コシヒカリBLって何?

先週の日曜、新潟県村上市に行ってきました。 
そこで農家のみなさんに、ビックリする話を聞いたんです! 

現在、新潟で「コシヒカリ」という銘柄で売られているお米は、 
実はほとんどが「コシヒカリBL」という遺伝子操作の新品種で、 
従来の「本物のコシヒカリ」は「コシヒカリ」を名乗れないという、 
どう考えてもおかしな状況にあるんだそうな。 

どうしてそんなことになったのかというと、 
ちょっと長くなるけど、聞いてくださいな~。 

新潟のコシヒカリは、 
以前から、産地偽装が行われていているという噂でした。 
福島県産のお米も、新潟産として出荷されているという噂を、 
私もきいたことがあります。 

そこで、戸籍のように特定できる品種を開発しちゃったのだそうです。 
しかも、一年ごとにその遺伝子は変更されるのだそうで、 
鑑定すれば、本年度の「新潟コシヒカリ」かどうか判別できるというのです。 

それが新品種「コシヒカリBL」。 
(BLはイモチ病に強いっていう意味だそうです) 

平成17年から、新潟のJAさんが、 
「BL米しかコシヒカリとは認めない」といいだして、 
農家さんは、毎年毎年、本年度のBL米の新作種籾を、 
JAさんから買わなければならなくなったのだそうな。 

「BL米の味は、従来のコシヒカリと同等だというし、 
BL米じゃなくちゃ、コシヒカリを名乗れないなら仕方ないね…」と、 
渋々BL米に転向した農家さんたちは、 
収穫してみてビックリ。 
なんと、残念なことに、 
おいしくないんだそうな(@_@;) 
消費者さんからも不評続出! 

そういえば、私も実は思い出す事件がありました。 
一昨年、茨城の伯母が、 
「魚沼の最高級品」を送ってくれたんです。 
しかも「戴き物の新米なんだけど、 
パサパサで味気なくて、まるで古米なのよ。 
これならうちの田んぼのお米の方が美味しいから、 
ちょっと食べ比べてみて」といって送ってきたのです。 

うちでも、水加減や火加減をいろいろ工夫して炊いてみましたが、 
どうしても美味しく食べることができませんでした。 
伯母のいうとおり、まるで古米…。 
不思議なこともあるものだなあと思ったのですが、 
どうやらあれが噂のBL米。 
このことを母に話すと、 
「なるほどね~~それで納得したわ!」と頷いておりました。 

安全かどうかもわからないお米で、しかも味は今イチ…。 
農家さんも消費者の私たちも、全然うれしくないなあと思いました。 
この仕組みで喜ぶのは誰なのかしらね…。 

今、新潟の農家さんでは、JAの指導に逆らい、 
BL米を離れ、従来のコシヒカリに戻す動きが出てきているそうです♪ 
お会いした農家さんは、 
「BL米は買わないでください! この仕組みは失敗したほうがいい」 
と話しておられました。 

お米を購入する際は、お米屋さんに、 
「BL米じゃない、本物のコシヒカリありますか?」と、 
訊いてみてはどうでしょう。 
がんばって本物のコシヒカリを作り続けている農家さんの応援になるかも♪ 
そして、そのことで、元に戻す農家さんが増えると思います♪

■文中、「遺伝子操作米」と書きましたが、
そうじゃないよーというご指摘を受けました。
訂正です。

正確には、

戻し交配をして遺伝子を取り込んだ、
(つまり雑種)本来のコシヒカリとは違う品種改良米

だそうです。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL

http://www.econakoto.net/eco-yai/tb_ping/29

この記事に対するトラックバック一覧

コメント

この記事に対するコメント一覧
コメントフォーム
名前:
URL:
コメントタイトル:
コメント: