田んぼの土

刈り入れを終えた田んぼの土、
すでに乾いて、掘り返してあったりしませんか?

掘り返したばかりの田んぼの土を見ると、淡く青みのあるグレーであることが多いですね。
田んぼに水が入って、空気を遮断されると、土の中は酸素が少ない状態になります。

これは鉄分の色。

さて、掘り返して空気にあたっていると、
土の色が赤みをおびてくることがあります。

これも鉄分の色。

鉄が空気(酸素)に触れるか触れないかでこんな色の変化が出るのですね。

実は、田んぼに水が入って、稲が生長していくときには、
このグレーの土と赤い土が両方できます。

土の表面はまだ酸素が多いのですが、
深いところでは少なくなります。これで色が違う層ができるのです。

このことで、種類の違う微生物たちが
様々に活躍し、稲に必要な栄養が準備されているのです。

田んぼのメカニズムはまだ分かっていないことも多いですが
かなりデリケートで複雑な仕組みが働いているんです。