2007年09月13日
「好都合な真実」講演レポート(5)
MXテレビの番組「Blog TV」の 8月のテーマは「平和と環境」でした。 5回連続シリーズの2回目とし 田中さんが登場しています。 いま連載でお届けしている講演メモと かぶる内容がありますので興味ある方はご覧下さい(youtube動画)。 http://www.youtube.com/watch?v=VI6codD--wg ちなみに他の論者は、 武田邦彦さん、坂本龍一さん、板津忠正さん、仲田千穂さんです。 さて、「好都合な真実」講演レポの続きです。 ここからは池田香代子さんと 星川淳さんを交えての対談です。 エコ的にゴージャスな組み合わせの対談は、 短い時間ながらディープな展開になりました。 このレポートは マインドマップ形式で メモを取ったものを起こしているので 必ずしも発言順とはなっていません。 その辺を含みつつお読み下さい。 ■安易な「環境対策」には気をつけろ 石油の代替物として バイオエタノールの需要が高まっており、 価格の高騰のためトウモロコシが家畜のエサとして 使えなくなってきている。 その代わりに使われているのが アフリカなどでとれる穀物であるコーリャン。 エサに使われるようになったせいで、 それまでコーリャンを主食として 食べていた人が飢えるようになってきている。 日本もバイオエタノールを 使うようになってきているが、 生産が追いつかないためフランスから輸入している。 そのためにたくさんの石油燃料が使われている。 本来バイオエネルギーというのは 地産地消でないと意味がないので、 現在の日本のバイオエタノール政策はナンセンス。 エタノール燃料といえば、 数年前にガイアックスという アルコールを混ぜたガソリンを販売する会社があったが、 石油連盟の圧力で「ガイアックスを使えば爆発する」 というデマが流れ、潰されたことがある。 現在アメリカでもたくさんの車がアルコールを混ぜた ガソリンで走っているが、爆発したという話はない。 石油連盟は日本では大きな力を持っているが、 利益のために国の未来を阻むような動きは やめて欲しいものだ。 二酸化炭素排出権取引の市場が整備されつつある。 しかし科学者ではなくビジネスマンが主導して作った いい加減な数字をもとに取引するのは危険かも知れない。 ビジネスが主体となることで、二酸化炭素については 「取引して終わり」ということになれば、 それは環境を良くしていく力にはなっていかないのではないか。 エネルギーについては、 まずどうやったら消費を減らすことができるか、 そしてどう作れば効率がよいか、環境負荷が少ないか といった基本的なところを大切にするべき。 こういうマトモな議論を飛ばして、 安易に取引でなんとかしようと考えるのは 乱暴ではないか。 <レポートは、次回で最後になります。>
- posted by ecogroove |
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