鼻つまみものからバイオガス

地産地消、というと、
地元の旬の素材を新鮮なままいただく、
というおいしいイメージがありますね。

この考え方は、食べ物だけでなく
エネルギーの供給にも必要とされています。

遠くからエネルギーを運んでくることは、
限られた地域の石油を奪い合う
戦争の原因となりますし、
また電気の場合は作るところから
使うところまで届ける間に
失われる電力の量も膨大です。

エネルギーをたくさん使う都会の人が、
エネルギーが作られる環境について
考えることがなくなるもの問題ですね。

都会から遠く離れたところにある原発やダムが、
まわりの人の暮らしや環境を犠牲にしていること
なんて知る必要がないのですから…。

全国レベルで見ると、
まだまだな感じがするエネルギーの地産地消ですが、
地方ではその地域の特性を活かした取り組みが
かなり本格的に進められつつあります。

日本の酪農の中心地である北海道では、
畜産によって発生する排泄物を使った
バイオガス事業が始まっています。

兼松株式会社、株式会社アレフ、
ダイダン株式会社、株式会社日本総合研究所の4社が
共同で作ったプラントではバイオガスを
低コストで精製することが可能。
そのガスをレストラン「びっくりドンキー」などを
展開する飲食会社アレフの工場に送ることで、
なんと年間82万トンものCO2を削減することが
できるそうです。

またこのプラントでは排泄物だけでなく、
レストランから出る生ゴミもガスの
原料として利用できるそうです。

やっかいな物を減らして、
役に立つエネルギーを作る。
しかもそれがCO2削減にもつながる。
なんともお得な仕組みですね。

やっかいな物は世界中どの地域にも
転がっているものです。
やっかいな物から目を背けることなく、
しっかりと見つめることで、
うまく使える知恵や技術が生まれるかも知れませんね。
「Hate Something,Change Something」な視点を
常に持ち続けていきたいものです。

●バイオガス供給事業を開始(japan fo sustainability)
http://www.japanfs.org/db/1965-j

エネルギーといえば、
先日テレビの「報道ステーション」で、
六ヶ所の問題を取り上げていたそうです。
気になっていたのでネットで探してみると、
その動画がアップされていました。
削除される可能性があるので、ぜひ早めにご覧下さい。
原燃の職員のコメントが怖い…。
http://video.google.com/videoplay?docid=8908393835007530130

この六ヶ所村についての話題を含む、
田中優さんの最新トークが、
きくちゆみさんのポッドキャストで聴けます。
80分にもおよぶ講演は聞き応えがありますよ!
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2008/04/8027-187-mb.html
(オレンジ色のタイトルをクリックすれば再生されます。)

もんじゅではこんなニュースもありました。
命がけのウソはもうやめにして欲しいものです。

●もんじゅ「誤作動は通報不要」判断(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080414-OYT8T00575.htm

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Re:鼻つまみものからバイオガス
おはようございます。
地産地消はここ数年耳にする言葉ですね。
エネルギーも地産地消で・・・
安全なものなら大都市の地下に
作ってもいいのでは?と常々思っていました。
(フランスはそうでしたか?チョッと定かでないのですが)
しかし原発のある地元の人たちが意外と
無関心なんですね。いろんな事故があっても
咽元過ぎれば・・で。国からの補助金で
案外潤っていていろんな施設が充実している。
と言う私も関心はあるのですが、詳しくないので
偉そうなことは言えないのです、すみません。
最近火力発電が見直され、積極的に
取り組まれているとのことですが、
この取り組みはどう思われますか?
温暖化を助長しているのでは?
Re:鼻つまみものからバイオガス
山口さん、おはようございます。

「そんなに安全安全と言うのなら、
 東京に作ればいいじゃないか」と
岩手の漁協の方もおっしゃっていましたね。

フランスは地盤がしっかりしているので、
日本ほど地震による被害は少ないのでしょう。
ただし、放射能の被害は出ているようですね。
http://www.news.janjan.jp/world/0711/0711220038/1.php

補助金の力には
抗えないものがあるんでしょうね。
産業が成り立たなくなってきている地方では、
国からの補助金というのは
本当にありがたいでしょうから。

環境に与える影響が出てくるのは
時間がたってから、ということが多いので、
いまの安楽が将来にわたっての幸福に
つながるとは限らないのですが…。

火力発電が見直されているというのは、
石油やウランと比べて石炭がまだ
比較的残っているからでしょうね。
コスト面ではいいかも知れませんが、
CO2が問題ですね。

やはり、いまあるエネルギーで
なんとか持ちこたえているうちに、
無尽蔵でしかもCO2排出が少ない
代替エネルギーへの転換を
進めていくのがいいと思います。

ヨーロッパでは
成功しつつあるのですから、
日本も行政と企業と市民の意識が
そっちに向けば可能だと思います。

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