火力発電の煙突に上って「無罪」!



火力発電所の利益よりも、
気候変動から守られるべき
自然資産のほうが価値が高い!?

とかく政府や業界寄りの日本では考えられない
画期的な判決がイギリスで下されました。

イギリスで、グリーンピースの6人が
石炭火力発電所の煙突に登り、
英国首相の名前をペンキで書いたことが
訴えられるという裁判がありました。


日本のグリーンピースの
鯨肉事件を思い起こさせるこの裁判。
イギリスのケント州の裁判所は、
「抗議には合法的な理由があった」などとして
無罪判決を言い渡しました。

気候変動による損壊から
資産を守ることが裁判で認められた
初めてのケースといえるでしょう。

証人として立った保守党の環境問題顧問
ザック・ゴールドスミスさんはこう語りました。

「政府内には、英国が石炭火力発電所を増設すると、
 中国やインドのような国々に圧力をかけにくくなる
 との感触がある。現行の法律を遵守するかどうかは
 さておき、一つの犯罪が他のより大きな複数の犯罪を
 抑止することを目的としているならば、
 多くの人はそれを認め、共感するだろう。」

グリーンピースがとる
「暴力によらな直接行動」は
マハトマ・ガンジーの精神を継承した
民主主義の権利です。

お上に与えられた
「なんちゃて民主主義」しか経験していない
日本人にとってはこの直接民主主義の行動は
「テロリズム」と誤解されがちですが、
イギリスのように市民が決死の覚悟で
民主主義を勝ち取った国では認識が違うんでしょうね。

日本だったら、即刻有罪で、
ネットでのヒステリックなバッシング必至でしょう。

私も日本人なので、
グリーンピースのアクションは
「やりすぎかな」と思うことがありますが、
とかく空気を読むことを求められ、
自分の意見をはばかることが多い日本は、
ちょっと風通しが悪いなあと思います。

ビートルズを生み、パンクを生んだ国は偉大だなあ。

●過激抗議行動のグリーンピースに無罪…英裁判所(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/top/200809/t2008091161_all.html

●石炭火力発電に手痛い判決
——英国で、気候変動抑止の転換期を示す無罪判決下る(greenpeace)
http://www.greenpeace.or.jp/press/releases/pr20080910ce_html?gv

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