十分な大きさの水族館なんかない!(カンヌ2007より)

カンヌ受賞の環境広告から。
今日は、数ある動物愛護の広告の中でも
特にインパクトのあったものをご紹介します。

屋外の広告スペースに、
ぐしゃぐしゃにして
無理矢理詰め込まれた
動物のポスター。

●SHARK
20070629-00.JPG
http://www.canneslionslive.com/outdoor/win_4_4_01830.htm

●DOLPHIN
20070629-01.JPG
http://www.canneslionslive.com/outdoor/win_4_4_01832.htm

メッセージは、
「十分な大きさの水族館なんかない。」

狭い空間に動物たちが
閉じ込められているということを、
限られた媒体スペースを用いて
その場にいる人に強く訴える
広告になっています。

媒体の使い方もさることながら、
都会の陸の上に水の生き物がいるという
ギャップもインパクトを高める効果を
もたらしています。

水族館というのが、
動物たちにとって
異常な場所なんだということが
皮膚感覚で頭に入ってきます。


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Re:十分な大きさの水族館なんかない!(カンヌ2007より)
水族館も異常なんですけれども、動物園においても競争相手がいないために生殖機能が退化する動物がいるみたいですね。
この"ポスターを無理やり詰め込む"という手法は、ほんとにインパクトのある発想だと思います。こんな発想が生まれる頭になりたいです。
Re:十分な大きさの水族館なんかない!(カンヌ2007より)
managerさん、おはようございます。
水族館も、動物園も、
動物にとっては強制収容所みたいな
ものなんですよね。

世界の広告を見ていると、本当に
メッセージを伝えるためにあらゆる
手段を駆使していて、いい刺激になります。
答えがない、というのが難しいところでもあり、
面白いところでもあります。
Re:十分な大きさの水族館なんかない!(カンヌ2007より)
環境広告の紹介有難うございます!
今年のカンヌは環境を取り上げたものが多い気がしますが、どうなのでしょう?自分が関心を強く持ち始めたせいなのか・・?

色々と難しい話をされるよりも、ビジュアルとシンプルなメッセージはぐさりと心にささります。何とも言い様のない気持ちにもなります。

こんな広告が作れるなんて、本当に素敵です。
(権利関係等よく分からないけど)日本でも流れるといいのに・・・
Re:十分な大きさの水族館なんかない!(カンヌ2007より)
tokeさん、おはようございます。
いつも見ていただいてどうもありがとうございます。

社会的な広告の受賞数はほぼ例年どおりだと思います。
ただ今年は、アウトドア部門でグランプリを
とったということが時代を表していると思います。

海外のものをそのまま日本で、
という可能性については、
まずCMについては長さの違いがネックになります。
海外のCMは30秒以上が基本ですが、
日本は15秒が中心です(だからウルサい)。

そしてグラフィックについては、
フォーマットの違いがあると思います。
海外のグラフィックは、ワンビジュアル、
ワンメッセージのシンプルな表現が多いですが、
日本は情報を詰め込むものが多いので、
発信する側がシンプルな表現を
不安がる傾向があります。

いずれにせよ日本の広告は、
消費者に「考えさせない」ように
ただインパクトを高めたり、
情報を詰め込んだりするような物が
多いように思います。
バナナの叩き売り型というか…。

どちらが効率的なのかは
分かりませんが、伝える内容によって、
伝え方も工夫していきたいものですね。


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