2008年05月26日
微生物とハイテク
レアメタルと微生物に関して聞きました。 どんな関係が??? レアメタルはハイテクには欠かせない。 いま、中国などで需要が増えていて、ますますレアに。 でもね、じつは、日本にはたくさんのレアメタルが埋蔵されているんですよ~。 廃棄物の中にね。 「都市鉱山」なんて呼ばれているとか。 ここからレアメタルを回収できれば、日本は資源大国になるのも夢じゃない? たとえば、普通の鉱石から金を取ると、1トンあたり10gほど。 都市鉱山からだとその30倍もの金がとれるそうです。 一度、製品として使ったものですからね。でも、ちゃんと分けて取り出さないといけない。 なんと、その抽出に微生物を使おうという研究が進んでいるというのでびっくり。 濃度の薄いレアメタルを安価に取り出すことができないかということです。 どこの川にでもいるある微生物(カビの一種)は マンガンを付着し酸化させることがわかりました。 そしてこの微生物が作った酸化マンガンは ニッケル、コバルト、タングステン、バナジウムなどの レアメタルを吸着することがわかりました。 どうやらこの微生物が作った酸化マンガンは穴ぼこだらけ。 そこにレアメタルが吸着しやすいということのようです。 この微生物を使えば、濃度の薄いレアメタルを回収するのに 応用できるかもしれないと研究が続けられています。 またホヤの仲間にバナジウムというレアメタルを 身体に取り込む生物がいることがわかりました。 その名もバナジウムホヤ。。。。 バナジウムを溜め込む特別な細胞が血液の中にあるとか。 細胞に取り込まれたバナジウムの濃度はなんと海水の1000万倍。 バナジウム結合タンパク質という、 バナジウムをつかまえるタンパク質の手をいっぱいつけた細胞を作っているのです。 レアメタルをより有効なもの加工してくれる微生物も見つかりました。 パラジウムを体内に取り込む能力を持っているのはシネワラ・アルゲと呼ばれる細菌。 パラジウムは排気ガスを綺麗にする触媒として 自動車などのマフラーに使われています。 でも、触媒にするには、ナノメートルレベルの 非常に非常に細かい粒子にしなければなりません。 細菌が取り込んだパラジウムは非常に細かい粒子として体内に取り込まれています。 そのサイズは10ナノメートル。 この大きさなら、触媒として使える・・。 実際に、立派に触媒としての機能を果たすことが確認されました。 レアメタルを集めるだけでなく、集めたレアメタルをナノサイズの粒子に加工してくれる! 常温でナノサイズの粒子が作れるのなら、 省エネで化学薬品を使わない環境にやさしい方法で 排気ガスをキレイにする触媒が作れるというわけです。 この細菌の機能は窒素酸化物の除去にも使える可能性があるといいます。 こう考えると、環境の中で、いろいろな場面で まだ人の知らないところで、微生物たちは活躍しているに違いありません。 おいしいお米も田んぼの微生物たちの力が関係ありそうです。 なぜならば、微生物がたくさんいる田んぼには もっと大きなサイズの生きものたちもたくさんいて 稲がイキイキしているから。 栄養いっぱいの元気な農作物は微生物と密接な関係にあることは 最近分かってきたことで、農業に微生物の力をもっと借りようとするのが 有機農業だったりするわけですが、 農業だけでなく、工業でも活躍が注目されているのです。 すごい可能性ですね。
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2008年05月21日
まめまめしく
作物を育てるのに、肥料をいろいろやるのですが、 肥料の基本的な成分は、チッソ、リン酸、カリなどですね。 でも、化学的に合成するとなると、どれも工場で製造し、 エネルギーを消費しながら作ることになるため、 実は環境にも負担なのですね。 肥料生産のために年間約7億バレルの石油(石油換算量)が使われる計算になるそうです。 これはわが国の原油輸入総量の約45%にもなるんです。 温暖化対策で化石燃料の使用削減が求められているところ、考えたいですね。 肥料は自然に作ってもらうというのはどうでしょう?? 昔から行われてきた方法がいくつもありますが、 そのメカニズムが分かってきたのは最近のことです。 まず、チッソ肥料は豆に作ってもらう、というのがあります。 まめはまめまめしく植物に必要なチッソを供給できるんです。。。 多くのマメ科植物は根にこぶのような根粒を作ります。 その中には根粒菌というバクテリアが共生しています。 植物は根粒菌に葉で光合成した栄養分や生活の場を提供し、 菌は大気中のチッソを植物にとって使いやすい硝酸塩などにして返しています。 自然にチッソを肥料のようにして渡しているんです。 自分でチッソの供給ができるマメ科の植物は、このため、 やせている土地、チッソ不足で他の植物が生えられない土地でも育ちます。 田植え前の田んぼにレンゲが一面に咲いている風景を 昔はよく見ませんでしたか? レンゲはマメ科の植物。このレンゲを田植え前に土にすき込んで肥料としたのですね。 化学肥料がなかった時代に、豆の根粒菌の働きを借りて イネに窒素を供給するための知恵でした。 うまく微生物とおつきあいしていたわけです。
