頓珍漢。

 広島県宮島の世界遺産に指定された山の木に、赤ペンキで目印を付けた研究者が居るそうですね。

 「約20年前から海外の熱帯雨林で行っている調査手法をそのまま用いた。認識が甘かった」

 そんなコメントを発していらっしゃいますが、「この方の“認識”というのは、どういう認識なんだろう?」と思うのです。

 「約20年前から、何も考えずに同じ手法を使い続けてしまっていた。環境に関わる研究をしていながら、このような配慮の無い落書きをしてしまっていて、私の基本的な姿勢を問われても仕方がありません。」

 そう謝罪してしかるべきでないのでしょうか。
 
 私には、この方のコメントがこんな風に聞こえるのです。

 「ずっと昔から問題視されずに行なってきた調査だから、ペンキくらい当たり前。今回は、国内で、世界遺産という目に触れる場所で同じことをしてしまったのがマズったね。」

 今、いろいろな不祥事で頭を下げる人が多い世の中ですが、どういうわけか、このようなとんちんかんな謝罪ともなんとも言えない言葉を使われる方もやはり多いようです。

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