2008年05月10日
海の住人たちのデモ!広告
穀物の価格が急騰しているそうですね。 気候変動による不作が世界的なものになっていること、 中国などが経済発展したことで肉食化が進んでいること、 アメリカなどでトウモロコシを原料とした バイオエタノールの生産が急増していることなど…。 理由は色々ありますが、 激変する環境のもと、 国際的な市場で取引される穀物に 頼りきるのが大きなリスクとなっていることは 間違いないですね。 食糧自給率39%、穀物自給率27%の日本は、 すぐにでも国内で需要をまかなう体制に 移行していくべきでしょう。
地産地消は理想ではなく、 現実的に必要とされるモデルなんですね。 地産地消がなされていないのは、 穀物だけではありません。 魚介類も、外国のものに 依存する傾向にあります。 昔からたくさんの魚介類を 消費してきた私たちは、 日本沿岸の汚染や海産資源の枯渇により、 遠くの海でたくさんの魚介類を穫っています。 アジア地域の経済発展と、 欧米諸国の健康指向により 世界的に魚介類の需要が高まっています。 サンゴを傷つけながら 稚魚から丸ごと捕獲する大規模な漁法と、 法の不備を利用する際限ない乱獲が 進められることにより、 海洋資源は急速に枯渇しつつあります。 かつてのクジラのように、 マグロやタラも絶滅の淵に 追いやられる可能性があるのです。 静かな海を見ていると、 そこに起こっている変化に 気づくこともありません。 でも、もし魚たちに 意志を伝える能力があったなら…。 そんな発想で作られた広告があります。 ●Demonstration / WWF漁港の水面にデモ行進のような 旗が並んでいます。 もういいかげん乱獲はやめてくれ! 声なき魚たちのメッセージに、 少しは耳を傾けたいものですね。 先日家族で伊東に行ったときに、 漁港のまわりを歩きました。 港町って、かつてはとれたての おいしい魚が食べられる というイメージがありましたが、 辺りには遠く離れたところからの 冷凍魚の箱がたくさん見られました。 世界の海洋資源の枯渇に、 私たちの食生活が加担しているのかも、 そう思わずにはいられない光景でした。 海の資源を守り、 これからもおいしい魚を食べ続けるために、 魚を食べる際は、なるべく沿岸で取れそうな 小さなものを選ぶようにしたいですね。 そのあたりの事情は、「飽食の海」という 本に詳しく書かれていますので、 魚好きの方は読まれることをおすすめします。 また、MSCラベルや マリン・エコラベルのような、 海のエコラベルの普及の期待したいです。 おいしいものは、気分よく食べたいですからね。
- posted by ecogroove |
- 08:33 |
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