プロセスを知ること

仕事を終えて帰宅すると、母がテレビで「金曜日のスマたちへ」を見ていました。
今日のテーマは高樹沙耶さんのエコハウス。
高樹沙耶さんの生い立ちから、南房総でエコな生活をするにいたるまでを紹介。
エコハウスでの生活の様子も紹介されていました。

すべて自給自足の生活。
水も地下水を汲み上げて、使った水を地下でろ過して戻す。
戻した水は自分の生活用水や畑の水として返ってくるので、水の使いかたもおのずと
意識するようになると高樹さんは言っていました。



話が少し飛びますが。

たびびとさんが先日書かれた「豊かさと便利さ」という記事と、よっひ~さんが書かれた
「今のほうが絶対に良い時代だ」という記事を拝見してから、便利さと豊かさのバランスについて
私なりに考えていました。

それは答えが出るものではなく、ましてやどちらがよいとか悪いとかではなく。
今まで積み重ねてきたものを否定することでもなく、だからといってすべて自動化、
機械化されてしまえばいいというわけでもない。
便利になることそのものが悪いのではなく、プロセスが見えなくなったことによって
肝心なことを見落としてしまっていること。
プロセスを知ることが、便利さと豊かさの共存の糸口になるのではないかと思い至ったのです。


ここで高樹さんの話に戻るわけですが。
自分が使った水が自分に返ってくるという仕組み、自分に戻るまでのプロセスが見えることで、
水との触れ合い方が変わる。
食物を作るプロセスがわかるからありがたさを知り、いっそう大切にする。
そこにいたるまでの苦労や思いがわかるから、食べ残したりすることなく、
必要な分だけいただく。
「ありがとう」、「いただきます」の意味を知る。

自分の手元に届いた食物、水、モノがどれほどの人の手によって、どのようにして届けられたのか。
プロセスを知ることから見出せることはたくさんあります。


「無関心でいられない」

環境問題そのものに対してもそうですが、自分の手元にあるものがどのようにして届いたのか
ということにも無関心でいないこと。
もっと知ること、知ろうとすることによって、便利さの「意味」や、便利さの中にある
豊かさを見出せるようになるのかもしれません。

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