こーかんせい。。って??

肥料の値段、がんがん上昇で、農業が困る!!

だけど、日本の土はすでに肥料過剰。。
じゃあ、肥料やめれば??って言ってもそうはいかない。

やっぱりやらなくちゃいけない肥料もあるんです。

問題は、どれをやらなくちゃいけなくて、
どれをやらなくてもいいのか、よく分からなかったこと。

そこで最近注目されているのが土をちゃんと見よう!ということで
土壌診断。

しかし、診断しても、その結果をちゃんと理解できるか、
理解して、肥料をどう施すのか、決められるか
などなど、勉強しなくちゃいけないことがいっぱい。。。

きょうは、「交換性塩基」ってなに??というところから
調べていました。

交換性カルシウム、交換性カリ、。。。
ふつーのカルシウムとどう違うの~~???


こういうもんだとやっと分かりました。。↓

まず、土壌コロイドを知らなくちゃ。

土壌コロイドとは、土のいちばんちーさい粒子のこと。
1nmから 1μmの大きさのちーさな粒粒が
ちりばめられている状態です。

土壌コロイドの場合、2μm以下の粘土全体を含めることもアリ。

無機質と有機質のものがある。
無機質のものは粘土鉱物で、酸性(ケイ酸)と塩基性(鉄やアルミニウムなど)の2種。
有機質のものは腐植(有機物)。

土壌コロイドは全部が同じ粒でできているのでなくて、
粘土鉱物、腐植なんかが混ざったりくっついたりしてできてる。。

通常はマイナス電荷になっていることが多いので、
粒子の表面にプラスの電荷をを持っている塩基が吸い付いています。
塩基が不足するとその代わりに水素イオンがくっつきます。

通常、マイナス電荷が優勢なため、
土壌コロイドはCa2+,Mg2+,K+,H+などの陽イオンがくっついてますが
他の陽イオンとすぐに交換されて、つまり、入れ替わってしまいます。
このような陽イオン(H+を除く)を交換性塩基または置換性塩基という。。。。

のだそうです!!!!(汗)



田んぼの土

刈り入れを終えた田んぼの土、
すでに乾いて、掘り返してあったりしませんか?

掘り返したばかりの田んぼの土を見ると、淡く青みのあるグレーであることが多いですね。
田んぼに水が入って、空気を遮断されると、土の中は酸素が少ない状態になります。

これは鉄分の色。

さて、掘り返して空気にあたっていると、
土の色が赤みをおびてくることがあります。

これも鉄分の色。

鉄が空気(酸素)に触れるか触れないかでこんな色の変化が出るのですね。

実は、田んぼに水が入って、稲が生長していくときには、
このグレーの土と赤い土が両方できます。

土の表面はまだ酸素が多いのですが、
深いところでは少なくなります。これで色が違う層ができるのです。

このことで、種類の違う微生物たちが
様々に活躍し、稲に必要な栄養が準備されているのです。

田んぼのメカニズムはまだ分かっていないことも多いですが
かなりデリケートで複雑な仕組みが働いているんです。

雑草のすごさ

まあ~、草ばっかりはよく育つ!

今年、借りた田んぼでは、なるべく余計なことはせずにイネを育てようとしたのですが、除草剤も入れていないので、雑草ばかりがぐんぐんと元気に育ち、
結局イネが負け。。

農業をなりわいとすることは並大抵ではありませんよ。。

しかし、どうして雑草ばっかり元気なんだ!と怒りにも似た気持ちになってみると
雑草のことがちょっと分かってきたように思います。

有機でイネつくりをしている農家さんの体験では、
まず農薬や除草剤をやめると、その田んぼには、気絶しそうになるほど草が生えるんだそうです。

でも、土がバランスを取り戻してくると、そこまでひどいことはなくなる。。と。

雑草だ、害虫だ、と私たちが騒いでいるものも、
きちんと健康な田んぼを育てると、思ったほどひどい問題ではなくなると。

しかし、勇気がいる。。勇気農業。。なんて。


雑草、あなどれないヤツ!

おなかをキレイに!

健康のためには、おなかをキレイにしよう!ってよく聞きますよね。

腸がきれいだと、体もきれい。
肌もきれいになるし、元気になる。

それから、体はかなりの部分が水でできているので
飲み水も大事、最近は各種ミネラルウオーターも売られていて
飲み水に気をつけている人も大勢いますね。


腸がキレイであること。
よい水を飲むこと。

健康を考える上では、大事な考え方になってきました。

食べ物づくりの場面でも、似たことが分かってきました。

腸がキレイってことは、体にとって
腸内細菌のバランスがよく、いい働きをしていること。
これ、作物にとっての土に似ています。

土がキレイだとよい作物が育つ。
キレイな土とは、微生物たちがバランスよく
よい働きをしてくれる土。

(でもホントは今、腐敗土壌とよばれる、よくない土が多いそうです)
(人の体内でも、腸が汚れている人が多いそうです)

そして、よい水はどちらにも大事。

よい食べ物づくりのために考えていて見えてくるのは
私たちの体の中で起こっている、健康のために有効なしくみとの共通点です。

水・土をきれいにしよう:
健康を考えよう

田んぼが腐る?

食べ物を作るのは命をささえるものを作ること。

農薬や化学肥料を減らして環境にも人にも優しい作物を作ろうとする農家さんが増えていますね。

それまで使ってきた薬を一切やめて、草取りの労働を覚悟して
肥料もワラなどの自然のものにして。。。

しかし、それまで薬を使ってきた田んぼで急に薬をやめて
ワラなどの有機質肥料を入れると、たいへんなことが起きることがあります。

田んぼが腐るといってもいい現象。。。

まだ土の中に豊かな微生物層ができてないと、有機質の肥料が分解しきれません。
結果として有毒ガスがでて、田んぼがどぶのようになってしまいます。

しかし、ここが勝負。
微生物が増えてくるとそれは解消していきます。

微生物の種類が増え、数が増え、バランスがよくなると
肥料の分解も吸収もよくなって
効率がよくなるから、驚きます。

まるで人の腸の中と同じ。

私たちの健康を考えるとき、腸の中の健康が大事だと分かってきました。
そこは微生物たちがたくさんすんでいるところ。

田んぼも畑も土の中には微生物。
なんか、急に親しみを感じてしまったりして。。。

微生物と作物

土は生きている!!

安心で安全な
おいしい食べ物がほしいと
私たちは単純に望みますね。

口にはいるものなんだから、気になります。

さて、
よい作物を育てるには
作物(植物)のことをよく知ることは大事です。

そして土台になる土のことも。

土とはなんでしょう?

土は生き物です!

たんなる「どろんこ」ではなくて
土の中には、様々なモノが住んでいて
お互いが密接に繋がりつつ
水やミネラルの橋渡しをしたりして
息づいています。

そこで大切な役割を果たすのが
微生物。

小さな小さな生き物たちです。
これなくして、
豊かな土はありえません。

でも、化学肥料をたくさん使いすぎると
微生物が育たないので
土がやせていくんです。

土には嬉しくないんですね。

よく見ると
足元には
実はすごい世界が広がっているんです。

おいしいご飯も土から!