話になると、
昔の農法がよかったのか??という話になりますね。

近代の技術は、農作物の質や量を効率よく確保することに成功したように見えます。

しかし、これ以上、持続可能なんだろうか??と問うとき、疑問がわいてきます。

昔に返るのではありません。

一度、土や作物の力を壊して分かったことがたくさんあるからです。

昔に返る、回帰するのではなく、
よりよい未来へ向かおうとする流れが、
農薬や化学肥料を少なくしようということなんです。

やっと私たちは
生き物たちが暮らす環境なくして
私たちの健康な未来などありえないと分かるところまできたのですね。

多様な生き物たちを大事にしよう、というのです。
しかし、多様な生き物たちを相手にするとき、
人にとって都合の悪いとしか思えないもの、気持ち悪いもの
そういうものもたくさんいます。

本当に都合が悪いのかどうか、それは分からないのですが。。。

そういうものたちとも共存しようとするには
昔に返っていたのでは無理です。
これまで経験した、様々な環境に関することを踏まえ
これからの知恵として育んでいかなくては。

田んぼにドジョウを戻そう!