環境問題も、生に限る。

先週末は初めての青森でした。

思ったより暑かったです。
思ったより人がいなかったです。

植樹をしたのは岩木山。
現地で山の手入れをしてくださる人が、
いろいろ話をしてくださいました。



岩木山には、
戦前までは上のほうはブナ、
下のほうはナラがたくさん生えている
自然の森が広がっていたそうです。

ブナは薪として、ナラは炭として、
生活のなかで使われてきたそうです。

それが戦後、材木をつくるために
広葉樹が伐られ、そのかわりに
カラマツなどの針葉樹が人工的に
植えられるようになりました。

ところが高度成長期になって
外国からの材木がたくさん入ってきて、
放置されたままのところが多くなってきました。
手入れのされない人工林は荒れます。

自然の森を取り戻すために、
できるところから針葉樹を伐って、
広葉樹を植える取り組みをしているそうです。

植える広葉樹は10種類。
森というのは、木を植えればそのまま育つ、
というような簡単なものではないそうです。
たくさんの種類の木と競合したり、
その土地の気候条件に対応したりして
ダイナミックに作られるんですね。

ゆくゆくは人間の手が入らなくても
元気に育ちつづける自然の森をつくるためには、
幼いときにある程度厳しい環境に
放り込まないといけないんですね~。
子育てに通じる部分がありそうで、深いです。

いまは温暖化で植生も変わりつつあるので、
植える木の種類については神経質に
ならざるを得ないみたいです。

6月は木を植えるタイミング
としてはいいようです。
というのも、空気が湿っているので、
植えたあとに水をやらなくても
すくすく育つんだそうです。
梅雨時なので雨も降りますからね。

問題や変化が起こっている現地に行くと、
納得というか、実感というか、
いろいろ腑に落ちるところがありますね。
いのちの問題は、体で知るに
越したことはないんですね。



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