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2008年05月20日
微生物
生産者・消費者・分解者 自然界の役割のことです。 自分で栄養を作っている植物たちは生産者。 食べる動物は消費者。 植物や動物が使い、要らなくなったものをもとに戻す微生物が分解者。 植物はこの分解されたものを栄養にしてまた使いますね。 植物の生長と土壌微生物とは切っても切れない関係にあるので 土壌微生物が活性化されてこそ、植物はよく生長すると考えられます。 このサイクルがよりよく回るようにして食べ物を作るのが 本来の農業なんでしょう。
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2008年05月19日
緑ちょうちん
赤ちょうちんならぬ、緑ちょうちんが広がってるそうです。 緑ちょうちん。。って何??? 飲食店に下げてもらう提灯なんですが、これは 「ウチは国産の食材を使っているよ!」というアピールなんです。 食。食べ物。食材。農業。 大切なことです。 こうしたことに関心を持ってもらいたい、という主旨だそうです。 この「緑提灯」の運動を思いついたのは、 独立行政法人・農研機構中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)の所長、 丸山清明さん。 丸山所長が設立にかかわった札幌市内のNPO法人が「緑提灯」を商標登録して、 和歌山市内の洋傘店が提灯を作っているそうです。 全国には「緑提灯応援隊」があって 国産の食材を多く使っている店を見つけると、 提灯を掲げることを提案してまわっているのだとか。 運動を知って店の方から申し込んでくる場合もあって徐々に広まっています。 緑提灯の値段は6200円(送料別)。 現在、北海道から沖縄まで80店ほどが下げているとか。 緑提灯を見かけたら、ぜひ入ってみたいですね。 提灯なんて、なんかほのぼのした雰囲気もあって しかも国産の農産物が応援できるなんて、いいアイデアですよね。
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2008年05月13日
田んぼを鑑定しよう!
水田環境鑑定士セミナー受講生募集中であります!
田んぼを鑑定してみよう!
このことで何が分かるかというと、
お米がどんな環境で育っているのか、そのお米が安全なのか、ということ。
今、食糧の問題が急速に大きくなってますね。
でも、わたしたちができることは結局、足元をしっかりすること以外にありません。
それは、国内の田んぼ、農地の環境ということ。
それが私たちの食べ物を供給してくれる場所なのだという基本的なことを
まず認識する必要があるでしょう。
そして、そこがいま、どんな環境になっているのか、
よい環境とはどういうことか、知らなくてはならないでしょう。
田んぼの格付けができて、安全なお米を提供できて
農家と消費者がよい関係になるように。
そんな活動を担うのが水田環境鑑定士です。
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- 09:53 |
- 田んぼ |
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2008年05月12日
やっぱり生きもの
農業では生きものがいっぱい暮らす環境が大事!と言われるようになりました。 命あふれる環境で、多くの命とかかわりながら育った農産物を食べる。 私たちも元気になれそうです。 一方で野菜工場が清潔さと効率をアピールして増えているそうです。 異常気象でも工場の中で管理されていれば被害がなくてすむし 菌などの生きものがいっぱいいる土をなくし、 栄養液で効率よく育った作物はきれい。 さて、これからの農業はどちらにしたいですか? 環境は農業の問題だけでなく、地球のあらゆるところに関わること。 もちろん私たちの命にも。 生きものがたくさんいる環境はこれから21世紀の日本の目標だと 環境省も言い始めました。 日本が地球のモデルとなって、環境と調和した国になるんだ!と。 期待しますね~。
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- 11:37 |
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