2007年10月23日
食べ物づくりの危機
環境が大事だ! 経済が大事だ! どちらか、ではなく、どちらも大事ですよね。 いかに安全でおいしい食べ物をつくるか、 環境に負担のかからない方法で、持続的に栽培していかれるか、 それが問題であっても、 いまの社会の仕組みや、人の持っている意識の枠組みや いろいろなものが重なっていて 理想だけではよい農業は広まりません。 いくらよいものであっても、現実として成り立つためには 経済というものは切り離して考えることができないですから。 お金。 お金の亡者になれとは言いませんが、お金は大事な要素です。 価格が安定することとか、 産物を扱う会社の経営がきちんとなりたっていくこととか 社会的には大事なことです。 では、人の社会と自然のバランスは 両立できない、対極のものなんでしょうか。 一見、そんなふうに見えますが、そうではないと思います。 いま、ようやく、環境だ、経済だ、という議論が始まったところ。 議論ができるステージにまできたというところ。 これからです。 流通側からは、コスト、効率、などのポイント重視の見方。 国際情勢がなんだか不安であっても、 日本で農業なんかするよりは、輸入して 消費者の選択肢を広くたもち、 より安く、均等な品質で供給することの大切さ、必要性が強調されます。 大事なことです。 しかし、このまま持続できるのか? そこがいま不安になってきているのも事実です。 生産者側からは、もちろん、コストや効率を重視、 消費者のニーズにこたえることの大切さも大事とする見解もありますが さらにその先、これから持続していくには、ということや 未来の世代に渡す国土そのもの、という視点も強調されます。 食べ物は単なる物理的な栄養分ではない、ということですね。 人は健康な体を維持するのに栄養分が必要です。 しかしそれだけでできているのではありません。 もっと自分たちのことを 自分たちの社会と地球のかかわりのことを 知っていくのがこれからのステップになるでしょう。
- posted by 1hz07 |
- 10:38 |
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