草津エコ(エコノミー)旅日記(1)

自分の旅行の記録なんて他人にとっては
どうでもよいものなのかも知れないと思いつつ、
誰かの役には立つかもしれないと思い、
草津旅行のことをダダダっと書いておきます。

そもそも草津に行こうと思ったのは、
青春18きっぷが余っていたからでした。

普通電車で行ったら東京から長野原草津口までは
2900円くらい。18きっぷだとちょっと得する、
くらいの距離です。時間でいうと3時間半くらいですね。
まあ、退屈はするけど疲れない、というくらいの時間。

18きっぷ以外だと、バスがよさそうです。
温泉直行で、池袋から片道で3200円。
これだと安くてしかも楽ですね。

てなわけで鈍行のみで、
ゆっくり出かけても1時すぎには
長野原草津口に着きました。
すぐに草津温泉に連絡しているバスに乗り、草津温泉へ。
降りるなり、強烈な匂いが。

着いてすぐ、バスターミナルそばの宿に。
泊まったのは超エコノミーな古い宿。素泊まりです。
余りきっぷでのおまけの旅なので、
抑えられるところはトコトン抑えます。

20080908-00.JPG

田島屋というシブいおみやげ屋さんがやっている宿。
店先にデカいたぬきがいたり、地蔵がいたり…。
バリバリアンティークです宿ごと骨董品です(笑)。

家族でやっているお店で、
じいさんはひたすら温泉まんじゅうを作り続けています。
部屋は当然のことながら古かったですが、
きちんと手入れが行き届いていいて清潔でした。
最初は古さにビビりましたが安心しました。

宿に荷物を置いて、さっそくブラブラ。
湯畑を経て、西の河原をめざします。
土曜の割にはそれほど人はいなくて、
適度ににぎわっていていい感じ。
おみやげ物屋さんがそれぞれ個性があっていいですね。

西の河原通りでは強引にまんじゅうを持たせる感じ
悪い店があるとネットに書かれていてビビってたのですが、
それほど強引ではありませんでした。
観光資本主義の権化である京都で育ったためでしょうか。
どのお店も好ましく思えました。

京都は一見おだやかですが、
法外な価格、価格に見合わない中身、
無節操なパクリによる画一化、など、
暴力的な商魂で包まれている街です。
それと比べると、それぞれが素朴な知恵で差別化している
草津のお店ははるかにマシかなぁ、と。

まあそもそも観光地の商品やサービスに
あまり期待してはいけないんです。
そもそも、商品の質や味、サービスにこだわらなくても
それなりにやっていけるのですから。
過剰に質やホスピタリティを求めるよりも、
こちらが見る目を持って接するほうが
ストレスなく楽しめると思います。

西の河原通りの途中、
「栄屋」といううどん屋でご飯を食べました。
営業時間は11時から15時まで、
メニューはうどんのみ、という割り切ったお店です。
こういうところは大丈夫、と見ました。

そして当たりでした。「当店名物」という
生醤油うどんをいただきました。
できたての手づくりうどんにかつをぶしをたっぷり
かけてあるものに、生醤油をまわして食べるだけ
なのですが、うどんがもっちりしていておいしい!
味もまっすぐならば、値段も正直な550円。

幸せな気持ちで西の河原へ。
ここは温泉が流れる公園のようになっていて、
硫黄の匂いがたちこめる中、化学変化を起こして
青や緑になっている川が石の間を流れています。
その様子が「賽の河原」に似ているということなのでしょう。

「じごくのそうべえ」「そうべえごくらくへゆく」の
絵本が大好きで、人形劇まで見に行くほどの息子は
イマジネーションに歯止めがかかりません。
ウザいほど(笑)テンション上がってました。

このまま風呂に入って帰ろうかと思ったら、
突然の雷雨。最近は温暖化の影響か天気が
変わりやすいですが、山の上はなおさら。
運のよいことにちょうど東屋があったので、そこで雨宿り。
傘がなかったので、雨が止んだら速攻で宿に帰りました。

20080908-01.JPG

で、傘を借りて近くの公衆浴場「地蔵の湯」へ。
公衆浴場は独特です。小さな建物を入ると脱衣場があり、
服をぬいだらすぐにそのそばにある浴槽に入る、というスタイル。
ロッカーもなく、特に洗い場もなく。そして無料です。
脱いでつかる、という純粋に湯を楽しむための施設です。
地蔵の湯はとても熱く、臭い温泉でしたが、
「草津に来たなぁ〜」という感じがしましたね。

さっぱりした気持ちで、夜ごはん。
草津は基本宿で食事をとる人が多いためか、
だいたい夜は7時くらいで閉める店が多いです。
夜までやっていておいしそうなところ、ということで、
中心街から15分くらい歩いたところ、
熱帯園近くの「いいやま亭」という店で釜飯を食べました。

20080908-02.JPG

家族でそれぞれ、舞茸釜飯、花いんげんの釜飯、
あさりの釜飯を頼みました。注文を受けてから
釜で炊くのでちょっと待ちますが、
どれも丁寧に作られている味でおいしかったです。
値段はみそ汁と漬け物つきで1000円くらい。
まあ、納得です。

空気が澄んでいるので、
宿へトボトボ歩いて帰るのも気持ちよかったですね。
これで空に星が輝いていれば最高だったのですが、
あいにくの曇りでした。ダメ押しで、宿の(タヌキがいる)
お風呂に入り、満たされた気持ちで眠りにつきました。

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コメント

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Re:草津エコ(エコノミー)旅日記(1)
草津に行きたくなったー。
この記事、ありがたく参考にさせていただきます。
しかし、京都出身者はなぜか、
「京都の どこがいいんだ!」と
口をそろえたように おっしゃいますなー。
おもしろいです。
Re:草津エコ(エコノミー)旅日記(1)
えみりおさん、こんばんは。

ぜひぜひ、草津セコ旅行のご参考に(笑)。
京都はいいところですよ~。

ただ、観光ビジネスとかは
センスないのがもったいないですね。
あと、交通。市バスとか
わけわからんでしょう(笑)。

でも10年以上も離れてると、
たまに帰ると落ち着きなくなりますね。
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