北京オリンピック

北京オリンピック

4年に一度の平和の祭典。
その祭典が昨日をもって、幕を閉ざしました。

スポーツをするわけでも、ファンの選手がいるわけでもない私は、
これまで、あんまりオリンピックというものをきちんと見てきませんでした。

でも、今回のオリンピックで感じた事は山ほどあります。

聖火リレー問題、日中関係、大気汚染、モラル問題、ロシア・グルジアの戦争、
オリンピックの開催にあたって、いろんな事が起きた。

聖火リレーが、あそこまで社会問題となり、メディアに報道された事って、これまであったのかな?
人種問題、中国という国の広さを感じた問題ではあったけど、
同時に、何でデモをしているのかよくわからない人や、メディアを利用とした人たちへの懸念も多く聞かれた。
「国家の品格」には、今、一番権力を持っているのはマスメディアだって書いてあった。
確かに、私達の情報源はメディアであり、その影響力・普及範囲の広さは半端ない。
だからこそ、そのメディアを利用する事が、とても大事なのだ。

それは、オリンピックの開会式でも感じた。
すごく感動したんだ。
会場を埋め尽くす人の数。完璧に統制された演技。
他のどの国にも出来ないと思えるほど、中国の長所を活かした演出だったと思う。
すごい!本当にすごい!! 素直にそう思った。

なのに、花火はCGで合成されたなんて聞いたら、何を信じていいかわからなくなる。

それでも聖火リレーのフラッシュバック映像を見ていたら、
世界中を巡って引き渡されてきたこの火は、
たとえ政治に翻弄されようとも、たとえ権力に翻弄されようとも、
平和を願って、世界中の笑顔を見たくて、受け継がれてきたんだな、と思った。

もちろん、アスリートたちの奮闘は、申し分なく熱くて、潔くて、真剣だった。
本気でカッコイイと思った。
涙ぐんだ試合がたくさんあった。
勝ち負けでも、メダルの色でもなく、人を感動させるのは、そこにあるストーリーだと思う。
選手の真剣さ、本番という魔物が訪れる瞬間のハプニング、それでも歯を食いしばって力を出し切る選手たち。
目の鋭さ、熱いオーラ、心の強さ、上へ向かう情熱、絶対に負けられない想い。
その全てが人を感動させて、勇気づけて、涙を流させるんだと思う。

私は、陸上の400mリレーが、最高にかっこよかったと思ってる。
4人が力を出し切って掴んだ胴メダル。
たくさんの選手が応援に来ていて、みんな一丸で応援していた。

他にも、一本勝ちで勝った柔道の谷本選手、
プレッシャーに勝った北島選手、
最後まで諦めなかった女子ソフトボール
靴が脱げても走り続けて、潔く去っていった松宮選手
「靴が脱げても脱げなくても、今の実力がこういう結果なんで、今日からまた頑張っていきたいです」. 
これは名言だ。

それでも、このオリンピックで一番心に残ってるのは、
射撃という、戦争や紛争を思い起こしてしまうような種目で、
銀・銅メダルをとったロシアとグルジアの選手が
握手して、抱擁して、世界平和を訴えたこと。



そう。
オリンピックは平和の祭典。
その開会式で起こったロシアとグルジアの戦争。。。
そして、両国の選手が「射撃」という種目で戦い、終わった後、お互いの健闘を称え合い、抱擁した。

オリンピックの存在意義。
本当に、世界の人が望んでいること。

平和の祭典に・・・



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