海の住人たちのデモ!広告

穀物の価格が急騰しているそうですね。

気候変動による不作が世界的なものになっていること、
中国などが経済発展したことで肉食化が進んでいること、
アメリカなどでトウモロコシを原料とした
バイオエタノールの生産が急増していることなど…。

理由は色々ありますが、
激変する環境のもと、
国際的な市場で取引される穀物に
頼りきるのが大きなリスクとなっていることは
間違いないですね。

食糧自給率39%、穀物自給率27%の日本は、
すぐにでも国内で需要をまかなう体制に
移行していくべきでしょう。

地産地消は理想ではなく、
現実的に必要とされるモデルなんですね。

地産地消がなされていないのは、
穀物だけではありません。

魚介類も、外国のものに
依存する傾向にあります。

昔からたくさんの魚介類を
消費してきた私たちは、
日本沿岸の汚染や海産資源の枯渇により、
遠くの海でたくさんの魚介類を穫っています。

アジア地域の経済発展と、
欧米諸国の健康指向により
世界的に魚介類の需要が高まっています。

サンゴを傷つけながら
稚魚から丸ごと捕獲する大規模な漁法と、
法の不備を利用する際限ない乱獲が
進められることにより、
海洋資源は急速に枯渇しつつあります。

かつてのクジラのように、
マグロやタラも絶滅の淵に
追いやられる可能性があるのです。

静かな海を見ていると、
そこに起こっている変化に
気づくこともありません。

でも、もし魚たちに
意志を伝える能力があったなら…。

そんな発想で作られた広告があります。

●Demonstration / WWF
20080510-00.JPG

漁港の水面にデモ行進のような
旗が並んでいます。
もういいかげん乱獲はやめてくれ!
声なき魚たちのメッセージに、
少しは耳を傾けたいものですね。

先日家族で伊東に行ったときに、
漁港のまわりを歩きました。

港町って、かつてはとれたての
おいしい魚が食べられる
というイメージがありましたが、
辺りには遠く離れたところからの
冷凍魚の箱がたくさん見られました。

世界の海洋資源の枯渇に、
私たちの食生活が加担しているのかも、
そう思わずにはいられない光景でした。

海の資源を守り、
これからもおいしい魚を食べ続けるために、
魚を食べる際は、なるべく沿岸で取れそうな
小さなものを選ぶようにしたいですね。
そのあたりの事情は、「飽食の海」という
本に詳しく書かれていますので、
魚好きの方は読まれることをおすすめします。

また、MSCラベルマリン・エコラベルのような、
海のエコラベルの普及の期待したいです。
おいしいものは、気分よく食べたいですからね。


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