頑張れエコライフおじさん

 私が以前住んでいた街でのアルミ缶の引き取り価格、1キロあたり142円なんだそうです。

 こんなこと、どこで聞いたか?分かります?

 街の清掃課?廃品回収業者さん?

 いいえ。正解は公園に住む“家なき人”。
 毎週の“資源ごみ”の日に出されるごみの中から、アルミ缶だけを分別して換金しているので、値段のことをよぉく知っているのでした。

 都会のゴミは、ちょっと分別が適当だったりするのだけれど、そんなおじさんたちにとっては生活が懸かっていますから、しっかり分別して、アルミ缶を見つけ出します。
 そして、そんなおじさんたち、分別後のゴミ置き場が汚いと、煙たがられて自分達の稼ぎ場所がなくなってしまうので、きっちり掃除をして帰るのです。

 “自宅の玄関先3間は自分で掃除”なんて、昔の話。
 資源だろうとなんだろうと、平気でポイ捨てする人が多い昨今、そんな家なき人たちの活動は、たとえ生活のためであろうと頭が下がります。
 というわけで、私は敬意を込めて、そんな家なき人のことを“エコライフおじさん”と呼んでいます。

 頑張れ!エコライフおじさん!