田んぼからさらに下流へ

山や森と田んぼは水やミネラルなどで
深いつながりがありますね。

そして田んぼは、たくさんの水を蓄えるので
その水が流れていく先、下流の川や湖や海とも関係があります。

田んぼで農薬が多く使われると、当然、下流に流れ出します。
そのため、代掻きなどの作業が始まる春先には
水質汚染が問題となるほどですが、
意外に知られていません。

川や湖の水は、実は都市部では飲料水に使われています。
もちろん浄化してから使うのですが
そもそもそのおおもとのところに
毒性の強い化学薬品が使われることには
ちょっと疑問を感じる人も多いと思います。

漁師さんたちの中には、海の資源を守るために
山に木を植える活動をしている人たちもいます。

その大きなサイクルの中に、田んぼや畑も入っています。

田んぼと森

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エコプロ2007で、1Hz研究会の出展したブースは、「未来農業・森林ゾーン」の一角です。
田んぼと森のおいしい関係について展示するコーナーです。

森の力は、今、CO2削減などの植物の持つ力を活かしたいこともあり、
注目されているのですが、
残念なことに、日本の森の状態はひどいものです。
でも、森のことや木のことを知ることから始めるのもよい取り組みです。
木に触って、香りを嗅いで、森に思いをはせてみましょう。

それから、森につづく田んぼ。未来農業。

田んぼパネル

未来農業なんて言うと、ハイテクばりばりで、工場のような野菜の生産現場を想像される方もあるようですが、
未来農業は実は、すっごいローテク。
自然の力を活かし、自然と共生するというのが根底にあります。

そのためには、まず、田んぼのメカニズムを知る必要がありますね。

それも、いきなり「メカニズム」なんていう切り口よりは、
私たちが毎日食べるごはんから、
つながりをもって感じてほしいと思いました。

それでお米と田んぼのお話。。
そこで、こんな絵を考えました。。。

ごはん

ごはんはお米。お米は稲。
田んぼでできるので、田んぼの環境が大事ということは分かります。
生き物がいっぱい暮らしている田んぼ。

そして、その田んぼに必要な、大量の水は
上流からきます。

そこには、山や森。
豊かな森から流れる水には、山のミネラルなどがたくさん。
その水をもらって育つ稲ですから、
山や森がどうなっているのか、気になります。


つながりをもって知ることが、これからは大切ではないでしょうか。


エコプロ終わって

ビッグサイト


日本最大級の環境イベント、エコプロが終わって、写真などを整理しておりました。

今年、入場者が16万人を超え、ますます環境に対する関心が高まっているようですね。


ふつうの人が環境のことについて知るようになる。
これって、すごいこと、大事なこと。
専門家だけが分かっていればいいという分野ではありませんね。
毎日生活している最大の勢力は、私たち、一般人ですから。


水槽前

田んぼの生き物たちを展示しました。本物です。
本物をよく見て、知ってほしい。田んぼのこと。生き物のこと。


木

いろんな木材も持っていきました。
木の肌の質感の違い、香りの違い。。
実際に触って、興味を示してくれた人は大勢いました。

田んぼや森の環境が、私たちのおいしいごはんと
深いつながりがあるのです。
それで、農業と森林の展示になりました。

関心を持ってもらうこと。
大企業のような広告力はありませんが、
地道ですが、情報を発信することは大事ですね。

イベントという、特殊な空間のノリで分かったつもりになるのではなく
毎日の暮らしに少しでも取り入れていかれたら。
そうでなくては力になりませんから。

情報を持ち帰った皆さん、
もうエコプロが終わってから10日がたとうとしていますが
その情報をどうしていますか?


田んぼは禁煙!

田んぼを禁煙にする!という農家さんがありました。

講習会などで田んぼに集まってくる人たちの中に
喫煙者がいて、火のついたままのたばこを
水路に投げ捨てていたそうです。

生き物たちを大事にしよう、それが人にとっても
安心できる、安全性の高いことの指標だから、として
生物多様性を進める動きが広まっています。

なるべく化学肥料や農薬を減らそうとする動きも広まっています。

そういうことを言う人であっても、自分の嗜好に関しては
「寛大」な人が多いようです。。

見かねた農家さんが「禁煙!」を叫び始めました。

田んぼは、食べ物を作っているところ。
生き物たちがたくさん暮らしているところ。

たばこだけでなく、空き缶やペットボトル、
家庭ごみのビニール袋などが
投げ込んである、道路沿いの田んぼもありますね。
とても、とても残念です。

自分たちの口に入るものを作っている場だという
自分たちに繋がるものだという感覚が
肌に感じられないのでしょう。

よく見て、考えるセンスがますます問われる時代になります。