モノ作り

実家に帰り台所に立つと、
「ほんとに使ってんのか?」
と疑問に思うほど台所が(時間が経っている割に)綺麗に保たれている。

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祖母が居た頃よりもむしろ全然綺麗なので、
「全く自炊してないのか」
とも思ったがそうではなく、毎日使ってはいるが
「職業病みたいなもんで、道具が綺麗じゃないと気が済まない」
という。
時には「使っている時間」よりも「綺麗にする時間」の方に時間がかかってしまうらすい。
確かに家事なんてそんなもんだが、私が実家に居た頃は
父が家事をやっている姿を殆ど見たことが無かったので意外だった。

学が無いのでいつも言葉はぶっきらぼうに悪ぶって
「モノを大事にしない奴に、いいモンなんか作れねぇよ♪」
ぐらいしか言ってくれなかったのだが、
「モノを大事にしない奴に、モノを使う人の気持ちは分からない。
 使う人の気持ちを理解できないヤツが
 使う人の気持ちに答えられるモノが作れるわけがない」
という意味も含まれているのだと思う。