2007年09月12日
「好都合な真実」講演レポート(4)
「好都合な真実」の講演メモの続きです…。 田中優さんのソロは、ここでフィニッシュ。 ※あくまでも私のメモです。 疑問などがある場合は、講演の内容に近い 田中優さんの近著をお読み下さい。 ■省エネについて 家庭でもできることはまだまだある。 消費電力の四天王 「エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ」の 省エネ効率が上がっている。 例えば冷蔵庫でいうと、 95年製のものに比べて 電力消費量が3分の1になっているものさえある。 省エネ家電買換えのための融資を 江戸川区で実施しているが、 これをもっと多くの人に使って欲しいし、 もっと広げていきたい。 AV、IT機器の待機電力も意外にかかっている。 テレビやビデオ、そして携帯充電器のコンセントを まめに外すだけでもかなりの省エネ効果がある。 エアコンの効率を上げるために 断熱を工夫することが大切。 室内の温度を下げるために、 外から入る光を遮ることが効果的。 よしずを垂らし、たまによしずに 霧吹きで水をかけたりすると、 部屋はグッと涼しくなる。 何よりも効果的なのは「緑のカーテン」。 窓辺に木を植えると、 日差しを遮ってくれるうえに、 植物から蒸発する水分が暑さを和らげてくれる。 ■自然エネルギーへのシフト''' 政府や産業界は 「たくさんの電力が必要 →発電所がいる、原発はやむを得ない →エネルギー確保のための戦争は必要悪」 という発想で動いている。 しかし私は 「必要なのは明るさ、ぬくもり (電力そのものではない) →省エネ製品、電気を貯める テクノロジーを普及させよう →自然エネルギーだけでまかなえる社会にしよう」 と考える。 自然エネルギーというと、 すぐにコストがかかり 現実的ではないという反論がされるが、 いま石油を使ったエネルギーのほうが 安くなっているのは、 コスト算出のトリックがあるから。 石油には様々な見えないコストがある。 まず、石油を確保するための軍事費。 そして温暖化被害(ハリケーンなど)の 対策に使われる費用。そして税金。 燃料税は国をまたがるとかからない仕組みになっている。 国内線より国際線のほうが 安くなるのはこのカラクリのため。 効率のことを考えると、 エネルギーは自分のところで まかなうのが理にかなっている。 しかも自然エネルギーは無尽蔵なので、 長期的に見ればコスト的にもはるかに優れている。 ■エネルギー構造から社会構造を変える 現在の社会は石油中心。 石油がたくさん掘られ、 石油化学コンビナートにぶらさがった産業があり、 そこで「働かされる」人々がいる、という構図になっている。 ところが自然エネルギーが中心の社会になると、 エネルギーのために人間が働かされることが少なくなる。 人々がより自発的に働けるようになり、 豊かな社会が実現できる可能性がある。 これから進めていきたいのは、 我慢ではなく、得をしながらCO2を減らす 仕組みを広げていくこと。 好奇心と想像力を働かせて、 一人でも多くの人が自分なりのやり方で動いていくこと。 限られた人が上から何かを言って、 それに合わせてみんなが動く社会ではなく、 一人ひとりの人間が自分たちの意志で動き、 世界の矛盾を解決していく社会。 そのために、とにかく自ら動いてみて下さい。 <次回からは、対談になります…。>
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