野菜が腐りやすい

せっかく農薬や化学肥料を減らして
一生懸命つくった野菜が、あまり保存がきかなくてすぐ傷んでしまう、という話をききました。

逆にじゃがいもやたまねぎが
お正月を越してもぜんぜん平気、という話も聞きました。

野菜が日持ちするって、どういうことでしょう。

まず、農業50年、優れた作物を作っている農家さんに伺いました。

作物は収穫された後でも生きています。
生きているということは、当然、呼吸をしています。

しかし、すでに畑からは、土からは切り離されているので
呼吸をしてもエネルギーを消費するだけになっていきます。

蓄えたエネルギーが尽きると、腐っていくんです。

育てるときに、土や作物のことをよく分かって
しっかりと栄養、エネルギーを蓄えた作物は長持ちします。

たくわえがうまくできなかったものは、すぐ腐ります。
育て方を考えなくてはいけません。

(もちろん、余計なエネルギーを消費させるような保存方法ではいけません。)

農薬や化学肥料を使わないということがよい作物のように思われているようですが、それだけでは、きちんとした作物を収穫することはできません。

土とのバランス。
植物のそのときどきの状態。
そうしたものをよく把握しておくことが大事なんですね。
それを見極める目を人が持たないといけないんですね。