普通の人の連続エコ講座(2)お箸の選択

さて、「普通の人の連続エコ講座」のメモが
見つかりましたので、
後編の「お箸の選択」の要約をお届けします。
お待たせしました。

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いま日本では年間250億膳もの
割り箸が消費されています。

その98%は輸入品であり、
その輸入品のうち99%は中国製。

中国は森林面積が国土の14.3%しかなく、
砂漠化が進んでいます。

そして、中国製の割り箸は
どこの木を使っているかというと、
ほとんどかロシアの木で、
その多くがシベリアの木となっています。

たくさんの木が伐採され、
森が失われることで、
太陽熱が直接地面に届き、
シベリアの永久凍土が溶けてきています。

このままいくと永久凍土の下に眠っている
メタンが放出されるおそれがあります。

メタンは二酸化炭素の何十倍もの
温室効果をもたらすので、
大きな気候変動をもたらす可能性があるのです。

一方、国産の木を使った割り箸は
年間5億膳しか生産されていません。

そのほとんどが奈良の吉野で
生産されているのですが、
吉野でも林業の高齢化が進んでおり、
作り手がいなくなっている状況にあります。

外国の森を守り、
日本の森林を管理していくためには、
まず数が多すぎる割り箸を
減らしていくことが大切です。

割り箸は森林の間伐に
役立っているという話もありますが、
間伐材では到底間に合わないような量の
割り箸が流通している結果、
違法な森林伐採を招いているというのが
本当のところです。

個人レベルではマイ箸を持ち歩くこと、
企業ではリユースの箸を置くなどして、
まず流通する割り箸の量を減らす。

そしてそのうえで、
割り箸を使うときはなるべく
国産のものを企業が選んでいくようにして、
国産割り箸の需要を伸ばしていく必要があります。

需要が増えることで、
割り箸産業の担い手が再び増え、
さらに国内の森林の間伐を進めることができます。

そのための取り組みとして、
企業が持っている森林の間伐材を
その企業の系列の飲食店で使ったり(アサヒビールなど)、
ミニストップなどが実施している、
5円で国産材による割り箸を売る取り組み
「木づかい運動」などがあります。

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最近は割り箸ではなく塗り箸など
リユースのお箸を出す店が増えてきていますよね。
これからは、減らすだけでなく、
国産の割り箸を増やしていく取り組みも
進んでいくといいですね。

質の悪い木で作った割り箸には
たくさんの防腐剤が含まれているという話もあります。
素材にこだわった有機野菜も、
割り箸がよくないと食べるときに
オーガニックじゃなくなってしまうんですよ、
ともおっしゃっていました。

食べ物にこだわる人は、
何を食べるかだけでなく、
何で食べるか、というところも
考えていかないといけませんね。

大変ためになった
「普通の人の連続エコ講座」、
次回は5月に、バイオディーゼルで走るバスを
使ったエコツアーの企画をされている方の話が
予定されています。

バイオ燃料やエコツーリズムについても、
色々な意見がありますが、こちらも
現場で働いている方はどう考えていらっしゃるのか、
興味深い話が聞けそうですね。

●普通の人の連続エコ講座
「バスの燃料は天ぷら油?エコツアーって何だろう??」
講師:壱岐健一郎さん (有限会社リボーン 代表)

【日時】2007年5月16日(木)18:30~20:00
【場所】毎日新聞水と緑の地球環境本部
東京都千代田区一ツ橋1の1の1 パレスサイドビル1階

【参加定員・参加費】30人、500円
tel:03-3584-2133
fax:03-3586-8010
メール:info@eco-online.org

【主催】
毎日新聞社水と緑の地球環境本部、
NPO法人エコロジーオンライン、そらべあ基金


★ニュースより

●美浜原発直下に活断層 揺れ想定修正「もんじゅ」も(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY200803310280.html

原発がたくさんある福井県敦賀半島。
原発やもんじゅの直下に活断層があることが判明したそうです。
事業者は「安全」と言っていますが、
安全と言い切る根拠はよく分かりません。

●もんじゅ:1次系ナトリウム漏れ誤警報 通報遅れ地元抗議 /福井(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080328ddlk18040669000c.html

本当の事故が起こっても通報は遅れるんでしょうかね。
活断層の上にあって、しかも情報管理がいいかげん。
これでも「もんじゅ」再開するんでしょうか。
これでも「もんじゅ」のための燃料を作る六ヶ所再処理工場を
稼働させるのでしょうか…。

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”まいはし”について 【 green is green @ osaki.tokyo 】
(ecogroveさんの記事を読んで) 京都特集楽しかったです。 また、いってみたくなりました(^^) 今回の記事で、普段生活に使用している箸で、 お隣の国の自然を害しているというのはショックでした。 5円で国産材による割り箸を売る取り組みは、GOODだと思いました。 システムとして、割り箸をつかわない方がお得になる、 ということがないと、なかなか自分としては、 行動を起こすのが大変です。 (ほぼ毎日はしを利用しています) また、記事を楽しみにしています。 したっけ!
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コメント

この記事に対するコメント一覧
Re:普通の人の連続エコ講座(2)お箸の選択
お箸の話は勉強になりました。
最近、マイ箸を持ち歩いてますが
外食の時は
箸をだしづらい時があります。

日清ではないですが、
『エコかっこいい』って感じになると
いいですけどね
Re:普通の人の連続エコ講座(2)お箸の選択
京都特集楽しかったです。
また、いってみたくなりました(^^)

今回の記事で、普段生活に使用している箸で、
お隣の国の自然を害しているというのはショックでした。

5円で国産材による割り箸を売る取り組みというのは、
必要ですよね。

システムとして、割り箸をつかわない方がお得になる、
ということがないと、なかなか自分としては、
行動を起こすのが大変です。
(ほぼ毎日はしを利用しています)

また、記事を楽しみにしています。
Re:普通の人の連続エコ講座(2)お箸の選択
●イケハタさん、おはようございます。

たしかにマイ箸、勇気がいりますよね。
なので私はマイ箸宣言するときは、
あえてお腹に力入れて
「マイ箸なんで割り箸はいいです!」
と明るく言うことにしています。
イケてるぜ!と言う顔でね(笑)。

で、スノーピークのイケてる箸を
シャキーン!と出すのです。

これ、結構ウケるんですよ。
店員さんにも同席者にも。

そんなことを続けているうちに、
もはや恥ずかしく思うことも
なくなってきました。

●syouhous0さん、おはようございます。

京都では今回、
ちょっとゾッとする経験もしたのですが
ecogrooveのテーマとは違ってくるので
あえて採り上げませんでしたが…。

何しろ歴史があり、
たくさんの血が流れた土地でもあります。
場所によっては注意しないといけないですね。

マイ箸で得する仕組み、いいですね。
マイバッグはよくありますよね。
ポイント付加とか。

こないだサブウェイで
マイバッグもっていったら、
店員さんが喜んでくれて、
店のルールではないのですが
トッピングのクーポンをくれたりしました。
こういうの、うれしいですよね。

企業の取組みももちろんですが、
行政の後押しも大切ですね。

お隣の国、韓国では
ゴミを減らすために
割り箸は原則禁止となっています。
日本でも韓国料理屋さんは、
金属のお箸のところが多いですよね。

政府が変化に及び腰なのも
日本の特徴だと市瀬さんは
おっしゃっていました。
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