【カンヌ広告祭2008(5)】毎日目にするものからのメッセージ

印刷媒体を対象とした「プレスライオン」では、
以前このブログでご紹介した
お金の使われ方についてのシリーズが
ブロンズを受賞しています。

ブラジルのGAZETA MERCANTILという新聞の広告ですね。

●DOLLAR
20080625-00.JPG

●EURO
20080625-01.JPG

●YEN
20080625-02.JPG

自然破壊や戦争といった
痛々しい人間の活動で飾られた紙幣を用いて、
「Understand the real value of money.」
(お金の本当の価値を理解しろ!)という
メッセージを伝えるこのシリーズ。

お金の使い方には敏感でも、
お金の使われ方には無頓着な
多くの人に見て欲しいですね。

今回新設された「デザインライオン」では、
ユニークなカレンダーが受賞していました。
いずれもブロンズです。

まず日本の広告会社、
読売広告社のカレンダー「MOTTAINAI」。


20080625-03.JPG

カレンダーのビジュアル自体が
ミカンの皮や卵の殻など、使いようによっては
再利用できる物で作られています。

20080625-04.JPG

そして、カレンダーを使い終わったあとは
ミシン目で切るとメモとして使えるようになっています。
見て、使って、「もったいない」の精神を
理解させるようになっているんですね。

SURFRIDER FOUNDATIONの
「CALENDAR SURFRIDER」は、
一見海をバックにきれいなねーちゃんが
座っている写真なのですが、
よく見ると油やゴミにまみれていたりします。
毎日眺めるにはキツいカレンダーですが、
これも現実、なんですね。

限られた期間にメッセージ届けるのではなく、
継続的に何かを考えさせる。
日常にあるいろんなもののデザインに
メッセージを込めてみることで、
他にもいろいろできることがあるのかも知れませんね。

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