2009年11月28日
あたらしいCSRのかたち、シェルの「グローバルシナリオ」
今週、港区エコプラザで開かれていた 「企業と環境展」のシンポジウム、 「『グローバルシナリオ』の衝撃 〜企業が社会と対話する方法」は、 なかなか示唆に富む内容でした。 (後半部分しか聴けなかったのですが…。) 「グローバルシナリオ」とは、 アメリカの石油会社シェルが2005年に出した CSR報告書で描かれた、 2025年までの社会の見通し。
それによると、 人々が重視する大きな概念は「効率性」、 「セキュリティ」、「社会のまとまり」の3つで、 そのすべてを満足させることはできないとし、 シェルはそのうち「効率性」と「セキュリティ」を 重視するようになるだろうと見ているようです。 その選択はともかく、 世の多くのCSR報告書は、 「こんなことやってます」という事実と、 漠然とした目標を掲げることに終始しているのに、 このシェルの報告書は、社会の長期的なビジョンを 描いているところが画期的だというのです。 パネリストの山形浩生さんは、 CSRの現状をこうみています。 CSRを要求する側には根本的な企業不信がある。 それに対しCSRをする側は、 本業についての自信のなさがある。 根本的な意識の断絶があるので、 CSR活動は対話をしているようで、 より溝を深めるものになっている、と。 その点シェルは、 自信をもってビジョンを語っている。 企業活動は反社会活動ではない。 そう見える場合でも、それは往々にして、 消費者つまり、社会の要求に対応しての動き。 企業の「社会性」は、消費者次第でもある、 というスタンスをとっているんですね。 そして、消費者の動き次第で我々も変わる、 ということを前提に、企業としての 根っこの部分と社会との対話を試みています。 シェルのシナリオの是非はともかく、 この「私はこう考える」という思想的な部分を 消費者に問うというコミュニケーションは、 CSRだけではなく、法人がなすべき すべてのコミュニケーションで大切なことだと思いました。 シェルのCSR報告書の骨子はこちらです。 「効率性」と「セキュリティ」の社会、 私は遠慮したいですけどね(笑)。 ☆いつも読んでいただきありがとうございます。 人気ブログランキングに参加しています ↓1日1回ポチッとクリックいただけると励みになります。 http://blog.with2.net/link.php?647478
- posted by ecogroove |
- 08:23 |
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- Re:あたらしいCSRのかたち、シェルの「グローバルシナリオ」
- まるちゃん!
お越し頂きありがとうございました♪
僕は話以上に山形さんのピアスが気に入りました☆ - posted by nori |
- 2009-11-29 22:37
- Re:あたらしいCSRのかたち、シェルの「グローバルシナリオ」
- のりさん、こんにちは。
とてもいい刺激になりました!
あのピアスは、
ファッションじゃなくて、
ポーズだね。
「只者じゃないぞ」という。
だからイケてないと思ったなあ(笑)。 - posted by ecogroove |
- 2009-11-30 12:51
- Re:あたらしいCSRのかたち、シェルの「グローバルシナリオ」
- 確かに似あわっていなかったね・・・w
- posted by のり |
- 2009-12-15 15:50


