2008年04月12日
バイオエタノールは自動車に使うべきでないー中央公論5月号
チベット問題についてチベット側のスポークスマンであるペマ・ギョルポさんの記事が読めるということで買ってそのままスタバで読んだ。問題の所在や経緯そして主張がよくまとまっていた。 目的はその記事だったが最近総合雑誌を買うこともなくなったので他の記事も何気なく眺めていてみつけたのがバイオエタノールの記事。食糧に回るはずの穀物をクルマの燃料として使うことの愚を科学的に解説してある。特にカーボンニュートラルという考え方について投入エネルギー(生産のために使われるエネルギー)と取り出されるエネルギーで見た場合、実は効率がよくないという主張があることを知った。(μという数値であらわされる) それによるとアメリカのトウモロコシを使ったバイオエタノールはμが1に近く場合によっては1より小さい、すなわちCO2削減にはならないというのだ。一方ブラジルのサトウキビは7あり確かに削減効果が高い。しかし生産のために森林伐採され畑地への転換がされるとすると森林が固定している分が永久に失われることになる。
カーボンニュートラルとはバイオエタノールはCO2を固定(植物は光合成でCO2を使って燃料となる原料を作るということ)しているので、それを燃料として使ってもCO2を増加させたことにならないという京都議定書の考え方。すでに過去に固定された化石燃料を使った時だけにCO2が排出されたと考えるのだ。それでいくと人間存在そのものが呼吸してCO2を排出している存在なわけで、それはどうなるのといいたいが、どうなのだろう。
なんてちょっといろんなことを考えさせる記事だった。
- posted by blackcoffee |
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