2007年09月14日
「好都合な真実」講演レポート(6)
安倍首相、辞めちゃいましたねぇ。 辞任会見のすぐあとに 入院されたとのことですが、 どんな気持ちで過ごしてらっしゃるんでしょう。 大好きなマンガでも読んで、 久々にのんびりしてるかも知れませんね。 部活で毎日激しい練習を続けていて、 夏の大会が終わった(しかもひどい結果で)次の日、 のような感じでしょうか。 悔しいんだけど、 それよりも開放されたのがうれしい。 試合に負けたのは悔しいけど、 …でも昼ドラ見ながらアイス食べるのも 悪くないなぁ、みたいな感じ? とにかく、お疲れさまでした。 もう復活しなくていいので、 ずっとノンビリしといて下さい。 さて、 長きにわたった「好都合な真実」講演レポート、 今日でファイナルです。 対談は、3人の熱いメッセージで締めくくられます。 要は、ひとりひとりがファンキーでパワフルなハチドリになれ、 っちゅうことですね。 ちなみにハチドリといえば、いまナマケモノ倶楽部で、 みんなのメッセージでハチドリの森を育てるという 「ハチドリ宣言」のキャンペーンをやっています。 行動は、まず宣言から始まったりします。 興味ある方はメッセージを書き込んでみてはいかがでしょうか。 さてさて、レポートの続きです。 ■日本が環境対策に「逃げ腰」な理由 サミットでも温暖化がテーマとなるなど 世界が二酸化炭素削減に向けて動いている中、 日本は(京都議定書調印の舞台になったにもかかわらず) 逃げ腰になっている。 京都議定書に調印していないアメリカ、オーストラリア などと共に、義務ではなく自主努力を課すだけの 新しい枠組みを作ろうとしている。 こういった後ろ向きな取り組みをしている間に、 日本は世界の中で環境対策が周回遅れの国に なりつつある。 日本政府が環境対策で 遅れがちになる理由は大きく3つある。 まず、制度設計やシステムづくりが苦手だということ。 そして、政治に意志がないということ。 最後に、産業界の力が強いこと。 日本ではなぜか産業界の利益を大きくすることが 国益であると錯覚する人が多い。 産業界は短期的な利益を追求するので、 産業界の声ばかり聞いていると、 国としての中・長期的ビジョンが描けなくなる。 それに対しヨーロッパ、 特にドイツは制度づくりがうまい。 自然エネルギーにシフトした人が もうかるような電気料金体系をつくったり、 炭素税を設けることで40兆円もの税金を確保し、 そのお金で福祉制度を整備させたりしている。 原発の推進は国策として決められている。 日本は国策として一度決めたことはなかなか止めない。 かつて東海村のプルサーマル計画について、 アメリカから「危ないからやめろ」と 中止を促されたことがあったが、 福田赳夫首相が自らアメリカに行って 「国の存亡にかかわる」と申し入れに言ったことがあった。 首相が命がけで進めた事業、ということで 国策とすることが決定的になったと言われている。 原発の推進は国策として 99%進めることが決定されており、 そのためにたくさんの人材やコストが注がれている。 自然エネルギーに注ぐ余力はほとんどない。 電力会社の人もこれからかかるコストや 危険性などを熟知しているだけに、 本当はやりたくないだろうが、 国策としてやらざるを得ない状況にある。 需要や効率を無視して 進めないといけないという意味では、 原発は捕鯨と構図がよく似ている。 ■わたしたちにできること 原発にせよ捕鯨にせよ、 たくさんの費用がマスメディアを使った 情報操作に使われている。 反対意見をほとんど排除するような状況にしておいて、 国民がオルタナティブなことに 意識が向かないように仕向けている。 そのような状況でオルタナティブなメッセージを 発していくためには、批判は気にせず ブルドーザーみたいな勢いで ガンガンやっていくしかない。 弱気になってはいけない。 若い人たちには、 社会の仕組みをデザインする、 ソーシャル・デザイナーになって欲しい。 たくさんの人がかかわっていける、 楽しい仕組みを考えていって欲しい。 この世界は素敵だと思う体験をするために、 化石燃料はそれほど必要ではない。 自然の中でもっと楽しみ、 その深さを味わって欲しい。 いま人間は、自分たちの生命を どうしていったらいいのか分からなくなっている。 もっと自然と人間とで考え合う世の中になればいいと思う。 ピークオイルが間近に迫ってきていることから、 この10年で画期的なやり方で社会を変えていく必要がある。 多少図々しくてもいいから、ひとりひとりが主張する。 それぞれの立場でそれぞれの人が 自分のやり方で取り組んでいって欲しい。 そのための融資や情報などのバックアップは どんどんやっていこうと思っている。
- posted by ecogroove |
- 06:13 |
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- 好都合な真実
- レポートどれもおもしろく読ませていただきました。
みんな人の顔色をうかがって、自分の意見が言えないから
あたらしいアイデアも出て来にくいし、、、
一度手にしてしまった便利な生活は今さら手離せないし、
とりあえずは今の暮らしを守るので精一杯、みたいな。
今の若い人はそういう人が多いと思います。自分含め。
そこを変えるためには、やっぱり政治をうまく利用していく
ことなんじゃないでしょうか。マスメディアはあてにできない感が
あります、結局は利潤追求ですものね。。。 - posted by こまこ |
- 2007-09-15 16:42
- Re:好都合な真実
- こまこさん、おはようございます。
若いうちはお金も時間もないので、
ホント、いっぱいっぱいですよね。
私もそうでした。
世間の動きや表面的な状況にまどわされず、
クールに立ち回ることって難しいですよね。
マスコミはあてにできないですが、
逆にその情報にウラがあることを認識した
上で接すると、得る物があったりします。
メディアとのつきあい方、情報センス、
いわゆる「メディア・リテラシー」を
磨いていかねばならんなぁと思います。
あとはあまりマジになりすぎないことですね。
軽さやユーモアは、目の前に見える表面的な
現実に揺さぶりをかける武器でもあります。
メディアリテラシーとユーモア、
どちらも最近のメディアに足りないものですが、
その二つを10年近く大切にし続けている雑誌、
「サイゾー」はオススメですよ。
- posted by ecogroove |
- 2007-09-16 05:59


