1日に正反対のセミナーを2つ受講して学んだこと

今日は2つのセミナーに行ってきた。一つはSaaSの潮流についてといういわゆるITセミナー、もう一つは経営セミナー。この講師が二人とも対照的だったのでとても面白かった。

前者はシリコンバレーから著名なコンサルタントを招聘し、今世界中で起きているASP→SaaSの流れについてレクチャーしてくれた。もちろん外国の方で、英語だとなんだか妙に説得力があった。まさにITの最先端の話だ。そして後者は経営とは?というちょっとお堅いセミナー。講師の方もバリバリの昭和世代で、「堀江などけしからん」と公然と言ってしまう人。もちろん、凄く為になることも言っておりこちらはこちらで学ぶことも多かった。まさに今日は一日で「温故知新」を体現した気分だ。

ところで、ちょっとSaaSについて議論したい。
SaaS(Software as a Service)といえど、「無料」と言うわけではなく、「有料だけどスケールメリットを生かし安価で使える」システムを主に言うとのこと。僕が思っていたSaaSの定義とはちょっと違いました。SaaS=無料だと思っていたので。Salesforce.comが事例に出されていたが、僕はこのサイトを知らなかった。帰って初めてみると、「ああ、なるほどこういうことか」と納得。

しかし、このセミナーを北海道でやったことに何の意義があるのだろうか?「SaaSは便利だから使いなさい」という意味なのか?それとも「ASPの開発をやめてSaaSに移行しなさい」と言いに来たのか?ただ、世界の流れを説明しに来てくれただけならその役割は十分果たしたと思うのだが、これを聴講した人たちが北海道経済をSaaSでいかに変えるか?という意識付けから実行までのプロセスが一番重要なんだと思う。

SaaSを北海道のベンダーが開発し、世界に売っていくことになればそれは素晴らしいことだが、事実英語圏のスケールメリットには到底かなわない。北海道は北海道ならではのニッチなものを探さないと。それは何なのか?観光資源に着目したものか?食に関することなのか?

僕は北海道こそ、「環境」をキーワードにしたSaaSを考えていけばいいと思う。環境に言葉の壁なんてないのだから。エコナコトの中で何か環境をテーマにしたソフトウェアを皆で考えてみましょう。

それともう一つ。SaaSを導入することで、コストは浮く。その浮いたコストを環境に割り当てれる枠組みが必要なのじゃないだろうか?エコナコトのように「ブログを書くことでエコにつながる」のような新しい試みも、まだもっと何かあるはずだ。それを考えていこう。例えば、こういうモノだったり。

地球温暖化対策に取り組むスタートアップ企業
http://jp.techcrunch.com/archives/startups-that-fight-global-warming