アース・デモクラシー

20080527-01.jpgアース・デモクラシー」なる本を読みました。

ブ厚いながらも読みやすく、
グローバル経済と環境、貧困、文化についての
理解が深まりました(…ような気がする、汗)。


グローバル経済というのは
先進国の一部の人間による
地球の囲い込みのようなもの。

それが広がった結果、
たくさんの人が大地とのつながりを
失っているんですね。

金銭的なモノサシで計ることができない資源は
外部経済としてむさぼるように使われ、
数字を動かすための道具になり下がった人間も
大量消費・大量生産のモノのように使い捨てられる…。

これはもう、途上国だけの話ではないですよね。
日本でも若者からお年寄りまで、たくさんの人間が
使い捨てられる傾向にあります。

こんなことも書いてありました。

生活と地に足のついた資源を失った人びとは、
アイデンティティのよりどころを
国家や民族としてのつながりに求め、
排他的な運動に加担するようになる。

アメリカは中東の国ぐにを
「テロ支援国家」として目の仇にして、
イラクなんかはボコボコにして
民主主義と資本主義を押し売り
しようとしているいわけですが、
アメリカが根絶やししたいと言っているテロそのものが、
資本主義の産物であるグローバル経済の
落とし子なんですよね。
対テロ戦争というのは、
そもそもがナンセンスなんですわ。

日本でもネットを中心に、
外国に対して排他的な言動が目につきますが、
それも危うくなった自分のアイデンティティを
国家や民族に求めようとする気持ちから
きているのではないでしょうか。

この本では、政治、経済、文化、生態系…、
さまざまな角度から行き過ぎた
資本主義に対する疑問を投げかけられています。

そして、地球に住む人びとが
イデオロギーやナショナリズムにとらわれることなく、
同じ星に生きる人間として持続可能な社会を目指すという、
アース・デモクラシーへの展望が述べられています。

アース・デモクラシーの基本は、
いのちを大切にすること。自由を尊重すること。

どんなにお金が増えても、どんなに技術を発達させても、
それを楽しむためのいのちが失われたら意味ないです。
好きなように使えなかったら意味ないです。

誰かが作ったベルとコンベアーを
ヨダレたらして走るだけの生き方、
はやくイチ抜けた、したいものですね。

あららめて見回せば、
いらないモノ、情報がいっぱい…、
じゃないですか?

☆ニュースの順番、おかしくない??

NHKFMでは、朝7時から20分くらいの間、
ニュースが流れます。限られた時間に
重要なニュースがまとまっているので重宝しています。
昨日のトップニュースは江東区のバラバラ殺人でした。
確かに残酷な事件ですが、世界をみわたしてみると、
もっと重要なニュースがあるはずです。
あえてそういう事件をトップに持ってくることに
何らかの意図を感じるのは私だけでしょうか?
日本は先進国でも珍しく死刑の件数を増やしている国です。
また、来年は裁判員制度も実施されます。
被害者感情を煽り、より人が人を裁きやすくする
雰囲気を作ろうとしているのかも、
なんて勘ぐりたくなっています。

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