2008年03月26日
のんびり京都(3)里山市民園のすゝめ
エコに関して、 私の情報収集はどんどん マニアックになっていっていますが、 自称「ロハス」なウチの母も負けてはいません。 特に食べ物や農業についての情報には うならされるものがあります。
ネットが使えない母の情報は、 実際に田舎ぐらしをしている人から 直接得られた情報や、 自然食レストランなどで出会った人から 得られた生っぽいものがほとんど。 家には世捨て人のように暮らしている人からの アヴァンガギャルドな手紙や、 手描きの冊子が転がっています。 (どれも字がヤバい!紙もヤバい! ひらがなばっかりとか、ガリ版刷りとか…。) そんななか、珍しくデザインが洗練されている パンフレットを見つけたので、 手にとって読んでみました。 それは、 「地球デザインスクール」というNPOが作った 「提案書:里山市民園のすゝめ」 というパンフレットです。 表紙には 「市民農園のようでそうでない。 いちからつくるから面白い。」 と書かれています。面白そうですよね。 里山市民農園は、 市民農園のように 画一的で小さな区画に区切るのではなく、 里山をまるごとみんなの農園にしていこう という計画です。 里山市民農園の特徴は以下です。 1.里山まるごと楽しめる 雑木林や湿地、草地、山畑、そして棚田など、 多様な里山のめぐみを活かした農作業ができます。 2.学校がついてくる 里山の知恵や有機農業をしっかり学べる農学校が開かれ、 体験実習を通じて健康な野菜づくりのノウハウが学べます。 3.自分で作るからこそ あらかじめ作られた農園ではなく、みんなで里山の整備を行い、 かつて畑や棚田だったところで農作業をすることをめざします。 4.田舎暮らし希望者どうぞ 地元の農業名人を先生として迎えるので、 有機農業や里山についての知恵を学びながら 地元情報をゲットして、田舎暮らしの夢に近づくことができます。 この農園ではゆっくりと、しかしながら鋭く自然を観察し、 自然の力を活かす有機農業を実践します。 メインの指導者は京都大学農学部の西村和雄先生。 有機農業を40年にわたって研究された方です。 農学校で組まれた教室のほか、 メンバーによる自主的な教室や、 ツリーハウスを作っての自然観察など、 ただ野菜やお米を作るだけでなく、 自然とともに生きる生活を幅広く学ぶことができるようです。 農業の高齢化や、都市への人口流出などにより、 日本の里山はどんどん失われていっています。 (私の親戚たちが住む 島根の山間部も行くたびにさびれていっています。) 今後温暖化が進むにつれ、 食の問題は大きくなってくるでしょう。 また、石油の供給が逼迫していることから、 化学肥料を使った20世紀型の農業は これから厳しくなってくるはずです。 そういう意味では、 古くからある里山を復活させ、 そこで有機農業を実践するというのは、 なかなか前向きな取り組みだと思いました。 あと、ユルいのがいいですね。 エコヴィレッジみたいに、 集団で定住してパーマカルチャーすべし! みたいな気迫がないのがいいです。 有機農業の先生と、 地元の農業名人の指導のもと、 みんなで少しずつ作っていくという感じが 参加しやすそうでナイスです。 ちなみに場所は天橋立で有名な京都の宮津。 私も一度行ったことがありますが、 明るくて澄んだ雰囲気がする土地です。 う~ん、これはいい、と思って ネットで調べてみたのですが 、あまり情報ないですね…。 もはやネットの世界なんて関係なく 進んでいるのかも知れませんが。 パンフに地球デザインスクールの 連絡先が載っていたので、 興味のある方はそちらにどうぞ。 ↓ NPO法人地球デザインスクール事務局 〒626-0213 京都府宮津市字奥波小屋の段108番地 Tel.0772-28-9018 Fax.0772-28-9019 <ニュースから> ●NHK国際放送 自身の発言で再び火種(東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2008032602098426.html 富士フィルムホールディングスの社長さんは、 NHKは国営放送とか国家情報機関だと思っているのでしょうか。 公共放送ではないとすれば、受信料を払う必要はありませんよね。 国家の利益ではなく、国民の知る権利に応えるのが 本来のNHKの役目だと思うのですが…。
- posted by ecogroove |
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