今年の終わり、明日の始まり

今年はエコ的には大ブレイクの年でしたね。

ゴアさんIPCCがノーベル平和賞を
受賞したというのが決定的でした。

気象もいよいよおかしくなりはじめ、
環境が悪化しているとういうのが
多くの人の共通認識になったような気がします。

これまでは環境対策は経済発展の足かせになる
という主張が主流だった経済界でも、
人間活動の土台となる地球環境が危うくなれば
経済そのものが成り行かない、
という考え方が(いまさらながら)堂々と
主張されるようになってきました。

これまで温暖化対策の義務化に猛反対してきた
鉄鋼業界からも、「削減の数値目標があった方がいい」
という声が出るようなったのは驚きでした。

来年は危機の認識が決定的なものになり、
それに対する行動もより大きなものに
なってくるでしょう。

個人的な今年いちばんの重大事は、
享年102歳の祖母の他界です。

みんなに愛され、
そして私を大切にしてくれたおばあちゃん。
死ぬということについて、
改めて深く考える機会となりました。

お葬式のときの往復の新幹線で読んでいたのは、
佐藤伸治さんが亡くなるまでのインタビューを集めた
「フィッシュマンズ全書」という本でした。

そして昨日はアルバム「空中キャンプ」
リリース直後のツアーのDVDを観ました。
そこには今年亡くなった
バイオリンのHONZIさんも映っていました。
フィッシュマンズ絶頂期のライブ映像です。

いのちの輝き、重さ、そして必然としての死。

かつてアップルのCEO、
スティーブ・ジョプズ氏は講演で
こんなことを言っていました。
「死とは、変化のためのチェンジ・エージェントだ」。

そうです。
生物というものに死のメカニズムがなければ、
私たちはまだミトコンドリアのままだったでしょう。
死ぬということは、いのちの必然的な
ひとつの過程でしかありません。

祖母の他界で心にぽっかり穴が
空いたような気がしますが、
その穴を、これから新しいもので埋めていけると思うと、
ちょっと前向きな気持ちになれます。

今年の大晦日はとても寒くなるということですが、
今年一年あったいいことを思い出しながら、
ずっと大切にしたい人のことを考えながら、
あたたかい気持ちで新年をお迎えください。
よいお年を。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL

http://www.econakoto.net/ecogroov/tb_ping/196

この記事に対するトラックバック一覧

コメント

この記事に対するコメント一覧
コメントフォーム
名前:
URL:
コメントタイトル:
コメント: