2005年09月09日
◆ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジンvol.26
■■■■■****************************** ■■■■ ■■■ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン ■■ Vol.26 2005年9月9日 ■ HP → http://www.ftsn.org/ *********************************** こんにちはー。 FTSNメルマガ編集長の倉林です。 隔週配信の予定が約1ヶ月ぶりのメールマガジンとなってしまいました。。 誠に申し訳ありません! んー。いかんいかん気を取り直して頑張ります。 そんな編集後記には、ちゃっかり自分の会社の宣伝もしてみました。 編集長 倉林啓士郎 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ ○ Contents ○ 1、【みんな注目ー!】FTSN主催イベント情報 10月1日(土)「How to Support Fair Trade 2005」@東京ウィメンズプラザ 2、【久々登場】海外フェアトレードNews ~EUとフェアトレード 3、【FTSN発~全国へ】全国でフェアトレードを発信する活動が本格化 事例1:FTSN関西に新団体ARCH登場!! 事例2:FTSN九州サミット報告 事例3:FTSN関西よりイベント&スタッフ募集のお知らせ!! 4、【宣伝もさせて下さ~い】編集長より ~フェアトレードWEBショップ「Lohasy」開店のお知らせ ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、FTSN主催イベントのお知らせ!!! ~“How to Support Fair Trade 2005”やってみようフェアトレード 来月10月1日(土)、FTSNではフェアトレードに興味を持ち、実際に何かアク ションを起こしたい学生や一般の方を対象にイベントを開催します。 その名も“How to Support Fair Trade 2005”。 最近、「学園祭でFTを知ってもらうための展示や商品販売をしてみたい」・ 「FT商品を自分の学校の生協に置きたい」という学生が増えています。 しかし、実際に学園祭で売るために何をどうやったらいいかわからない。 どうやって生協に商品を導入するかわからない。という質問も多いようです。 またFTを仕事にしたいと思っている人も増えてきています。 そんな皆様のために今回FTSNが主催するイベント“How to Support Fair Trade 2005”では下記のような内容のイベントを開催します。 このイベントを通してFTに対する知識を高め、同じ興味を持つ仲間との交流 の場となり、今後の皆様のサポートとなれば良いと考えています。 【日時】10月1日(土曜日) 18:00~20:30 【場所】東京ウィメンズプラザ(渋谷駅徒歩10分) http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html 【内容】1)「04年学園祭総括」 昨年、実際に学園祭でFTを販売した7大学のデータを集め、各大学の学園祭 におけるFTへの取り組み状況を紹介します。 2)「生協へのFT導入について」 大学生協へのFT商品導入を成功させた学生を招き、ケーススタディーを行い ます。ゲストは近畿大学:小川琢弘くん・東京農大:勝俣あやさん・明治学院 大学:近藤もえさんをお呼びしています。 3)「FTを仕事にするということ」 FTに関わる場で仕事をされている方に、事業立ち上げの経緯、FTを仕事にし ているやりがいなど話をうかがいます。ゲストは、パッチワークから独立して カフェを開いた押野さん・ネパリバザーロ長部さん・FTSNで学生から起業して グローバルトレーディングを立ち上げた倉林くんをお呼びしています。 4)「懇親会」 FTSNや来場者同士の交流の場。イベント後21:00から近くのお店で行います。 想定参加費は2000円ほどです。 【参加費】500円(資料代・コーヒー代、クッキー代) 【募集人数】40名 定員になり次第、締め切らせていただきます。 HP上でお知らせいたします→http://ftsn.exblog.jp/ 【イベント申し込み先】 お申し込みフォーマットにご記入の上、下記までお申し込みください。 ftsn_event@yahoo.co.jp お申し込みフォーム 1)お名前: 2)所属: 3)メールアドレス: 4)連絡先: 5)懇親会参加する?しない? (柿下洋介) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2、海外フェアトレードNews ~EUとフェアトレード 欧州議会は、ドイツ国境に近いフランスの町、ストラスブールにあります。 中心街から少し離れた川のほとりに円筒形の建物があり、その前にはEU加盟国 の旗がはためいていました。 私が訪れた時は夏休みのため閉会していましたが、ここはEUの法律や予算を 審議するいわば国会。ブリュッセルでは臨時議会が、そしてストラスブールで は通常議会が開かれるシステムになっています。 そして、ここでの重要な意思決定に影響を及ぼそうとするたくさんのロビイ ストの中に、フェアトレードアドボカシーオフィス(※1)も含まれています。 たとえば6月22日、欧州社会党によってフェアトレード(FT)に関する講演会 が開催されました。目的は、EUの貿易と開発政策が「南」の小規模生産者に 利益をもたらすにはどうしたらよいか、そしてFTから何を学べば国際貿易を よりフェアにできるのか、という問題を議論することです。 EU政府関係者と、「北」と「南」のFT団体代表者などが講演を行い、200名 以上の参加者がありました。 講演会では、貿易は単なる経済ゲームではなく、人々の生活に影響を及ぼし ていること、そしてFTが貧困の解決に積極的な役割を果たせること、EUがFTに 対する補助金を増やすこと、そしてEU委員会(※2)にFT担当窓口を設置すべき ことなどが確認されました。 会の後にはFT商品を使ったパーティーも開かれたということです。 また、7月6日には、EU議会の「ホワイトバンド週間」(※3)にあわせて、EU 議会内で消費されるFT商品を増やすことを求める署名が事務局に提出されまし た。というのも、EU議会ではすでにFT商品を導入していますが、その量はまだ あまり多くないからです。 日本でEUのニュースを見てもFTのことはまったく話題にのぼりませんが、多 くの団体が合同でアドボカシーを行っていることにより、欧州ではすこしづつ FT団体も影響力を持ち始めています。 日本でも今後アドボカシーをどうしたら充実させられるかを、FTの課題の一 つとして考えていくべきではないでしょうか。 (小穴杏子) 参照 Fair Trade Advocacy Newsletter, August 2005 ※1:FLO, IFAT, NEWS!, EFTAという4つのFT国際組織が合同で設立した組織。 政府や国際機関の政策に影響力を及ぼしFTを促進することを目的としている。 ※2:European Commission:EUの政策執行機関 ※3:www.whiteband.org □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3、全国でフェアトレードを発信する活動が本格化 日本全国で、FTSNのメンバーが仕掛ける活動が活発化しています! 今回は続々と報告される各地の活動事例を取り上げてみました。 — — — — — — — — — — — — — — — 事例1:FTSN関西に新団体ARCH登場!! ARCHは京都の大学生を中心に、周波数79.7メガヘルツのコミュニティFM局: 京都三条ラジオカフェから「フェアトレードを知ること、それは私たちの未来 を考える始まり」というコンセプトのもと私たち学生の視点から、学生の思い をのせて京都、全国に発信していこうという団体です。 同時に、京都へのフェアトレード普及活動を通して、京都の学生と共に、私 たちが築き行く未来について考えていくことを目標としています。 ■On Air 第1、第3日曜日 PM6:00~6:15 ■Term 7月3日(日)~12月末 ■Homepage: http://members2.tsukaeru.net/arch/ websiteからも視聴できます☆ (山根実紀) — — — — — — — — — — — — — — — 事例2:FTSN九州サミット報告 8月11~12日、大分県別府市にあるアジア太平洋大学(APU)にて、FTSN九州 メンバーが約15名ほど集まり、合宿を行いました。 合宿の目的は、フェアトレードの知見を深めること・FTSN九州の今後の活動 方針の決定・メンバーの交流でした。 FTSN九州には様々な団体が加盟しています。 FTを実際に販売しているフェアトレード熊本や、FTだけではなくイラク戦争 やエイズ問題も扱っている宮崎のSOWやBaghdad Bridge、福岡の新しいFT団体 「葦(あし)」など。 一口にFTといってもこれほどの様々な団体が一緒に活動していることがFTSN 九州の特徴だと思います。 そういった個性のある団体がネットワークを構築する上で重要なことは、 「問題意識の共有」だと思います。 そこで、今回の合宿では「自由貿易」対「フェアトレード」という対立でデ ィベートを行いました。 私たちは普段FTのことを主に活動しているので、自由貿易という、それまで とは別の視点を体感して、よりFTの捉え方がはっきりしたと思います。 FTSN規約に関しても思った以上にスムーズに進みました。 規約草案も完成し、青春18切符で規約草案をバトン代わりに全九州内のFT団 体を回る予定です。 そして、この合宿経費であまったお金はFTSN関西メンバーのラジオプロジェ クトARCHに寄付させていただきました。 念願の合宿だったのでだいぶテンションの高い合宿でした!このモチベーシ ョンをいかに保つかが今後の課題な気がします。 (刀根&森田) — — — — — — — — — — — — — — — 事例3:FTSN関西よりイベント&スタッフ募集のお知らせ!! 12月の上旬ごろ、神戸にてフェアトレードに関するイベントを開催します。 流行に敏感なおしゃれの街、神戸から、神戸らしいイベントを提案し、情報 発信をしていきたいと考えています。 このイベントをきっかけに、より多くの人にフェアトレードや国際協力につ いて関心を持ってもらうことを目的としています。 フェアトレードに関心がない人に、気軽に足を運んでもらうために、ダンス や音楽を取り入れたおしゃれなイベントにしていこうと思っています! ダンスや音楽・ファッションに興味のある方、そしてフェアトレードに関心 のある方、一緒にイベントを作り上げていきませんか? ・国際協力、フェアトレードに興味がある方 ・ダンスに興味のある方(ダンサーとして出演していただける方も募集中です) ・音楽好きな方 ・映像製作に興味がある方 ・ファッションに興味がある方 以上どれかに興味を持っていて、神戸市内で行うミーティングに参加できる、 学生の方大募集です。もちろん一般の方のご参加もお待ちしております。 おしゃれの街神戸から一緒に情報発信していきましょう。 【お問い合わせ】 FTSN関西神戸イベントプロジェクトチーム FTSN関西blog:http://ftsnkansai.exblog.jp/ E-mail:ftsn_kansai@yahoo.co.jp お気軽にご連絡ください。 (山根実紀) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 4、編集長より ~フェアトレードWEBショップ「Lohasy」開店のお知らせ 皆様、大変長らくお待たせいたしました。 ついに自分のやっている会社グローバルトレーディング念願のWEBショップ 「Lohasy」が完成いたしました! アドレスはhttp://www.lohasy.com/です。 なるべく自分の周りの若い人たちにも見てもらえるように、デザインやコン セプトメイキングに力を入れました。 コンセプトは「モノ+モノガタリ」で、自分が好きなフェアトレードの「顔 の見える関係」という特徴を強調しました。 商品ラインナップとしては、ネパリバザーロさんのカレーやぬいぐるみ、わ かちあいプロジェクトさんの紅茶・サッカーボール、パレスチナオリーブさん のオリーブオイル、フェアトレーディングさんのコーヒー・ココア、そしてフ ェアトレードカンパニーさんのオーガニックコットン製品やリサイクルバッグ など、まずは定番の商品を揃えてみました。 今は資金の問題で商品数も少ないですが、今後、自社輸入商品も含め、商品 ラインナップやその他のサービスも強化していきたいと思っています。 何か、おススメの商品などありましたらぜひアドバイス頂きたいです。 そして実はまだ、リンク間違いや誤字など色々といたらない点もあります。 お気づきの点はinfo@g-trading.jpまで御連絡下さい。 若輩者ですが、まずは会社を潰さないように頑張ります。 皆様、FTSNメールマガジンともども、宜しくお願いいたします。 ☆「Lohasyオンラインストア」http://www.lohasy.com/☆ (倉林啓士郎) △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 本メールマガジンはFTSN(フェアトレード学生ネットワーク)がフェアトレ ードに関連するNewsや記事を隔週でお届けするメールマガジンです。 周りの友人の方にもぜひ購読をお薦めしてください! 登録はFTSNのホームページから!→http://www.ftsn.org/ 本メールマガジンに関するご意見・ご要望・苦情(笑)はnews@ftsn.orgまで。 編集長 倉林啓士郎 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年08月01日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジンvol.25
■■■■■****************************** ■■■■ ■■■ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン ■■ Vol.25 2005年8月1日 ■ HP → http://www.ftsn.org/ *********************************** あ、暑い。。 暑い。。縁側でスイカが食べたい。 FTSNメルマガ編集長 倉林です。 そんな暑~いFTSNメールマガジンは25号も内容盛りだくさん。 お見逃しなく! 最近、腕に白いバンドをつけている人をよくみかけるようになりました。 http://www.hottokenai.jp/ 多くの人に活動に関心を持ってもらうことはとても大事なことだと嬉しく 思う反面、これがただの流行で終わらないようにと強く思います。 編集長 倉林啓士郎 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ ○ Contents ○ 1、レゲエでグローバリゼーションと貧困問題を考える ~「ジャマイカ楽園の真実」現在上映中! By倉林啓士郎 2、フェアトレード団体訪問記 ~ウィンドファーム(北九州市) By森田朱音 3、イベント報告 ~7月9日・10日アースガーデン By高橋文 4、ちょっと小話。 ~京都フェアトレードラジオ By倉林啓士郎 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、レゲエでグローバリゼーションと貧困問題を考える ~「ジャマイカ楽園の真実」~ 現在上映中で早くも話題沸騰の「ジャマイカ楽園の真実」 http://www.uplink.co.jp/jamaica/ 7月16日~東京渋谷アップリンクで、グローバリゼーションや多重債務問題 を、レゲエの音楽にのせて考える映画「ジャマイカ楽園の真実」が公開されて います。 「この映画を見て、裕福な国が貧しい国へおこなっている仕打ちをわかって 欲しい」これが、ステファニー・ブラック監督がこの映画を作った目的です。 そして渋谷の劇場ではフェアトレード商品の販売も行われています。 ジャマイカは1962年にイギリスから独立した後、経済的に立ち行かなくなり 世界銀行・IMFより借り入れを行い債務国となりました。 それにより現在は国家予算の半分をその債務の返済に充てて、教育や福祉に 十分な行政サービスをおこなうことができません。 また債務国のため、国内の産業保護のための施策もとることが出来ずに、ア メリカやカナダから大量の安い農産物が入ってきて国内の農業は崩壊していま す。また自由貿易地区にはアメリカの縫製工場が立ち、そこでは法律も適用さ れることが無く、労働者が搾取されています。 そしてこれはジャマイカに限ったことではなく、多くの途上国がこのような 立場にあり、発展と自立を阻害されているという現実。 多くの人にこの映画を見てもらいたいと思います ホームページ中央のショートムービーでも充分に考えさせられます。 初秋からは名古屋・大阪でも上映されるということ。必見ですよー。 PS:考える映画といえば1994年にルワンダで起こった大量虐殺事件を題材に した話題作「Hotel Rwanda」も日本公開が望まれます。 「Hotel Rwanda」:http://www.mgm.com/ua/hotelrwanda/ (倉林) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2、フェアトレード団体訪問記 vol.1 ~ウィンドファーム(北九州市)にお邪魔しました 先日、FTSN九州のメンバーら9名で北九州市にあるウィンドファームを訪問 し、営業部長の矢野さんにフェアトレードについてお話を伺ってきました。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ウィンドファームの理念は「命に対して優しい」スロービジネス。 フェアトレードは、あくまで産直の延長であり、フェアトレードをしようと 思ってやったわけではないとのこと。 ビジネスパートナーであるブラジルのジャカランダ農場とは、商売の取引を しているというよりは、フェアトレード事業の生産部門を農場が担い、販売部 門をウィンドファームが担っているという連帯感がある。 取引価格も、毎年、お互いの生産状況、流通状況などを考慮して設定すると いう方法。 為替の状況を見てウィンドファーム側の経営が困難な際は、農場側から価格 を下げるように提案されることもあるらしい。 支払額の使い道については全額を農場主であるカルロス氏にお任せし、末端 の生産者への賃金配分等についてウィンドファームは関与していないし、する べきではないとお考えのようでした。 認証については、ブランドとは、外面に表記するものでなく、内面から出て くるもので、今のところフェアトレードラベルを付ける予定はない。 ラベル商品の需要が確実に拡大すればラベル獲得も考えるが、「ラベルによ って広まる」というのは妄想でしかないと考える。 迷いながらも多大なコストを費やしてJAS認証を獲得した際に、このような 淡い期待をふくらませていたが、JASを獲得したからといって、販売量は拡大 しなかったという。 今回のお話を伺った中で「信頼」や「つながり」という言葉がとても強調さ れていたように思います。 フェアトレードを考える際、「末端の生産者にいくらのお金が落ちているの か管理しなければ」といった上から見た関係になりがちですが、ウィンドファ ームとジャカランダ農場の関係は同等の立場にある信頼関係で成り立っている のだという感覚がありました。 しかし一方で、このような目に見えにくい信頼関係を一般化することはとて も困難であるのは事実です。 また、このような目に見えにくい情報は消費者の消費行動のインセンティブ にもつながりづらいことも事実でしょう。 イメージのフェアトレードと実質のフェアトレードが乖離せずにbetter way を探る必要があると思います。 (森田) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3、アースガーデン報告 7月9、10日に開催された「アースガーデン」でFTSN東京も出店しました! 4月の「アースデイ」に比べ、イベント自体の規模は小さかったものの、夏 らしい賑わいをみせました。 1日目は、午後からイベント自体が盛り上がってきたので、FTSNのブースに もちらほらと・・・人が集まってきました。 終了時間近くには豪雨にあいましたが、雨宿り感覚で来てくださった方に 説明をしたりと、積極的にFTSNというものを売り込んでいきました。 2日目は、前日の雨が心配でしたが、そんな心配はよそに快晴!! 午前中から賑わいを見せブースに来られるお客様とも「暑い」中「熱い」話 ができました。 マヤビニックの方々もいらしてくれていたので、商品を販売しながら、私も より深い知識を身に付ける絶好の機会となりました。 今回は商品販売に力を入れるより「フェアトレード」を広めるということを 目標としていたこともあり、フェアトレードの説明・商品の説明も含め、来て くださった人達との会話を大切にできたと思いました。 また、会話をすることで、商品自体の価値について深く理解してもらえたと 思いました。 いつも通りマヤビニックコーヒーとPEPUPのマンゴーは人気がありました。 また今回も「グローバルトレーディング」のフェアトレードサッカーボール を販売しましたが、やはりサッカーボールは「人目を惹く」商品だったようで フェアトレードへの関心を集め易くしてくれていたように感じました。 売り上げ自体は想定していたより上回った結果となりました。 しかし、それ以上に大きな収穫は、これからどんどん影響力を持つようにな る大学生や、若い社会人の方々に「フェアトレード」についてふれてもらった ことだったのではないでしょうか。 暑い中で、今回の目標だった「広める活動」は充分に行えました。 みなさん お疲れ様でした!!!!! (高橋) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 4、ちょっと小話。 「学生フェアトレードステーション」という取り組みをご存知でしょうか? 「フェアトレードを知ること、それは私たちの未来を考える始まり」という 考えのもと集まった京都の学生達が自主制作しているラジオ番組で、FTSN関西 のメンバーも多く携わっています。 番組内容は「フェアトレードとは何か」という基本的なテーマから始まり、 京都にあるフェアトレードショップの紹介、メンバーによる生産国の現地リポ ート、ゲストスピーカーとのトークセッション、さらにはの基準やフェアトレ ードに対する批判などにも焦点をあて、「フェアトレードを通して私達にでき ることは何か」をリスナーと共に考えています。 下記のHPから視聴もできます! http://members2.tsukaeru.net/arch/ (倉林) △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 本メールマガジンはFTSN(フェアトレード学生ネットワーク)がフェアトレ ードに関連するNewsや記事を隔週でお届けするメールマガジンです。 周りの友人の方にもぜひ購読をお薦めしてください! 登録はFTSNのホームページから!→http://www.ftsn.org/ 本メールマガジンに関するご意見・ご要望、またフェアトレード関連情報も お待ちしております。 news@ftsn.orgまでお気軽にお寄せ下さい。 編集長 倉林啓士郎 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年06月30日
FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジンvol.24
■■■■■****************************** ■■■■ ■■■ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン ■■ Vol.24 2005年6月30日 ■ HP → http://www.ftsn.org/ *********************************** こんにちわ、FTSNメルマガ編集長 倉林です。 蒸し暑い毎日が続きますが、みなさまどのようにお過ごしでしょうか? 私は5年間使っていた部屋のクーラーが先日ぶっ壊れたのを良い機会に、半 強制的にうちわと扇風機だけで過ごすというエコロジー生活を送っています。 思ったよりもなかなか気持ち良いものですよ。 ところで。先日、世界銀行(World Bank)主催で、開発問題に関心のある全国 のユースを集めたイベントがありました。 北は北海道~南は鹿児島まで全国から活発に活動している若者180余名が集 まり、貧困・不平等~教育・医療保険まで多くの課題について、ユースとして 関わっていけることをディスカッションしながら、交流を深めました。 色々な議題を考える中で、フェアトレードという取り組みを進める上では、 もちろん実際のフィールドを見ることを大事にしながらも、同時にフェアトレ ードを必要とさせる(貧困を生み出している)世界の仕組みについてをしっかり と勉強して、問題の本質を捉えていくことが重要だなと強く感じました。 ほんとに。 さて、今回の24号では、FTSNも参加する「アースデイ」を含む3件のイベント 情報とFTSN九州の井口からの「イギリス便り」、東京メンバー吉田からの「スタ ディツアー報告」など、読み応えたっぷりでお届けします。 編集長 倉林啓士郎 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ ○ Contents ○ 1、イベント情報3件 ☆7月2日(土)『LIVE8 JAPAN』@幕張メッセ ☆7月8日(金)『講演会:イギリスのフェアトレード事情』@聖パウロ教会 ☆7月9日(土)~10日(日)『アースガーデン』@代々木公園 ※FTSNも出店します(スタッフ募集中) 2、井口亜由子のイギリス便り ~G8サミット直前、盛り上がる「Make Poverty History」 By井口亜由子 3、スタディ・ツアー報告 ~有機農法の上をゆく、バイオダイナミック農法!? By吉田彩子 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報3件 ☆7月2日(土)『LIVE8 JAPAN』 主催:ボトル(LIVE8 International) 場所:幕張メッセ HP:http://www.live8.jp/ すでに、ロンドン、パリ、ベルリン、ローマ、フィラデルフィア、トロント にて7月2日に同時開催が決定されている貧困撲滅キャンペーンライブ「LIVE8」 の日本版である「LIVE8 JAPAN」が7月2日、幕張メッセにて開催されます。 7月2日の14時開演、国内外のビッグ・アーティストが参加予定です。 ※後述の井口さんのイギリスからの記事にも関連情報があります。 ☆7月8日(金)『講演会:イギリスのフェアトレード事情』 ~イギリス生協のブラッド・ヒル氏が語るフェアトレードの成功例 主催:フェアトレードラベルジャパン 場所:聖パウロ教会 HP:http://www.fairtrade-jp.org/news/domestic/domestic_news.html 世界的にフェアトレードが広がる中でもイギリスは販売量で首位を行き、 そのマーケット規模は200億円にまで成長しています。そしてその中核はフェ アトレード市場の30%を占める生協でのフェアトレードの取組みです。 そこで中心的な役割を果たしておられるブラッド・ヒル氏にイギリスでの 成功例を話していただきます。 またヒル氏はイギリスで広がっているフェアトレード・タウン運動(現在110 都市、1500万人がフェアトレード・タウン宣言し、認定を受けています)の推進 者でもあり、その報告もしていただきます。 是非皆さんご参加下さい。 日時:7月8日(金)19:00~21:00 場所:聖パウロ教会集会室 東京都墨田区江東橋5-3-1 地図:http://www.fairtrade-jp.org/About_us/map.gif TEL:03-3634-7872 MAIL:info@fairtrade-jp.org 参加ご希望の場合はメールかお電話でお願いします(担当:北澤) ※参加費500円 ※定員30名 ☆7月9日(土)・10日(日)『アースガーデン』 主催:アースガーデン 場所:代々木公園 HP:http://www.earth-garden.jp/ アースガーデンは、春・夏・秋に行われる、エコロジーをテーマにしたコン セプト・イベントです。この夏の開催テーマは「ピースフルサマー・アジアン夏 祭り」。エスニックな品々・ご飯・ステージを中心に「アジアの夏」を楽しみ平和 を考え実感したいと思っています。 また、JAMバンドステージ「NaturalHigh!!」が9日17時~、並木では2日間通し て、新しいエコエネルギー「バイオディーゼル発電」による「NEW POWER GEARフ ジロックフェスティバル2005前夜祭」が企画参加。 盛りだくさんの夏の始まりです!! ※FTSNも出店します。当日スタッフ大募集中→info@ftsn.orgまで □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2、井口亜由子のイギリス便り ~G8サミット直前、盛り上がる「Make Poverty History」運動~ 今、G8首脳会談(サミット)の開かれる私の留学先イギリスを中心にアメリカ やカナダなど世界各国で、多くのNGOやチャリティー団体(イギリスだけで420 団体以上!)が協力し、貧困の根絶を目指す運動が大々的に行われています。 この運動は世界同時に行われ、イギリスでは「Make Poverty History-貧困を 過去に」、アメリカでは「One Campaign-援助資金を国家予算の1%に」、日本で も「ほっとけない 世界のまずしさ」というキャンペーンが展開されています。 イギリスの「Make Poverty History」は大きく3つの目標を掲げていて、1つは 「Trade Justice(貿易を公平にすること)」、もう1つは「Drop The Debt(途上国が 先進国に払っている負債を減らす」、もう一つは「More and Better Aid(もっと そしてより良い援助)」です。 しっかりフェアトレードの考えも掲げられています! 実際どういった活動をするかというと、来月の7月6日~8日にかけて行われ るG8首脳会談(サミット)の開催日前後に、世界の各地で貧困を終らせようとい うキャンペーン運動を行いメッセージを発信します。 「世界人口のたった14%だけの先進国だけで、国際問題や世界経済の方針を決 めてしまうのはおかしい。」 「いつも自分達に有利になるように貿易のルールなどを作り、結果アフリカ・ アジア・南米など発展途上国の生産者は不条理な立場に追いやられ状況は悪化 していくばかりである。もっと途上国にも有利な方針を話し合うべきだ。」 「私達の意見を彼ら8人に受け入れてもらうため平和的にプレッシャーをかけ よう。」 という考えにのっとった運動です。 その具体的な意見として、上に挙げた3つの目標を、このキャンペーンで成し 遂げたいと考えているようです。今回のサミットのメインテーマの1つがアフリ カでの貧困なので、この運動に関わる人々は今年にかけているようです。 7月2日にサミットの会場であるグレンイーグルス近郊のエディンバラという 街でメインのマーチ(デモのように列をなして街を歩くこと)が行われます。 マーチは最終的に街の中心を取り囲むようになり、そこで人の鎖ならぬ、こ のキャンペーンのシンボルとして使われているホワイトバンドの巨大版が形成 され、G8のリーダーに対してメッセージを発信します。 ※ホワイトバンド→http://www.makepovertyhistory.org/whiteband/ その間もずっとフェスティバルが行われていて、フェアトレード商品の販売 やライブミュージックがあったり、ビッグゲストも来るそうです。 また、この運動に関連して世界各地で「LIVE8」というチャリティーコンサート が行われます。 ロンドンではマドンナやエルトンジョン、ポール・マッカートニーらが出演 し、日本でも7月2日に幕張メッセで開催されDef Tech(デフテック)、DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)、RIZE(ライズ)、Bjork(ビョーク)ら の参加が予定されています。 この運動は規模が大きいだけでなく、キャンペーンの仕方がとてもうまいと 思いました。 イギリスの「LIVE8」のチケットを予約するには「LIVE8」のHPに書いている問題 の回答を指定されたメールアドレスに送信するという方法をとっていて、ただ ライブ目当ての無関心層にこの運動の意味を理解してもらうのにとても有効な 方法だと思いました。 キャンペーンの方法についてもう少し述べると、「Make Poverty History」の HP上で、自分の名前や住所を書き込むだけでイギリスのブレア首相にメッセー ジを送れるようになっていたり、ポストカードをいろいろな関連イベントで配 りそのカードにも同じように名前などを書き込みポストに投函することでメッ セージをブレア首相に発信できるようにしていたりします。 最近では「LIVE8」をテレビCMでも見かけたり、どこの地下鉄の駅でも「Make Poverty History」か「LIVE8」の看板を見かけるようになりました。 新聞や雑誌でも取り上げられたりと、注目されています。 日本の「LIVE8」はCS放送フジテレビ721で同時衛星生中継され、後日フジテレ ビで2時間ダイジェストとして放映されるそうです。 こんなに多くの人々が本気で貧困について考え行動していることに対し、驚 きとともに感動さえおぼえます。 私はエディンバラまで行く予定なので、また後日に当日の様子を報告します。 (井口亜由子) ※参考HP 「Make Poverty History」:http://www.makepovertyhistory.org/ 「ほっとけない世界の貧しさ」:http://www.hottokenai.jp/ 「LIVE8」:http://www.live8live.com/ 「LIVE8 JAPAN」:http://www.live8.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3、スタディ・ツアー報告 ~有機農法の上をゆく、バイオダイナミック農法!? みなさん、紅茶は好きですか? これまで断然コーヒー派であった私ですが、今年3月下旬から12日間に渡る グローバルヴィレッジ主催「北インド・スタディーツアー」で訪れたある紅茶農 園で、私は紅茶の虜となりました。 マカイバリ茶園は、西ベンガル州ダージリン地方に位置します。霧がかった 山道を車で上り、着いたところは、まるで天空の城のようでした。 「ラジャ/キング」の名で呼び親しまる茶園主のバナジー氏は、とても愉快な方 です。自然をこよなく愛す彼は、「科学は万能ではない。基本=土に戻ることが 重要だ」と考え、無農薬農法を学びました。そして更に、R・シュタイナー(1861 ~1925)の思想に影響を受け、1990年にバイオダイナミック農法を取り入れたの です。 バイオダイナミック農法の特徴は、天体の動きの利用、動物との共生、そし て調合剤の使用です。 ここでの調合剤は8種類あり、土を豊かにするために重要なもので、天然の物 質で作られています。花やハーブを用いたもの、牛の糞、角、腸や鹿の膀胱を用 いたものなどがあり、それぞれ番号がつけられ、大切に保管されています。 そして、冬にそれらを土の中に埋めてよく吸収させ、夏前に取り出し、エネル ギーが放出されるようにするのです。 農薬や殺虫剤などを用いず、自然の力を最大限利用するバイオダイナミック農 法によって、土地は丈夫で健康的に維持されるのです。 こうしてマカイバリ茶園で作られた紅茶は、英国、米国、スイス、そして日本 などで有機認証を取得しています。また、1996年には米国紅茶マスターズ協会で 「シルバーティップス」が、2003年にはインド・コルカタで行われたティーオーク ションで「シルバーニードルズ」が世界最高値を記録するなどしています。 また、マカイバリ茶園での環境を配慮した取り組みは、日々の生活の中にもみ られます。 茶園で働く人々の家では、調理の際にバイオガスが使われています。 バイオガスとは、牛糞と水から発生させたメタンガスです。 見学させていただいた家庭では、庭に黒くて丸い大きなバルーンのような装置 があり、そこにガスを溜めていました。 バイオガスを用いることで、それまで調理用の火をおこすためになされていた 森林伐採をなくすことができたのです。 自然のサイクルのまま経営が行われるマカイバリ茶園。 ここで飲んだ紅茶は、実に味わい深いものでした。 (吉田彩子) ※参考HP 「マカイバリジャパン」:http://www.makaibari.co.jp/ △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 本メールマガジンはFTSN(フェアトレード学生ネットワーク)がフェアトレ ードに関連するNewsや記事を毎月2回お届けするメールマガジンです。 周りの友人の方にもぜひ購読をお薦めしてください! 登録はFTSNのHPからできます!→http://www.ftsn.org 本メールマガジンに関するご意見・ご要望、またフェアトレード関連情報も お待ちしております。 news@ftsn.orgまでお気軽にお寄せ下さい。 編集長 倉林啓士郎 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年06月12日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジンvol.23
■■■■■****************************** ■■■■ ■■■ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン ■■ Vol.23 2005年6月12日 ■ HP → http://www.ftsn.org/ *********************************** 今号は札幌から配信となりました、FTSNメルマガ編集長 倉林です。 6月の蒸し暑い東京を離れて、1週間北海道に来ています。 富良野や積丹など、自然に囲まれた大地をめぐり、農家の人々に会い、また いろいろな事を考えさせられました。 テレビドラマ「北の国から」での五郎の遺言を思い出しました。 「…金なんか望むな。倖せだけを見ろ。ここには何もないが自然だけはある。 自然はお前らを死なない程度には充分毎年喰わしてくれる。自然から頂戴しろ。 そして謙虚につつましく生きろ。それがお父さんのお前らへの遺言だ」 札幌は菊水でフェアトレード商品を扱っているお店「これからや」さんにも お邪魔して、元気でパワフルな店長さんから元気をもらってきました! そんな23号ではフランスからの海外Newsや、農大へのフェアトレード商品の 導入という嬉しいNews、間近に迫ったFTSN主催のフェアトレード勉強会の詳細 もあります。お見逃しなく! 編集長 倉林啓士郎 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ ○ Contents ○ 1、イベント情報4件 ☆6月18日(土)『第2回 FTSN勉強会』@東京ウィメンズプラザ ☆6月19日(日)『2005児童労働撲滅キャンペーンin福岡』@博多スターレーン ☆6月19日(日)『夜の森』@カフェスロー ~メキシコよりパトリシア・モグエル氏を迎えて ☆6月22日(水)『クォータリーat発刊記念シンポジウム』@青山BOOKセンター 2、海外フェアトレードNews ~フランス政府公式フェアトレード認証登場か!? By小穴杏子 3、農大生協にフェアトレード商品導入 By米山亜里沙 4、【まだ申し込めます】FTSNより第2回勉強会のお知らせ ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報4件 ☆6月18日(土)『第2回 FTSN勉強会』 主催:FTSN 場所:東京ウィメンズプラザ 詳細は後述の記事にて詳しくご確認下さい ☆6月19日(日)『2005児童労働撲滅キャンペーンin福岡』 主催:NTT労働組合 場所:博多スターレーン1階Aホール 毎年6月12日はILO(国際労働機関)の定めた「児童労働反対世界デー」です。 NTT労組は、その日をはさんだ両週末(5日・19日)に仙台・福岡の2都市におい て、一般参加型イベントの開催を行います。 ブースではシャプラニールやグローバルトレーディングの扱うフェアトレー ド商品が販売され、フェアトレードカフェも登場します。 ☆6月19日(日)『夜の森』メキシコよりパトリシア・モグエル氏を迎えて ×100万人のキャンドルナイトプレイベント 主催:ナマケモノ倶楽部・スローウォーターカフェ 場所:カフェスロー(府中市栄町1-20-17) www.cafeslow.com 森と自分の暮らしにキャンドルを灯してそこから見えるであろう世界。 採取→生産→消費→廃棄のなかの、表面化しない「採取」が起きている。 それに対して「できること」としての、森栽培というオルタナティブの可能性、 森林栽培のような「森とつながる暮らし」の提案+キャンドル点灯式。 【ゲスト】パトリシア・モグエル、アルバロ・アギラル・アヨン 【聞き手】中村隆市 日時:6月19日(日)18:00~20:30(17:30開場) 参加費:予約:1,800円/当日:2,000円 エクアドルコーヒー飲み放題 問合・申込先:カフェスロー 042-314-2833 ☆6月22日(水)『クォータリー「at」発刊記念シンポジウム』 場所:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山 バナナやエビ、コーヒーの民衆交易に取り組む株式会社オルター・トレード ・ジャパン(ATJ)と日本ネグロス・キャンペーン委員会(CNC)は、編集室「パラ グラフ」を立ち上げ、2005年5月に季刊誌『at』0号(創刊準備号)を発行しまし た。その記念としてして下記のシンポジウムを開催します。 HP:http://www.altertrade.co.jp/topics/topics07.html 【パネラー】田中優(未来バンク事業組合理事長 ap bank顧問) 岩崎ゆう子(コミュニティシネマ支援センター事務局長) 堀田正彦(株式会社オルター・トレード・ジャパン代表) 司会:郷雅之(クォータリー「at」編集人) 日時:6月22日(水)19:00~21:00(18:30開場) 参加費:500円 定員:120名 問合・申込先:青山ブックセンター本店 03-5485-5511 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2、海外フェアトレードNews ~フランス政府公式フェアトレード認証登場か!? 世界中でフェアトレードデーが盛り上がっていた5月はじめ、フランスのラ ファラン首相(当時)の命令を受けた1人の下院議員によって、あるレポート が発表されました。 『フェアトレード:発展を支えるための40の提案』と題されたこのレポート では約100ページにわたり、フェアトレードの背景と現状、基準などについて 詳細に記されています。そしてもっとも重要な結論として、フェアトレードの 公式認証の仕組みをつくる必要性が述べられています。 このようなレポートが作成された背景には、より厳密なフェアトレード規格 をつくる試みが頓挫しそうになっているという事情があります。実はフランス 工業規格化委員会(AFNOR:ISOでフランスを代表する機関)では、以前から多様 なフェアトレード団体と協議を進めつつ、規格づくりに取り組んでいました。 しかし、多様な意見をまとめることができず作業がゆきづまっているのです。 そこで、規格よりゆるい認証制度を模索することが提案されることになったの です。 このレポート発表について、フランスの有力なフェアトレード団体Artisan du Mondeは、「よい議論の土台となるだろう」とコメントしていますが、政府 によるフェアトレード認証そのものについては懐疑的な立場を表明しています。 果たして、このような公式の認証制度がフランスで実現するのかどうか、そ の可能性については現状では何とも判断ができませんが、レポートを執筆した Antoine Herth議員は関係省庁をめぐって調整をはじめているとのことです。 少なくとも現時点で言えるのは、これがもし実現したら、フランスだけでなく 世界のフェアトレード業界に大きなインパクトを与えるということでしょう。 (小穴) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3、農大生協にフェアトレード商品導入 このたび、農大の生協に念願のフェアトレード商品を1ヶ月間、施行期間と して置かせてもらえることになりました!! 何故生協にフェアトレード商品を導入したかというと、収穫祭という10月末 に行われる文化祭で、フェアトレードについての文化学術展を出展を予定し、 それに向けて学内のフェアトレードに対する意識向上を図るためです。 私たちは、フェアトレードに関心のある学生で文化学術展に向けての団体を 立ち上げました。去年のFTSN主催の学祭報告会に出席した学生が、生協の店長 さんにプレゼンをして、今日に至ります。 私たちの団体は生協での売り場作りや、フェアトレードに関するリーフレッ ト作成をし、全面的に協力するつもりです。 商品はネパリバザーロの紅茶クッキー(3種類)、紅茶、コーヒーです。 今日見に行ったら、三種類ある紅茶のうち、一種類は完売してました。 クッキーの売れ行きも良く、おいしいと評判です。 値段的にもクッキーは学生が一番手に取りやすい商品だと思います。 生協での紅茶、コーヒーの需要は決して多いとは言えないので、私たちは研 究室などをまわることも予定しています。 ちなみに紅茶・コーヒーの需要は理工系の学部がある大学で多いと生協の店 長さんからアドバイスをもらったので、生協にフェアトレード商品を導入した いと考えている理工系の大学の学生さんは参考にしてもらえたらと思います。 今後学生からの要望があれば、施行期間が延びる可能性があるので、友達な どに口伝えで広めている今日この頃です。 (米山) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 4、FTSNより第2回勉強会のお知らせ~♪スタディーツアー報告♪ ■■まだまだ参加可能 第2回 FTSN勉強会 ■スタディーツアー報告 ~顔の見える関係とは~ 【企画概要】 フェアトレードや国際協力に興味のある人にとって、現地へ訪れて活動する というのは非常に関心の高いものです。今回は、FT団体が主催するスタディツ アーに参加したり、個人でFTの生産者団体を訪ねたりしたFTSNメンバーより、 現地での体験、気持ちの変化などを報告してもらいます。 さらに、「顔の見える関係」というのをテーマに、グループワークを行い、 現地での現状を踏まえながら、フェアトレードのあり方を探っていきます。 【内容】 ■■第1部 □スタディーツアー参加者からの報告-パネル・ディスカッション形式 ☆スペシャルゲスト☆ ・河野妙子さん(慶応大マヤビニック代表) メキシコのコーヒー生産者を訪問 ・飛川三智枝さん(FTSN) Free Kids Vollage の取引先のタイの生産者を訪問 ・吉田彩子さん(FTSN) インド北部のFair Trade Company の取引先6つをFTcoのスタディ ーツアーを通して訪問。 ■■第2部 □「顔の見える関係とは??」をテーマにグループワーク・意見交換 ■■まとめ □諸団体のスタディーツアー情報 □FTSN次回イベント等告知 【日時】 6月18日(土) 18:00~20:00 【場所】 東京ウィメンズプラザ 視聴覚室 http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html 【参加費】500円(場所代、印刷代、飲食代として) 【持ち物】 ・筆記用具 ・マイカップ~フェアトレードコーヒーとお菓子を準備してます! 【お申し込み先】 ftsn_event@yahoo.co.jp ----------------------------------------- ■□お申し込みフォーム お名前: 所属: メールアドレス: 連絡先: ----------------------------------------- △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 本メールマガジンはFTSN(フェアトレード学生ネットワーク)がフェアトレ ードに関連するNewsや記事を隔週でお届けするメールマガジンです。 周りの友人の方にもぜひ購読をお薦めしてください! 登録はこちらから!→http://www.melma.com/mag/91/m00138891/ 本メールマガジンに関するご意見・ご要望、またフェアトレード関連情報も お待ちしております。 news@ftsn.orgまでお気軽にお寄せ下さい。 編集長 倉林啓士郎 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年05月26日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジンvol.22
■■■■■****************************** ■■■■ ■■■ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン ■■ Vol.22 2005年5月23日 ■ *********************************** こんにちは。FTSNメールマガジン編集長 倉林です。 5月も終わりに近づいてまいりました。この春に新しい学校に入学した人や、 新しい会社に入社した人も、そろそろ新生活に慣れてきた頃でしょうか。 私たちFTSNも、新しくHPをリニューアルし、メルマガもmelmaから自動登録 ができるようになり、少しずつですが新体制ができてきました。 今後いっそう多くの人にFTを知ってもらえるよう活動していきます。 さて、今回の22号はおなじみ小穴記者による海外Newsや、FTSN九州から熊本 のフェアトレードタウンに向けてのイベント報告、またFTSN主催のフェアトレ ード勉強会第2弾のお知らせもあります。どうぞお見逃しなく! FTSN新HPアドレス → http://www.ftsn.org/ 編集長 倉林啓士郎 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ ○ Contents ○ 1、イベント情報4件 【注目!】☆6月18日(土)『第2回 FTSN勉強会』@東京ウィメンズプラザ ☆6月5日(日)『2005児童労働撲滅キャンペーンin仙台』@エル・パーク仙台 ☆6月25日(土)・26日(日)『Youth Development and Peace Japan 2005』 @世界銀行東京事務所 ☆7月9日(土)・10日(日)『アースガーデン』@代々木公園 2、海外フェアトレードNews ~社会起業コンテストでFTプロジェクトが優勝 By小穴杏子 3、熊本フェアトレードタウンに向けて By森田茜 4、【告知】FTSNより第2回勉強会のお知らせ 5、特別記事 ~世界フェアトレードデーを終えて By小穴杏子 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報4件 【全員注目↓】ついにやってきました! ☆6月18日(土)『第2回 FTSN勉強会』 主催:FTSN 場所:東京ウィメンズプラザ 詳細:後述の記事にて詳しくご確認下さい ☆6月5日(日)『2005児童労働撲滅キャンペーンin仙台』 主催:NTT労働組合 場所:エル・パーク仙台ギャラリーホール 毎年6月12日はILO(国際労働機関)の定めた「児童労働反対世界デー」です。 NTT労組は、その日をはさんだ両週末(5日・19日)に仙台・福岡の2都市におい て、一般参加型イベントの開催を行います。 世界に存在する児童労働問題について、家族や友達と考えてみてほしい-。 ブースでシャプラニールや?グローバルトレーディングの扱うフェアトレード 商品が販売され、フェアトレードカフェも登場します。 ☆6月25日(土)・26日(日)『Youth Development and Peace Japan 2005』 主催:YDP Japan 2005実行委員会 場所:世界銀行東京事務所 Youth Development and Peace Japan 2005(YDP Japan 2005)は、開発課題に 携わる日本全国のユース団体が一堂に会する場を創出することを通じ、ユース 間の対話促進と各々のキャパシティビルディングの第一歩を踏み出そうとする ものです(※HP抜粋)。FTSNも参加予定です。 詳細:http://www.ydpjapan.net/ ☆7月9日(土)・10日(日)『アースガーデン』 主催:アースガーデン 場所:代々木公園 アースガーデンは、春・夏・秋に行われる、エコロジーをテーマにしたコンセ プト・イベントです。FTSNも参加予定です。 詳細:http://www.earth-garden.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2、海外フェアトレードNews ~社会起業コンテストでFTプロジェクトが優勝 4月22日、アメリカのカリフォルニア州バークレーで開かれたグローバル・ ソーシャルベンチャーコンペティションで、途上国の貧困層や女性が生産した ギフトやアクセサリーをフェアトレードの基準で輸入するプロジェクトを発表 したハースビジネススクールのチーム、World of Goodが優勝しました。 社長はPriya Hajiという女性で、高校生の時から社会的企業を設立しており 、今回で3つ目の起業だそうです。 このコンペティションは1999年にハースビジネススクールの学生が始めたも ので、スポンサーとしてゴールドマン・サックス財団とOmidyar Network(※1) がついています。また、運営に関してはハースビジネススクールに加えてコロ ンビアとロンドンのビジネススクールがパートナーになっています。 審査基準はプロジェクトの収益性・社会性(SIA:Social Impact Assessment) です。プロジェクトに対応する既存のビジネスより高いSIAを示し、かつ収益 が見込めるモデルを示したチームが高く評価される仕組みです。 上位チームにはプロジェクトを実行に移すための資金として賞金が与えられ 、今年の優勝チームには25000ドルが授与される予定です。 さすがアメリカ、という感じですが、日本でもこういった社会起業家のコン ペティションはあります。たとえばETICというNPOが毎年主催するSTYLEという コンペティションがありますが、ここから日本のフェアトレード企業、スロー ウォーターカフェが生まれています。 フェアトレードをはじめ、ビジネスという形で社会的な事業を行うためには 収益性が確保できなければ成り立たないので、その意味で限界はあります。 しかし、アイデアが素晴らしければ、不安定な寄付や補助金に頼らず活動を 継続させ、そして拡大させられるという大きなメリットがあります。 今後もフェアトレードのように、お金儲けだけではなく社会的なミッション を強く持った企業が活発に設立され、広がっていくことを期待したいですね。 (小穴杏子) (※1)アメリカのオンラインショップ、e-Bayの創始者が運営する、社会的 企業家に資金を提供する財団。http://www.omidyar.net/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3、熊本フェアトレードタウンに向けて-FTSN九州より 5月15日(日)。世界フェアトレードデーに関連して、熊本市にある河原町の フェアトレードタウン宣言にむけて一連のイベントが熊本で開催されました。 熊本におけるフェアトレード活動は、12年という長い歴史をもちます。その 発起人である明石祥子さんは、フェアトレードショップ「ラブランドエンジェ ル」を通して、地域に密着した活動を幅広く展開してきました。 ※「ラブランドエンジェル」HP http://www.lovelandangel.com/ その活動は新聞を初めとするメディアに取り上げられることも数多く、最近 では熊本県知事や熊本市長もその活動に賛同して、力を貸してくれています。 このような盛り上がりを見せている熊本が、今春のフェアトレードデーをき っかけとしてフェアトレードタウンに名乗りを上げ、そのキックオフイベント として今回のイベントが開催されました。 午前中、明石さんを代表とするFTK(フェアトレード熊本)のショップ「はち どりの木」が熊本市長、フェアトレードカンパニーのサフィア氏による祝辞を もってオープンされました。その後、ピープルツリーの新作の服によるファッ ションショーが行われ、FTSNのメンバーも含め30人ほどがモデルとして参加し ました。 午後、バングラデシュからの生産者「スワローズ」による講演会が行われ、 バングラデシュにおいて縫製業が重要な輸出産業であること、その業界がとて も不安定であることなどが伝えられました。 公開ミーティングwith FTSNでは「フェアトレードタウン・フェアトレード大 学実現にむけて」をテーマとしFTSNはサフィア氏より以下の提案を頂きました。 ・ショーをする際に服の販売利益をあげる方法を考慮する ・フェアトレードの周りの情報(ex:国際情勢)も含めたリソースバンク構築 ・FTSNを始めとする諸団体のシャツをオーガニックコットンで作成し、その デザイン案をコンペする ・フェアトレード推進のトレードマークとしてリストバンドを普及させる ・フェアトレードカンパニーが発行するビラで掲載してほしい情報を提示 一日のスケジュールは盛りだくさんで、過密スケジュールをこなして動いて いるスタッフの方の姿を見て、こういう風にフェアトレードに対し熱く、誠実 な思いを持ち、行動に移すことができるスタッフがいるからこそ、今回熊本が フェアトレードタウンへの一歩を踏みだすことができたんだろうなぁと思いま した!(森田茜) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 4、【告知】FTSNより第2回勉強会のお知らせ ~♪やってきました!第2回FTSN勉強会♪ ■■第2回 FTSN勉強会 □■スタディーツアー報告~顔の見える関係とは~ 【企画概要】 フェアトレードや国際協力に興味のある人にとって、 現地へ訪れて活動する というのは非常に関心の高いものです。 今回は、FT団体が主催するスタディーツアーに参加したり、個人でFTの生産者 団体を訪ねたりしたFTSNメンバーより、現地での体験、気持ちの変化などを報告 してもらいます。 さらに、「顔の見える関係」ということをテーマに、グループワークを行い、 現地での現状を踏まえながら、フェアトレードのあり方を探っていきます。 【日時】6月18日(土)18:00~20:00 【場所】東京ウィメンズプラザ視聴覚室 http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html 【参加費】500円(場所代、印刷代、飲食代として) 【持ち物】筆記用具・マイカップ(当日はFTコーヒー・お菓子を準備してます) 【定員】30名:定員になり次第、締め切らせていただきます。 【お申し込み】フォームにご記入の上、下記アドレスまでお申し込み下さい。 ftsn_event@yahoo.co.jp ■□お申し込みフォーム お名前: 所属: メールアドレス: 連絡先: □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 5、特別記事~世界フェアトレードデーを終えて 5月14日、フェアトレードカンパニー主催の世界フェアトレードデーが開催 されました。読者のみなさまの中にも参加された方がたくさんいらっしゃるこ とでしょう。FTSN側のイベントリーダーとしてこのイベントに関わった小穴か ら、報告記事をお送りします。 フェアトレードデーとは、毎年5月の第2土曜日に世界中でフェアトレード普 及のためのイベントが行われる、いわばお祭りの日です。 また、この日以外でも5月は「フェアトレード月間」となっており、一ヶ月 通してフェアトレード団体やショップによる企画が行われます。 それらの中でも、フェアトレードカンパニー主催のイベントは毎年IFAT(※1) 加盟団体であるぐらする~つ、ネパリ・バザーロの他、さまざまな団体が参加 する規模の大きなものです。 そのイベントに、今年はFTSNとして初めて、しかも、企画から運営にいたる まで参加することができました!これはとても大きな意味のあることです。 物販コーナーでは学生団体が輸入に関わっているフェアトレード商品と、複 数のフェアトレード団体の商品を来場者のみなさまにご紹介することができま した。 また、夕方から設置された休憩室で、FTSNメンバーが集めたフェアトレード に関する文献や論文、資料を展示しました。日本でまだフェアトレードに関す る文献資料が乏しいなか、学生や研究者の方にとても好評でした。 さらに、日本のフェアトレードの現状と展望を議論したセミナー2ではIFAT 加盟3団体と熊本のフェアトレードショップ「ラブランドエンジェル」の方と 並び、パネリストの1人として、小穴が壇上で発言する機会をいただきました。 こうしてもりだくさんのイベントが終了したわけですが、当日のアンケート によれば、回答者の約6割は20代でした。 やはり、若者がフェアトレードに関心を持ち始めているということを再確認 し、FTSNの活動をより充実させていく必要性を強く感じました。 また、今回の参加を通じて、FTSNもまた一回り成長した気がします。色々な 団体とのやりとり・交渉を経験することで、自分たちの勉強になりました。 (フェアトレード団体や学生団体にご迷惑をおかけすることもありましたが・・) さまざまな学生団体の商品を実際に売ることで、知識もつきましたし、同時 にさまざまな問題点も見えてきました。 今後、それらの情報を各団体にフィードバックし、できればFTSNに対する意 見もいただくことで、お互いを高めあっていきたいと思っています。 当日いらっしゃった読者のみなさまからも、ご意見・ご感想ございましたら 是非info@ftsn.orgまでメールでお寄せください。 来年の世界フェアトレードデーには、さらにパワーアップしたFTSNとして、 より社会的インパクトの大きいイベントを他の団体とともに作りあげることを 目指していきたいと思います。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(小穴杏子) (※1)国際的なフェアトレード団体のネットワーク組織 http://www.ifat.org 世界フェアトレードデーについての詳細は http://www.wftday.org/ △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 本メールマガジンはFTSN(フェアトレード学生ネットワーク)がフェアトレ ードに関連するNewsや記事を隔週でお届けするメールマガジンです。 周りの友人の方にもぜひ購読をお薦めしてください! 登録はこちらから!→http://www.melma.com/mag/91/m00138891/ melma登録の関係で定期配信が一時乱れ、皆様にご心配をおかけしました。 今後、毎月第2・第4日曜日をFTSNメールマガジンの発行予定日とします。 今後ともご愛読のほど宜しくお願いいたします。 本メールマガジンに関するご意見・ご要望、またフェアトレード関連情報も お待ちしております。 news@ftsn.orgまでお気軽にお寄せ下さい。 編集長 倉林啓士郎 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年04月23日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジンvol.21
■■■■■****************************** ■■■■ ■■■ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン ■■ Vol.21 2005年4月23日 ■ *********************************** はじめまして。FTSNメールマガジンをこの21号から担当することになりました 新編集長の倉林です。FTSNには1月の勉強会から携わっています。先月、大学も 卒業し、今は自分の会社でフェアトレード事業を立ち上げようと奮闘中です。 どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今回のメルマガも前々回から連載しているスイスレポートの第3弾(今回 は小穴さんによるフランス語でのインタビュー記事)や、代表うっちーによる新し いフェアトレードカフェの紹介、FTボールを使ったチャリティ・フットサル大会の 模様などなど、とてもこい~内容となっています。どうぞ楽しんで読んでください。 またFTSNのHPの方もリニューアルオープンいたしました! 新しいFTSNメンバーも続々と増えています。若い力でもっともっと日本のフェア トレードを盛り上げていけたらと強く願っています。 FTSN新HPアドレス → http://www.ftsn.org/ 編集長 倉林啓士郎 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ ○ Contents ○ 1、イベント情報2件 ※FTSNも出展します! ☆4月23日(土)~24日(日)『アースデイ』@代々木公園 ☆5月14日(土)『世界フェアトレードデイBy FTco』@女性と仕事の未来館 2、フェアトレードショップ紹介 By内田陽子 ☆『NOAH'S CAFE』東京都中野区 3、連載企画スイスレポートvol.3 By小穴杏子 ☆スイスフェアトレード最新事情~ジュネーヴショップ編~ 4、特別記事 By倉林啓士郎 ☆児童労働をキックアウト!~チャリティ・フットサル大会 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報2件 ☆4月23日(土)~24日(日)『アースデイ』@代々木公園 国内最大の市民ボランティアによる環境フェア『アースデイ』。 フェアトレード商品やオーガニック商品の並ぶアジアンマーケット内でFTSNも 学生団体のフェアトレード商品を主に取り揃え出店しています。 近くにお越しの方は、ぜひお立ち寄り下さい。 ♪♪商品ラインナップ♪♪ 神戸大PEPUPのフィリピンドライマンゴー 慶応大マヤビニックのメキシココーヒー 大阪成蹊大アースバードのベトナム少数民族の手工芸品 京大ルカニ村ファン倶楽部のタンザニアコーヒー (有)グローバルトレーディングのサッカーボール シャプラニールのバングラディシュ・ネパールの手工芸品 詳細:http://www.earthday-tokyo.org/ ☆5月14日(土)『世界フェアトレードデイBy FTco』@女性と仕事の未来館 IFAT(国際フェアトレード連盟)に加盟する世界約60ヶ国260団体が、一斉に フェアトレードをアピールする毎年5月第2土曜:世界フェアトレードデイ。 各国でイベントやキャンペーンが同時開催されます。東京都港区「女性と仕事の 未来館」ではフェアトレードカンパニー主催でファッションショーやライブ・生 産 者の紹介等が行われます。販売コーナーではFTSNも出店予定です。 詳細:http://www.peopletree.co.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2、フェアトレードSHOP紹介 『NOAH'S CAFE』 中野区上高田に、MUSIC & FAIR TRADEカフェ『NOAH'S CAFE』が開店しまし た!そこで、春を感じるよく晴れた日、お店にお邪魔してみました。 この『NOAH'S CAFE』は、昨年の「フェアトレード最前線!!」や、ミーティン グでもいつもお世話になっている、青山のフェアトレードショップ「パッチワーク 」のスタッフをされていた押野美穂さんが、このたび3月6日に立ち上げられたカフ ェです。 にぎやかな早稲田通りからひとたびお店に入ると、白い壁と木を基調としてゆっ たりとした音楽が流れ、森の木の香りがただよう、日常を忘れられる空間です。 なんと母校の立教大をイメージされたとか。 私は「ターリー」(カレー定食)700円と「エスニック白玉あんみつ」と「アッ プルタルト」をいただきました。カレーは第三世界ショップのスパイスとココナッ ツミルクが入っていて、トマトの酸味と程よい辛さで何杯でも食べられそうな感じ です。 エスニック白玉あんみつは、ココナッツミルクとあんこの風味が絶妙なバラン スでとってもおいしくいただきました。アップルタルトは優しいおかあさんの味 でした。 他にもフェアトレードでオーガニックな体にやさしいカフェメニューが盛りだ くさんでした。ぜひぜひみなさん、足を運んでみてくださいね!(内田陽子) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 『NOAH'S CAFE』 中野区上高田1-34-1(JR総武線東中野駅徒歩15分) TEL&FAX 03-5386-3176 AM11:00~PM9: 00 定休日:火曜日 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ※『NOAH'S CAFE』のブログ※ 開店されるまでの奮闘記や、開店されてからの日々の感想など、カフェやフェア トレードショップを立ち上げたい人必見です。 http://blog.livedoor.jp/noahs_cafe/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3、連載企画スイスレポートvol.3 スイスフェアトレード最新事情~ジュネーヴショップ編~ ジュネーヴでは2つのフェアトレード(FT)ショップを訪問しました。チュー リッヒやウスターのFTショップはclaroという団体の看板を掲げていましたが、 フランス語圏のジュネーヴに入ると、Magazin du Monde(MdM)というFT団体の 看板を掲げるショップになりました。スイスではドイツ語圏は主にclaro、フラ ンス語圏は主にMdMがFTショップのフランチャイズのようなものを展開してお り、流通を担う団体間ですみ分けがなされているようです。 まず1つ目は、ブランドショップが立ち並ぶメインストリートから少し離れた ところにあるMdM-BALAFONというお店です。店内に入ると思ったより広く、雑貨 と食品のスペースが半々くらいの感じで分けてありました。店の中央にはチョコ レートのウサギや木製のニワトリなどで飾られたイースターのディスプレイがあ り、来店者の目を引きます。3月末のイースターは日本でいうお盆みたいなもの です。ちゃんとヨーロッパの習慣に合わせてFT商品も商品開発されているんだ なあと、感心。 商品の種類はとても豊富で、そのひとつひとつについて、週末ボランティアで 来ているという店員のおじさんとおばさんが丁寧に説明をしてくれました。特に 興味深かった商品はジャムで、アフリカのベナンの農家が育てたマンゴーやパイ ナップルと、フランスのサヴォア地方の農家が育てたベリー類などをブレンドし た、いわば「コラボレーション・ジャム」です。これにはMaxhavelaarのラベル 認証を受けた材料が50%含まれているので、ビンにばっちりFTラベルも貼って ありました。先進国の生産者と途上国の生産者が市場を奪い合うことなく、「フ ェアトレード」の理念のもとで協力する試みであり、フェアトレードの可能性の 大きさを感じました。 2つ目のお店はジュネーヴ中央駅の裏手Glotte通りに面したMdM-MAG'GROTTE です。こちらはやや小さめのお店でした。中学生の時に勉強してフェアトレード に興味を持ったのがきっかけでボランティアに来ているという大学生くらいの 女の子によれば、お店は10年程前にオープンしたもので、普段よく売れるのは コーヒーやキヌアという穀物、お茶など食品ということでした。 私たちもいくつもお土産を買いこんで、お店を後にしました。 さて今回、「フェアトレード大国」であるスイスを旅してたくさんのことを感 じました。 例えば「スイスでフェアトレードは普及していますか?」、「大手スーパーな どでFT商品が扱われていることをどう思いますか?」という質問に対して、ジュ ネーヴで出会った店員さんはみな、他の国に比べてスイスではフェアトレードは 普及しているし、消費者の意識も高いと答えました。そして、大手によるFT商 品販売については、賛否両論があるし注意も必要だけれど、フェアトレード全体 の認知度向上にとってはのぞましいことであり、スーパーでフェアトレードを知 ったことによって小さなショップに足を運ぶ人も増えるだろうということでした 。 もちろんチューリッヒで出会った店員さんのように、まだまだフェアトレード は普及していないし、スーパーで商品が扱われていても消費者の意識は低い、と いう意見もあります。しかしどこへ行ってもフェアトレード商品を買える環境を 目の当たりにすると、やはり日本に比べれば格段にフェアトレードが普及してい て、かつ大手流通と小さな専門店というFT商品の2つの販路がうまく共存して いるなあと感じました。大手は一般消費者を相手に、ラベルをつけることで説明 を省略し大規模なFT商品の販路を提供しています。一方小さな専門店はボラン ティアに支えられながら、意識の高い消費者を相手にラベルの代わりに丁寧な説 明をつけて、小さくても「顔の見える」販路を提供しているのです。 どうしてスイスはこんな風に「フェアトレード大国」化したのでしょう?理由 はいろいろ考えられますが、実際にスイスを旅行してみて印象に残ったのは「は たらきかた」の違いでした。日本と違って毎日夕方にはきちんと仕事が終わり、 土曜日にはボランティアをする余裕があります。日曜日は観光地でもほとんどの お店が閉まり、人々は山でスキーをしたり、湖のほとりを散歩したりしているの です。 日本でフェアトレードの普及を考えるなら、忙しすぎて世界の問題に目を向け たりボランティアをしたりすることが難しい今の日本のライフスタイルも見直し ていかなければならないのだということを、体感した旅となりました。(小穴杏 子) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 4、特別記事 児童労働をキックアウト!~チャリティ・フットサル大会 4月2日(土)、さいたま市にあるJ-Foot浦和美園で150人近くが集まったチ ャリティ・フットサル大会にボランティアスタッフとして参加してきましたの で、その様子などをお届けします。 この大会は、児童労働を考えるNGO団体ACE(エース)という団体により企画 され、児童労働の問題を参加者に伝え、大会での収益金をインドのNGO団体に 寄付するという目的で実施されました。この大会で使用されるボールは全てFT ラベルがついていて、会場では岡田監督のサイン入りFTサッカーボールがオー クションに出されたりもしました。 私はサッカーボールなどのFT商品の販売を担当しました。 大会中のイベントとして、児童労働やFTに関するクイズ大会も開催され、こ れを参加者同士で考えることによって「児童労働」や「フェアトレード」という 問題を和やかで楽しい雰囲気の中で参加者に伝える事ができました。 私もボランティアスタッフのチームに参加し普通にフットサルを楽しみました が、参加者は皆いい汗をかいて、満足そうでした。このように楽しみながらの場 で「気づき」や「きっかけ」を与え、そこから行動が始まることによって、社会 を変えることができるという考えにとても共感しました。(倉林啓士郎) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ACE(Action against Child Exploitation) FT商品の販売 (有)グローバルトレーディング ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 本メールマガジンはFTSN(フェアトレード学生ネットワーク)がフェアトレー ドに関連するNewsや記事を隔週でお届けするメールマガジンです。周りの友人 の方にもぜひ購読をお薦めしてください! メールマガジンに関するご意見・ご要望、またフェアトレード関連情報もお待ち しております。news@ftsn.orgまで宜しくお願いいたします。(倉林) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年03月28日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.20
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ FTSNのメールマガジンも今号で20号となりました。大学卒業と就職に 伴い、私(多田)が編集を担当するのは今回が最後です。次号からは倉林 新編集長がメルマガの編集と配信を担当いたします。 さて、今回の区切りの20号の中身ですが、前回から連載しているスイス レポートの第2弾、フランスの「フェアトレード学生週間」に関する最新 ニュース、フェアトレードショップでのアルバイトの募集など盛りだくさ んです。ぜひ目を通してみてください。 一人でも多くの人がこのメルマガから何らかの刺激を受け、日本のフェ アトレードを盛り上げていただければと願っています。今後ともFTSNのメ ールマガジンをよろしく御願い致します。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆"フェアトレードカンパニー"、ボランティア説明会を開催! 2、人材募集情報 ☆東京・青山のフェアトレードショップ"パッチワーク" アルバイトスタッフを募集! 3、フェアトレード関連ニュース ☆フェアトレード学生週間@フランス 4、連載企画 ☆「スイスフェアトレード最新事情 vol.2」 ~小さなショップとマクドナルド編~ ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報 ☆"グローバル・ヴィレッジ"、ボランティア説明会を開催! 自由が丘のフェアトレードカンパニーの母体であるNGO、"グロー バル・ヴィレッジ"がボランティア説明会を開催します。これまで ボランティア未経験という人、是非この機会にどんな仕事があるの かチェックしてみてください。 【日時】2005年4月9日(土) 13:00~ 【場所】東京・自由が丘 グローバル・ヴィレッジ事務所 【内容】ボランティア希望者向けの説明会 【申込み】要予約。希望者は、 gv@globalvillage.or.jpまで事前にメールで申込み □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、人材募集情報 ☆東京・青山のフェアトレードショップ"パッチワーク" アルバイトスタッフを募集! 【期間】2005年4月1日~2006年3月31日 【場所】東京都渋谷区神宮前5-53-67 東京ウィメンズプラザ1F 【募集人数】1~3名 【仕事内容】①販売スタッフ(ランチの調理を含む)=週に2~3回 (早番9時30分~15時、遅番11時~20時30分どちらかのシフト での販売業務) ②ディスプレイ(週に1回3~6時間程度) ③ホームページ更新及び店頭ポップ作成(②と同じ) ④経理事務及び在庫管理(②と同じ) 【募集条件】時給800円、交通費実費支給 (ただし通勤時間1時間以内の方希望) ①接客の仕事が好きな方・お料理の得意な方 ②③に付いては専門の知識・経験または意欲のある方 ④エクセルが使える、几帳面な方・経営能力に自信のある方 【応募方法】まず電話でお問い合わせください(担当:長谷川) TEL:03-5469-1612 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 3、フェアトレード関連ニュース ☆フェアトレード学生週間@フランス 3月29日から4月3日までの1週間、フランスで「フェアトレード学生週間」 と銘打ったキャンペーンが展開されます。これはマックスハベラールのフ ランス支部と、エキテールという団体が中心となって企画したもので、今 回が第1弾となります。 このキャンペーンの目的は、学生たちに国際貿易をめぐる問題やフェア トレードについて考えてもらい、さらには「行動する消費者」として国際 協力に貢献する意識を高めてもらうことです。また、学生を対象とした キャンペーンを展開することで、教育に携わる人々の意識を向上させるこ ともねらいに含まれています。 キャンペーン期間中にはさまざまな学生団体によりシンポジウム、フェ アトレード商品試食会、ファッションショーなどのイベントがフランス全 国で展開される予定です。これらのイベントに対して、フランスのフェア トレード諸団体もゲストとして講演するなどの協力をしています。さらに、 学生団体が期間中イベントの実施をエキテールに申請すれば、無料でフェ アトレードを広めるためのチラシやポスター、ビデオなどが提供されます。 キャンペーンの運営団体であるマックスハベラールは欧州では有名な フェアトレードラベル認証団体で、フランスをはじめ各国に支部がありま す。もう1つの運営団体、エキテールはフェアトレードによって「持続可 能な発展」を実現するために、フランスの学生と若手社会人によって最近 設立されたNPOで、フェアトレードのオンラインショップを運営していま す。また、上記2団体が加盟するフランスのフェアトレード業界代表団体、 PFCE(Plate-Forme pour le Commerce Equitable)も、組織全体としてこの キャンペーンを支援しています。 イギリス、オランダやスイスなどに比べてフェアトレードの普及が遅れ ているといわれるフランスですが、学生団体とフェアトレード業界が協力 して全国規模のキャンペーンを展開することで、今後の市場拡大につなげ る試みが進行しているといえるでしょう。 日本でもまだまだフェアトレードに対して一般の消費者の認知が低い 段階ですが、学生の関心は日々高まっているように感じます。学生のもり あがりを足がかりにフェアトレードを一般に広めていく、というのはフェ アトレード普及のための1つの有望なシナリオなのではないでしょうか。 (小穴) source: Alter Eco Lettre d'information No.12, mars 2005 EquiTerre ホームページ http://www.equiterre.com Maxhavelaar France ホームページ http://www.maxhavelaarfrance.org PFCEホームページ http://www.commercequitable.org □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 4、連載企画 ☆「スイスフェアトレード最新事情 vol.2」 ~小さなショップとマクドナルド編~ 旅の途中で私の故郷であるチューリッヒ近郊の町、ウスター市に立ち 寄りました。この街は人口2万人強の小さな街なのですが、前回紹介した COOPもMIGUROSもあり、チューリッヒで働く人のベットタウンとしてゆっ くりと成長してきています。 この街で、10年前に住んでいた時には見たことのなかった看板を見つ けました。「Claro」の看板です。Claroはスイスにオフィスを持ち、多 種多様なフェアトレード商品を、フェアトレード専門店や有機食品販売 店を通じて市場に供給しているIFAT加盟のフェアトレード団体です。そ のClaroの商品を中心に、複数の団体のフェアトレード商品を販売して いるショップが、ウスター市の駅前の通りに誕生していたのです。 店内にはフェアトレードの食品だけでなく、カードや小銭入れなどの 雑貨、要らなくなったスキー靴から作ったプラスチック素材(さすがス イス!)など多様な商品が置かれていました。日本では500円ほどする Claroのフェアトレードチョコレートもここでは種類も豊富で値段も300 円以下。思わず日本では買えない種類のチョコを衝動買いしてしまいま した。物価水準全体が高いスイスでは、フェアトレード商品も割高感が ありません。しかも食品については種類も豊富なので、本当に羨ましく なりました。 スイスでフェアトレード商品に出会える場所はスーパーやショップだ けではありません。何とマクドナルドでコーヒーを頼めば必ずフェアト レードコーヒーが出てきます。ためしにスイスの首都、ベルンのマクド ナルドに入ってみたところ、メニューにちゃんとフェアトレードの認証 マークが印刷されていましたし、店内にはマクドナルドの環境やコミュ ニティへの取り組みに関するパンフレットも置かれていました。スイス のマクドナルドはコーヒーをフェアトレードのものにするだけでなく、 牛肉や牛乳、小麦、じゃがいもなどがスイス産、その他の素材もほとん どが近隣のEU諸国のものという徹底振りで、それぞれの素材がどこから 来たものなのかをホームページ上で公開しています。 スイスの場合、店舗数が少ないこともあってフェアトレードコーヒー や国産の農産物を使用できるという事情もあるのですが、やはり消費者 が安全や倫理性を企業に求めたことがマクドナルドのような巨大企業の 戦略にも影響を与えたのだと思われます。マクドナルドの取り組みには イメージ戦略ではないかとの批判的な見方もあり、スイスの中でも論争 があるとのことでしたが、あのマクドナルドをも動かすスイスのフェア トレードの浸透度、消費者の意識の高さはかなりのものだと感じました。 (多田) ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年02月21日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.17
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 先日、FTSN主催の3回シリーズの勉強会が終了しました。毎回20名ほどの 熱心な学生・社会人の方に参加いただくことができました。ありがとうご ざいました。今後も知識を共有しアクションにつながるような勉強会を企 画していくと思いますので、ぜひご参加ください。 さて今回のメルマガでは日本ではあまり耳に入ってこない東欧のフェア トレードに関する情報や、フェアトレードに関する最新刊の書評などをお 届けします。関西の大きなイベントの紹介もあるので是非チェックしてく ださい。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆フェアトレード・フェスタ~身近にできる国際協力~ 2、フェアトレード関連ニュース ☆拡大EUの発展とフェアトレード 3、フェアトレードの本 ☆『コーヒーとフェアトレード』 村田武著 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報 ☆フェアトレード・フェスタ~身近にできる国際協力~ 3月19日、20日に大阪で開かれるフェアトレードに関する大きなイベン トです。フェアトレードカンパニーのサフィア・ミニー氏や第三世界ショ ップの片岡勝氏による講演のほか、各方面から多様なゲストが参加して数 多くの分科会が開催されます。 FTSNの関西のメンバーがフェアトレードカフェを出すほか、19日には ファッションショーも予定されています。関西方面の方、必見ですよ。 【日時】2005年3月19日、20日 10:00~17:30 【場所】大阪国際交流センター MAP:http://www.ih-osaka.or.jp/map/localmap.html 【内容】●基調講演・分科会・パネルディスカッション ●フェアトレード商店街 ●フェアトレード・カフェ ●フェアトレードファッションショー 内容の詳細は http://www.ih-osaka.or.jp/event/ft.htm 【申し込み方法】 ハガキ、FAX、E-mailで、住所、氏名、電話番号、参加希望のイベ ント(基調講演、パネルディスカッション、分科会:複数明記可) を明記のうえ、下記まで。3月9日(水)締切。申込多数の場合は 抽選し、当選者には後日参加票を送付します。 【申し込み先・問い合わせ】 (財)大阪国際交流センター 〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6 TEL:06-6773-8182 FAX:06-6773-8421 e-mail: ft@ih-osaka.or.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、フェアトレード関連ユース ☆拡大EUの発展とフェアトレード 昨年11月25日から3日間にわたり、スロバキアのブラティスラバという 都市でフェアトレード団体を含む200以上の市民組織等が参加して、フォ ーラムが開催されました。 この会合の目的は拡大EU圏の市民組織どうしがネットワークを形成・ 強化することを通して拡大EUの発展を実現させるというものです。開催 期間中は、開発に関わる人権問題や環境問題、女性問題など、さまざま なテーマでワークショップが開かれ、その一環としてフェアトレードに 関するワークショップと商品の展示・販売も行われました。ワークショ ップにはNEWS!(*1)の代表をはじめ東欧のフェアトレード団体などが参加 し、フェアトレード運動の背景、歴史、啓発活動などについて紹介した そうです。 このフォーラムを主催したのはTrialog, ATTACオーストリア, Green- peaceポーランド・オーストリア.スロバキアという5つの組織です。 ATTACとGreenpeaceは国際的に活動するNGOです。前者は主に経済面、後 者は環境面で活動しています。 Trialogというのは、ヨーロッパの開発NGOネットワーク"CONCORD"(*2) により2000年から開始されたプロジェクトでここにNEWS!もメンバーとし て参加しています。プロジェクト推進のための資金の8割以上はEU政府の 行政機関である欧州委員会から提供されています。 2004年から東欧の10カ国がEUに新たなメンバーとして加盟しました が、中央ヨーロッパとの経済格差や、市民運動の政治的影響力の違い は大きく、拡大EUが安定的に発展できるかどうかは依然として不透明 な状況です。この国家を超えた課題に取り組むため、欧州では政府と 協力しながらNGOも積極的な役割を果たしつつあるようです。 EU政府とNGOがどのような対話・協力を行っていくのか、そしてまた 長く社会主義政権によって統治され、その後安価な労働力の供給地とし てグローバル経済に取り込まれつつある東欧でフェアトレードが誰に よって担われどのような役割を果たすのか、今後の展開が注目されます。 (小穴) (*1)NEWS!は、欧州のフェアトレードショップのネットワークです。 詳細はホームページ http://www.worldshops.org 参照。 (*2)CONCORD(European NGO Confederation for Relief and Decelopment) について詳細はホームページhttp://www.concordeurope.org 参照。 source: Trialog ホームページ http://www.trialog.or.at Worldshop Newsletter December 2004 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 3、フェアトレードの本 『コーヒーとフェアトレード』 村田武著 筑波書房ブックレット 2005年 読みやすさ ★★☆☆☆ お役立ち度 ★★☆☆☆ 一言コメント「農業とフェアトレードの関係を考えるなら…」 久しぶりの書評です。今回取り上げるのは九州大学教授の村田武氏 が書かれた『コーヒーとフェアトレード』。タイトルにフェアトレード とつく日本人の著作物で、一般の書店で買えるものは非常に珍しいので 取り上げさせてもらいました。 内容ははじめにフェアトレードが必要となっている背景としてWTOや FTAの動きが先進国、途上国双方の農業に対して深刻な打撃を与えてい る状況を紹介し、続けてベトナム・ブラジルのコーヒーを巡る状況を、 具体的に生産者の様子も描きながらまとめています。そして最後にフェ アトレードの持つ可能性について、村田氏独自の考察が紹介されます。 60ページあまりの薄いブックレットなので、前半のフェアトレードが 必要とされる状況に関する説明はかなり大雑把なものになってしまって いますが、ベトナムやブラジルのコーヒー生産の状況については最新の 情報が紹介されているので、この分野に興味のある方には参考となりそ うです。 村田氏は最後の章で、フェアトレードを通じて現在輸入されている農 産物がどのような生産環境で作られ、生産者にどれくらいの所得をもた らしているかという問題に消費者の関心が向けば、問題のある食品の大 量輸入の状況や、それに関連して食料自給率の低さなど日本農業の問題 にも消費者の関心が向く可能性もあるという見解を示しています。この ようなフェアトレードの啓発効果に注目した議論はかなりユニークです。 しかし村田氏が最も力を入れて述べたかったであろうフェアトレードの 持つ様々な可能性に関するこの部分の議論も、若干説明不足で分かりに くいものになってしまっていました。 ブックレットという形で日本人がフェアトレードに関する本を執筆し たということは画期的なことですが、本書は農業や食品流通に関する専 門用語がやや多く、文章としては読みにくい印象です。また紹介されて いるフェアトレードマークが世界的に統一された新しいマークではなく 古いものを紹介してしまっている等、コーヒー以外のフェアトレード全 体の状況に関しては問題を感じる箇所もあり、その点は残念でした。し たがって入門書としてはあまりお勧めできませんが、農業やコーヒーと フェアトレードの関係を考えてみたい人は手に取ってみても良い一冊で はないかと思います。 (多田) ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年02月05日
◆ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.16
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 一昨日はFTSN主催の勉強会がありました。「フェアトレードとは何か」 というテーマで、前半では複数のフェアトレード団体のフェアトレードに 対する見解やIFATのフェアトレード基準等を読み、そこに見られる共通点 や相違点を考えました。また後半ではフェアトレードに統一概念が必要な のかどうかといった点を議論しました。学生・社会人合わせて25名が参加 し、予定時間をオーバーする盛り上がりでした。 この勉強会は3回シリーズなので、全体が終了した段階で簡単なレポート を作成するか、メールマガジンで報告をしたいと思います。 次回は2月11日で、テーマは「フェアトレードラベル」。第2回からの 参加も大歓迎なので下記のアドレスまでお問い合わせください。 勉強会問い合わせ・参加申込み → ftsn_event@yahoo.co.jp さて今回のメールマガジンでは国内と海外のニュースを1つずつお届け します。どちらも今後のフェアトレードの展開を考える上で面白いテーマ だと思うので是非チェックしてください。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ フェアトレード関連ニュース ☆EUの有機農業推進政策とフェアトレード ☆ナチュラル・ローソンとフェアトレード フェアトレード商品の販路拡大を考える ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ ☆EUの有機農業推進政策とフェアトレード 昨年の11月15日、ブリュッセルでEUの公式な有機農業に関する顧問 団(DG Agriculture Advisory Group on Organic Farming)が主催した ステイクホルダー(利害関係者)との会合で、フェアトレードの視点を EUの政策に組み込むことが提案されました。 この会合は、欧州委員会が2004年10月に発表した「有機食品・農業の ための欧州アクションプラン」について幅広く議論を行うために開催さ れたもので、2005年以降も定期的に開かれる予定です。 この第一回の会合に参加したイギリスのフェアトレード団体TWIN Tradingのオーガニックコンサルタントは議論のなかでフェアトレードを 紹介し、欧州の有機農業政策に途上国の生産者に対する配慮を組み込む ことを提案したそうです。この提案が今後どのようにEU政府の有機農 業政策に反映されていくのかについては、経過を見守る必要がありそう です。 今、日本を含めて世界中でオーガニック市場が広がりつつあるといわ れています。有機農業は環境にも、生産者と消費者の健康にもよい農法 です。しかし、必ずしも途上国の貧困問題とつなげて議論されることは 少ないように思われます。 一方、フェアトレード商品は農薬をできるだけ少なくして作られてい るものが多いのですが、必ずしもすべての商品がオーガニックとは限り ません。 今回のEU政府の会合にみられるように、これまで別々に発展してき た有機農業とフェアトレードが融合していくことで、より持続可能な経 済システムの実現に向けて可能性が開けるのではないでしょうか。 (小穴) source: Fair Trade Advocacy Newsletter Dec.2004 EU有機食品・農業のための欧州アクションプラン http://europa.eu.int/comm/agriculture/qual/organic /plan/index_en.htm TWIN trading ホームページ http://www.twin.org.uk Agro Eco,"Smallholder group certification-proceedings of the second workshop",2002 http://www.agroeco.nl/en/publications/pdf/ Smallholder_group_certification_Proceedings%20.pdf =================================== ☆ナチュラル・ローソンとフェアトレード ナチュラル・ローソンというコンビニエンスストアをご存知でしょうか。 大手コンビニのローソンが健康生活を応援するコンビニ、環境にやさしい コンビニといったコンセプトを掲げて東京・神奈川で約20店舗を展開して いるお店です。 このナチュラル・ローソンにフェアトレードコーヒーが置かれていると いう噂を昨年末にキャッチしたFTSNメルマガチームは、1月上旬にナチュ ラル・ローソン都立大学駅前店を早速見に行ってきました。 置かれているコーヒーは小川珈琲のフェアトレードコーヒーで、簡易 ドリップタイプ5杯入り。エチオピアの「オロミア・コーヒー生産者組合 連合」の生産者によって作られたものです。オーガニックコーヒーやココア、 紅茶等と並んで置かれていました。噂は本当でした。 しかしこのフェアトレードコーヒー、じっくり店内を見て回らないとな かなか目に付きません。POP広告(*)も無く、パッケージをよく確認しない とフェアトレード商品なのかどうかが分かりません。レジ横ではオーガニッ クコーヒーが売られており、そちらの方が明らかに注目されています。 コンビニに販路を拡大することのメリットは、これまでフェアトレード商 品に全く触れたことの無いような消費者に、フェアトレードの重要性を 訴求できるところにもあると思われますが、現状ではそのような効果は期 待できないように思えます。 また商品の回転率が重視されるコンビニでは、売れ行きが悪ければすぐ に取引ができなくなってしまう恐れがあります。継続的にフェアトレード 商品を扱ってもらえるように、何らかの販売促進策を講じる必要があるの ではないでしょうか。 最近"わかちあいプロジェクト"から発売されたフェアトレードの砂糖の パッケージの右下には、2次元コードが付いています。カメラ付き携帯電話 でこの2次元コードを読み込めば、生産者情報がチェックできるという世界 初の試みです。ナチュラル・ローソンの利用者の多くは情報感度の高い20 代、30代でカメラ付携帯電話の所有率も高い層です。生産者情報やフェア トレードの簡単な説明を盛り込んだ2次元コードつきのPOP広告などを設置 すれば、消費者へのアピールにもなり、かつ販売促進効果も期待できるの ではないかと考えます。 スーパーマーケットやコンビニにフェアトレード商品を入れることにと どまらず、そこでいかに消費者とのコミュニケーションを作っていくかが、 今後のフェアトレード商品の販路拡大を考える際の重要なテーマとなるの ではないでしょうか。 (多田) ナチュラル・ローソン ホームページ http://www.lawson.co.jp/lawson_plus/natural/ ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2005年01月16日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.15
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 2005年最初のFTSNメールマガジンです。本年もフェアトレードに関する 最新の情報を提供できるようにスタッフ一同頑張りますので、よろしくお 願いします。 早速ですが今回のメールマガジンではスマトラ沖地震と津波で被害を受 けた地域やフェアトレードの生産者に対する緊急支援に関する情報をお届 けします。多くの団体が支援に乗り出していますが、スペースの都合上、 オルタートレード・ジャパンとフェアトレードカンパニーの動きを今回は お知らせします。 今後増刊号等を発行し、フェアトレードの生産者の状況や各団体の取り 組みもご紹介できればと思います。 またこちらも緊急の情報で、商品開発スタッフの募集が来ています。草 木染に興味のある人、是非チェックを。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、人材募集情報 ☆タイの孤児院と取引をしている"フリーキッズ・ヴィレッジ" 短期の商品開発ボランティアスタッフを緊急募集! 2、フェアトレード関連ニュース ☆世界社会フォーラムで、フェアトレードマーク一周年を祝う 3、特集 スマトラ沖地震と津波による被害に対する支援 ☆"オルター・トレード・ジャパン" ☆"グローバル・ヴィレッジ" ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、人材募集情報 ☆タイの孤児院と取引をしている"フリーキッズ・ヴィレッジ" 短期の商品開発ボランティアスタッフを緊急募集! フリーキッズ・ヴィレッジは長野県でのフリースクール運営がメイン の活動ですが、タイの孤児院と草木染製品のフェアトレードも行ってい る、ちょっとユニークな団体です。今回はそのフリーキッズ・ヴィレッ ジさんからボランティア募集のお知らせが来ました。緊急の募集なので チェックはお早めに! 【期間】2005年1月19日~21日(2泊3日) 【勤務地】長野県上伊那郡高遠町山室3009 【仕事内容】商品開発 【待遇】2泊3日(宿泊・食事つき)、交通費の支給なし 【問い合わせ】 e-mail:freekids@abox23.so-net.ne.jp TEL&FAX 0265-94-5028 【担当者からのコメント】 タイの孤児院を介して草木染め製品の小さなフェアトレードを 行っています。東京では、ふろむあーすさん、ぐらするーつさん、 ぱっちわーくさんにお取り扱いいただいています。 2月4日から18日まで、タイ現地に打ち合わせにいきます。 それに先立ち、商品開発のアドバイスをお願いできるボランティ アさんを募集しています。 1月19日から21日の2泊3日、長野県高遠町にてです。 新宿駅新南口からJR高速バス南アルプス号8:20発 健老橋12:00着です。学割往復で5120円です。 フェアトレードのお手伝いをしてくださる長期滞在ボランティア さんも募集しています。 航空券の手配さえできれば、タイ(カンチャナブリ、サンクラブ リ)への同行も可能です。(山の中なので津波の被害はなく、み んな元気だそうです。)ご興味をお持ち下さった方は、ホームペ ージ(http://www.freekidsvillage.org)もご覧ください。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、フェアトレード関連ニュース ☆世界社会フォーラムで、フェアトレードマーク一周年を祝う 今月26日から31日まで、ブラジルの都市ポルトアレグレで開催される世 界社会フォーラムにIFAT(国際フェアトレード連盟:www.ifat.org)が参 加し、フェアトレードマークの一周年を祝うイベントと、パネルディスカ ッションを行います。 世界社会フォーラム(WSF)は2001年から毎年開催されている、世界中 のNGOの大集会です。スイスのダボスで開かれ、先進国の大物経済人達が 今後の世界経済について話し合う「世界経済フォーラム」に対抗して開始 されました。市場原理にすべてを任せようとする新自由主義に対抗する、 という共通項で多様なNGOが集まり、それぞれのパフォーマンスやワーク ショップを行います。 フェアトレードを行う諸団体も当初からいくつかWSFに加わっていまし たが、各団体が個別に参加しており、組織的な活動は行われていませんで した。しかし2003年からはフェアトレード団体としてより統一的・戦略的 な企画が行われるようになり、フェアトレード組織のマーク(*)がIFAT により正式に発表されました。 今年のWSFではこのマークの発表から一周年を記念して、盛大な パーティーが開かれるそうです。音楽や曲芸のパフォーマンスに加え、 フェアトレードケーキなるものがお目見えするとか。 もちろん楽しいパーティーだけではなく、まじめな議論も行われます。 IFAT主催のパネルディスカッションでは、フェアトレードが現在の経済 システムを変えていくための具体的な戦略について議論される予定です。 フェアトレードは、途上国の開発の問題だけでなく、先進国の消費の 問題や環境問題、ジェンダーや児童労働など、多様な問題に関わる活動 です。世界中から多様なNGOが集結するWFSという場でフェアトレード団 体が協力して大々的なイベントを行うことで、多様なNGO同士のネット ワークをグローバルに構築し、影響力を強めていくことが期待されます。 (小穴) (*)このマークを広く知らしめるために、マークの描かれた旗が世界を 巡る「グローバル・ジャーニー」が行われました。この旗が日本に 来た昨年10月16日のイベントにはFTSNも主催団体の一つとして関っ ています。 (source) Fair Trade Advocacy Newsletter, December 2004, WSF ホームページ http://www.portoalegre2005.info/legend2.htm フィッシャー F.W.&ポニアT.編、加藤哲郎監修 『もうひとつの世界は可能だ‐世界社会フォーラムとグローバル化 への民衆のオルタナティブ』日本経済評論社、2003年) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 3、特集 スマトラ沖地震と津波による被害に対する支援 ☆"オルター・トレード・ジャパン" スマトラ沖地震被災者への緊急のお願い 日本ネグロス・キャンペーン委員会では、昨年12月26日に発生しまし たスマトラ島沖地震により、甚大な被害を受けたインドネシア、アチェ 州、及びスリランカ、ジャフナ県の被災者に対する緊急支援募金を呼び かけております。 インドネシア、アチェ州は震源地に近く、最も大きな被害を受けた地 域の一つです。しかし、70年代半ばから続く独立運動とそれを制圧しよ うとする政府との間の内戦のため、海外援助機関の活動が政府により制 限され、被災者に対して必要な援助物資が届いていない状況が発生して います。 同様に多数の被災者を出したスリランカから、オルター・トレード・ ジャパンはカシューナッツ等を輸入しています。さらに、独立を求める タミール人勢力と政府の間の内戦で被害を受けた島の東北部、ジャフナ 県の漁村は、中村尚司・龍谷大学教授とともに民衆交易による村作りの 準備を進めてきた地域ですが、これらの漁村でも多数の犠牲者が出まし た。 みなさまからの募金は、現地で救援活動にあたる下記の2団体にお届 けします。アチェでは、戦闘によって父親を失ったこどもへの奨学金の 支給、軍事戒厳令下で戦闘の犠牲となっている避難民への人道支援を行 ってきたインドネシア民主化支援ネットワーク(ニンジャ)、スリラン カは、昨年5月よりジャフナに現地事務所を開設し、漁村の復興支援プロ ジェクトを進めているアジア太平洋資料センター(PARC)です。 この2つの団体はJCNCと協力関係にあります。現地の市民団体と緊密な ネットワークを有しているため、支援を本当に必要としている人々に確 実に届けることができます。 どうか、スマトラ沖地震被災者への支援にご協力くださるようお願い いたします。 日本ネグロス・キャンペーン委員会 事務局長 小林和夫 ■募金受付の郵便振替口座 口座番号:00170-1-145245 加入者名:日本ネグロス・キャンペーン委員会 ※通信欄に「スマトラ沖地震カンパ」とご記入ください ■ キャンペーンは3月末日まで行います。みなさまからの募金はJCNCが とりまとめ、半額ずつ両団体に送金します。 ■問い合せ先 日本ネグロス・キャンペーン委員会(JCNC) 〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15サンライズ新宿3F TEL:03-5273-8160/FAX:03-5273-8667 =================================== ☆"グローバル・ヴィレッジ" スマトラ沖地震によるスリランカ津波被災地への寄付募集 グローバル・ヴィレッジ(GV)ではスリランカの津波被災地への寄付を 募集します。皆様から寄せられた寄付は、スリランカにあるフェアトレー ドのパートナー団体、「ゴスペル・ハウス」(GH)へ送金し、被災地への 支援に役立てます。 ご協力いただける方は、以下の口座に寄付金をお寄せください。 ■募金受付の郵便振替口座 郵便口座:00120-3-728120 加入者名:グローバル・ヴィレッジ ※振込用紙の通信欄に「スリランカ津波被災地支援」と明記ください。 ■寄付受付 2005年2月28日(月)まで ※現地には必要に応じ順次送金します。 ■問い合せ先 グローバル・ヴィレッジ gv@globalvillage.or.jp GHは、木のおもちゃなどを届けてくれる団体で、生産者メンバーは全員 無事が確認されました。しかし、津波の被害はスリランカ全土で死者3万人 にも及ぶことから、GHは被災地への支援活動を開始しました。12月30日に は、GHスタッフ6人に、医者1名と看護士2名を加えた緊急支援チームを結成 しました。 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2004年12月25日
◆ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.14
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 先日のFTSN主催イベント「学生とフェアトレード」は約40名の方に ご参加いただき、充実した時間となりました。現在議事録などをまと めておりますので、ご希望の方はメールでお問い合わせください。 さて今年最後のメールマガジン。記事の本数はいつもよりちょっと 少なめですが、3月末に時間がある人は必見のグローバル・ヴィレッジ のスタディツアー情報と、来年の世界のフェアトレードの動向をいち 早くチェックできる最新ニュースをお届けします。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆"グローバル・ヴィレッジ"「北インド・スタディ・ツアー」 事前説明会を1月29日開催! 2、フェアトレード関連ニュース ☆2005年・フェアトレードアドボカシー戦略決定 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報 ☆"グローバル・ヴィレッジ"「北インド・スタディ・ツアー」 事前説明会を1月29日開催! 2005年3月21日~4月2日までの日程で行われるグローバル・ヴィレッ ジのスタディツアー。今回はその説明会のお知らせです。紅茶や手工 芸品の生産者団体を複数訪れるこのツアー。自分ひとりではなかなか ここまで回れないというプランになっています。要チェックです。 <事前説明会> 【日時】2005年1月29日(土)11:00~12:30 【場所】グローバル・ヴィレッジ事務所 東京都目黒区自由が丘2-16-29- 2F 【申込み】 説明会参加ご希望の方は⇒ gv@globalvillage.or.jp <スタディ・ツアー> 【日程】2005年3月21日(月)~4月2日(土) 【費用】265,000円 【定員】9名 *参加資格などその他詳しい内容はグローバル・ヴィレッジのホーム ページをご覧下さい。 ⇒http://www.globalvillage.or.jp/pages/nist.html □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、フェアトレード関連ニュース ☆「2005年・フェアトレードアドボカシー(*1)戦略決定」 12月7日と8日、ブリュッセルでFINEグループ(*2)のメンバーによる フェアトレードアドボカシーフォーラムが開催され、来年は①ヨーロッパ でのフェアトレード推進活動と、②貿易問題に関する働きかけ、という2 本柱で共同のフェアトレードアドボカシーが行われていくことが宣言され ました。 ヨーロッパではフェアトレードを支援する政府も増えていますが、EUレ ベルの包括的なフェアトレード推進プログラムはまだありません。よって、 FINEのメンバーはEU政府に対して、更なるフェアトレード推進と各国の取 り組みの統合を求めていくということが一つ目の方針です。 二つ目の方針である貿易問題に関しては、来年12月に香港で行われる WTO閣僚会議に向けて、公正な貿易と、途上国の小規模生産者や貧しい 労働者の生活を守るためにフェアトレード団体全体として統一的なキャン ペーンを展開していくことが決定されました。さらに、FINEはCSR(企業の 社会的責任)や2国間貿易協定などの分野でもメンバー間で活動の足並み をそろえていく方針を打ち出しています。 このように、国際的なレベルで多くのフェアトレード団体ネットワーク が共通の方針を持って協力することは、政府や企業に大きな影響を与え、 フェアトレードのさらなる拡大に貢献していくと思われます。しかし、今 回のアドボカシー方針の内容を見ると、やはり欧米、特にヨーロッパの団 体が中心になっているという印象を受けます。 ヨーロッパには有力なフェアトレード団体が多く、ネットワーク化も 進んでいます。FINEの中にヨーロッパのネットワークが2つ入っている一 方で、他の地域のネットワークは入っていないということにもそれは現れ ています。よって、ヨーロッパの団体中心になるのはある意味で自然なこ となのかもしれません。 しかし、世界規模でネットワークを強化して貿易システムを変えていく ためには他の地域や途上国での活動も活発に行われ、さらにそれらが足並 みをそろえていくことが重要です。また、「多様性を尊重する」というこ とはフェアトレードの理念のひとつでもあります。従って、今後はアドボ カシーネットワークを拡大・強化しつつ、多様な団体の意見をどう民主的 に反映させていくか、ということが課題になるといえそうです。 例えばタイや日本のメンバーがアジア地域や日本政府に対するFINEの アドボカシーをリードする、そんなことが実現すると世界のフェアトレー ドはまた大きく前進するのではないでしょうか。 (小穴) (*1)アドボカシー:自分たちの主張を社会に伝達し、支持者を増やすため の政治的はたらきかけ (*2)FINEグループ:FLO(Fair Trade Lebelling Organization), IFAT (International Federation for Alternative Trade), NEWS! (Networkof European World Shops), EFTA(European Fair Trade Association)という4つの国際的ネットワークの総称。それぞれの頭文 字をつなげてFINEグループと呼ばれる。フェアトレードの基準をメン バー間で統一したり、共同でキャンペーンやアドボカシーを行っている 。 (source: Fair Trade Advocacy Newsletter, Dec. 2004) ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止
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2004年12月12日
◆ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.13
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ そろそろ卒業論文を書き上げなくちゃいけないなぁと思いつつも、色々 忙しくてなかなか進みません。FTSNにも論文作成で忙しくしているメンバ ーがちらほらしています。この時期はフェアトレード団体にも研究に関す る問い合わせが増えるとか。 FTSNでは現在フェアトレードに関する研究論文や書籍、雑誌記事を収集 し、皆さんの研究や調査に役立ててもらおうと「フェアトレード・リソー ス・バンク(FRB)」の整備を進めています。ある程度整備が進んだ段階で FRBのウェブサイトを立ち上げる予定でいるのでお楽しみに。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆聖心女子大学のキャンドルナイト with フェアトレード・カフェ ☆FTSN主催イベント 「学生とフェアトレード -フェアトレード団体の期待すること、学生の取り組み」 2、フェアトレード関連ニュース ☆ついに登場、コンビニで買えるフェアトレードコーヒー ☆イギリスのフェアトレード団体、もっとも革新的なチャリティー賞受賞 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報 ☆聖心女子大学のキャンドルナイト with フェアトレード・カフェ ~想い、語り、考える夜に~ 聖心女子大学の学生有志団体のイベントです。ちょっと変わった キャンドルナイトの企画です。 【主催】マグダレナ・ソフィアセンター(MSC)学生ボランティア有志 【協力】特定非営利活動法人ピースフルエナジー 【日時】2004年12月20日(月)夜 17:00 トークセッション @宮代ホール 19:00 キャンドルナイト @聖堂&食堂 【場所】聖心女子大学 渋谷区広尾4-3-1 TEL 03-3407-5853 【プログラム】 17:00 プレ.キャンドルナイト 「トークセッション」@宮代ホール MSCの活動報告~ご挨拶に代えて 村田素子さん 17:10 基調トーク 「キャンドルナイトへの思い」 マエキタミヤコさん (キャンドルナイト発起人) 17:45 提言トーク① 「貧困の問題からフェアトレードへ」 北澤肯さん (フェアトレードラベル・ジャパン) 18:15 提言トーク② 「核の問題からピースフルエナジーへ」 勝田忠広さん (ピースフルエナジー) 18:45 トークまとめ、質疑応答→※各自キャンドルをもって聖堂へ 19:00 キャンドルナイト「黙想会」@聖堂 19:20 聖歌合唱 19:30 キャンドルナイト「フェアトレード・カフェ」@食堂 (フェアトレードクッキー&ドリンク付き) ※20:30全プログラム終了予定 【参加費】 500円(キャンドル代、クッキー、ドリンク代として) ※マグカップをご持参ください。 (お持ちでない場合はカップ代として50円いただきます) 【申込み】 学外で参加を希望される方はお名前、所属、連絡先を明記の上、 事前にメールでお申し込みください。 mscenter@u-sacred-heart.ac.jp 【主催者からのコメント】 わたしたち聖心女子大学のボランティア有志がキャンドルナイト イベントを企画しました。フツーの女の子たちのスローなキャンド ルナイトのスタイルとはちょっとちがうかもしれません。 キャンドルナイトをはじめる前にキャンドルナイトの意義につい て、ゲストのお話をきいて考えます。そしてキャンドルを囲んで、 黙想をします。お祈りをします。みんなで平和な世界について語り 合います。考えを深めたり行動をはじめたりするきっかけになる、 そんな特別な夜にしたいと思います。 クリスマス前のもうひとつの聖夜、聖心女子大のキャンドルナイト。 =================================== ☆FTSN主催イベント 「学生とフェアトレード -フェアトレード団体の期待すること、学生の取り組み」 FTSNが学生のフェアトレードへの関わり方を考えるイベントを開催しま す。フェアトレード団体は学生に何を求めているのか、学生はどのような イベントを企画しているのか。色々な意見を聞きながら、フェアトレード との関わり方を考えてみませんか? 【主催】FTSN(フェアトレード学生ネットワーク) 【協力】ぐらするーつ、シャプラニール=市民による海外協力の会、 ネパリバザーロ、フェアトレードカンパニー、 フェアトレードラベルジャパン 【日時】2004年12月19日(日) 13:30~16:30 【場所】東京ボランティア・市民活動センター(飯田橋駅徒歩1分) MAP:http://www.tvac.or.jp/tvac/welcome/index.html 【プログラム】 ①フェアトレード団体スタッフに聞く「学生に期待することとは何か」 フェアトレード団体のスタッフに学生の取組みへの印象、意見 などを直接伺います。ゲスト以外の団体の方の意見も事前に行 ったインタビューをもとに紹介します。 <ゲスト>関根麻衣さん(シャプラニール=市民による海外協力の会) 中川富祐子さん(フェアトレードカンパニー) ②学生イベント報告会 今年も学園祭等で学生の色々な取り組みが見られました。 複数の大学にその成果を報告してもらいます。 <報告大学>慶應義塾大学、聖心女子大学、津田塾大学、 東京農業大学、一橋大学、横浜市立大学 ③フリータイム イベントや研究に関する悩みを相談したり、情報を交換したり する時間とします。 フェアトレードについて一緒に考えていく仲間を見つけよう! 【参加費】300円(資料代・コーヒー代として) 【申込み】お名前・所属・連絡先を書いたメールを下記のメール アドレスまでお早めにお送りください。(定員40名) <ftsn_info@yahoo.co.jp> □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、フェアトレード関連ニュース ☆ついに登場、コンビニで買えるフェアトレードコーヒー 大手スーパージャスコ、マイカルなどを展開するイオン。そのイオン がプライベートブランド「トップバリュ」の商品の一つとしてフェアト レードコーヒーを販売し始めました。以前からイオングループのスーパ ー、ジャスコではフェアトレードコーヒーが販売されていましたが、12 月7日からはイオングループ17社の1550店舗にフェアトレードコーヒー が置かれています。そしてこの17社のうちにはコンビニエンスストアの ミニストップも含まれています。ついにコンビニで買えるフェアトレー ド商品の登場です。 この「トップバリュ」ブランドのコーヒーはインドネシア、タイ、エ チオピアの生産者組合によって栽培され、フェアトレード認証団体FLO (Fairtrade Labelling Organizations International)から認証を受け た豆を使用しています。レギュラータイプとドリップタイプの2タイプ が販売されますが、ミニストップで買えるのはこのうちドリップタイプ です。コンビニエンスストアでは手軽なタイプのものが売れるとの判断 があったのかもしれません。 イオンではフェアトレードコーヒーを導入したきっかけとして顧客か らの要望があったことを挙げています。イオンは小売業界でいち早く 労働者の人権の保護に関する規範を定めた規格、SA8000を取得するなど 環境や人権の問題に敏感な企業として知られています。このような企業 に対しフェアトレードの重要性を訴えていくことは、フェアトレード商 品の販路拡大においては有効な手段となるでしょう。 大手企業のフェアトレードへの注目度は高まっています。これからは フェアトレード商品の販路拡大を目指すだけでなく、フェアトレード商 品を導入した企業が継続的にフェアトレード商品を扱っているか、説明 責任を果たしているかなどを、チェックしていくことが大切になるので はないでしょうか。 (多田) (source:日経プレスリリース http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=88222&lindID=2)
- この記事はフェアトレードラベルジャパン、北澤氏の情報提供を
参考に作成いたしました。 =================================== ☆イギリスのフェアトレード団体、もっとも革新的なチャリティー賞受賞 イギリスのフェアトレード団体であるトレードクラフト・エクスチェ ンジが11月22日、イギリスでもっとも革新的なチャリティー団体(イギ リスの法人格のひとつ)に選ばれました。この賞は、サードセクターマ ガジンというNPO/NGO専門情報誌と、スコットランド王立銀行によって 主催されています。 トレードクラフト・エクスチェンジは株式会社を設立して途上国の生 産者を支援すると同時に、近年ではイギリス政府やEU政府の政策にも 影響を強めています。また、最近ではイギリスのさまざまなチャリティー 団体のネットワークを組織し、EU政府が77の途上国の間で合意しよう としている貿易交渉をやめさせるためのキャンペーンを展開しています。 このように影響力を増している活動が評価され、今回の受賞に至ったよう です。 代表のチャンドラー氏は受賞にあたり、「私たちのような小さな団体に とって、革新的であることこそが、貿易を通して貧困問題に取り組むうえ でもっとも重要な武器になっているのです。」とコメントしています。 イギリスではこの賞をはじめとして、NPO/NGOを支援する制度が日本に 比べて充実しています。しかし、限られた資源で大きな目標に取り組む 上で、アイデアと工夫が重要になるという点はどこの市民団体にも共通 していると言えそうです。日本でも優れた取り組みをさまざまな市民団体 が学び合う場が増えていくことが、NPO/NGOの活性化につながるのではな いでしょうか。 (小穴) (source: http://www.traidecraft.co.uk, http://www.thirdsector.co.uk) ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2004年11月27日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.12
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 北風が吹いて、だいぶ冬が近づいてきた感じがしますね。気がつけば もうすぐ12月。12月はFTSNのイベントも盛りだくさん。忙しくなりそう です。 さて今回はフランスのフェアトレード・ファッションに関するニュー スをお届けします。日本のフェアトレードの将来を考える際にも参考に なる情報だと思います。また4回連載でお届けしてきた長部記者のイギ リスレポートは今回が最終回。「フェアトレードタウン」に関するレポ ートです。日本でも熊本市でフェアトレードタウン認証を目指そうとい う動きがあり、FTSNもこの動向に注目しています。メールマガジンでも 随時取り上げて行く予定です。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆FTSN主催、学園祭フェアトレード関連イベント報告会企画 12月19日開催決定! ☆"グローバル・ヴィレッジ"のワークショップ 「ジンバブエの生産者パートナー紹介とエイズ問題」(12月1日) 2、フェアトレード関連ニュース ☆ 第1回 パリ・エシカル・ファッションショー開催! 3、連載企画 「イギリスフェアトレードレポート No.4(最終回) ~フェアトレードタウン編~」 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報 ☆FTSN主催、学園祭フェアトレードイベント報告会企画 12月19日開催決定! 今年も多くの学園祭で様々なフェアトレード関連イベントが開催され ました。そこで、実績をあげた大学の取り組みを報告してもらい、その ノウハウや課題をシェアすることで、今後の学生主催のイベントをより 魅力的なものにしていくために、下記の要領で学園祭フェアトレードイ ベント報告会を実施いたします。 【日時】2004年12月19日 13:30~16:30 【場所】東京ボランティア.市民活動センター会議室(飯田橋駅徒歩1分) (東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階) 【内容】FTSNプレゼンテーション「フェアトレード団体が見た学生イベント」 FTSNがフェアトレード団体に学生のイベントに関してヒアリング をした結果をプレゼン。フェアトレード団体が学生に求める協力 のあり方とは? 学園祭フェアトレード企画報告会 約20万円を売り上げた企画や、フェアトレード商品を使ったカフ ェ企画等、今後のフェアトレード関連イベントを行う上で参考に なる学園祭企画の報告会! フリータイム 参加者同士の情報交換の時間。報告会で気になった企画について より詳しい話を聞いてみる、イベントの告知をするなど有効に使 って下さい。 *内容は現時点での予定です。最新の情報は近日FTSNホームページ (http://www.geocities.jp/ftstudentnet/)にアップします。 【申込み】下記のアドレスまで、お名前、所属、電話番号を書いたメールを お送りください。また報告をしたいという方は12月10日までに、 報告したい企画の概要をお書き添えの上、メールにてご連絡くだ さい。 ftsn_info@yahoo.co.jp =================================== ☆"グローバル・ヴィレッジ"のワークショップ 「ジンバブエの生産者パートナー紹介とエイズ問題」(12月1日) 毎回好評のグローバル・ヴィレッジ(フェアトレードカンパニー)に よるワークショップです。お店に行ったことがない人は、この機会に ぜひ! 【テーマ】ジンバブエの生産者パートナー紹介とエイズ問題 【日時】12月1日(水) 19:00~20:30 【場所】フェアトレードショップ「ピープルツリー」内 (東京都目黒区自由が丘3-7-2) 【内容】「アフリカン・テーブル・カレンダー」の生産者「デザイン・イ ンク」訪問記と、エイズが深刻なジンバブエの現状と取り組みを 紹介。 【スピーカー】 芦田崇(シェア=国際保健協力市民の会) 千葉幸(フェアトレードカンパニー・スタッフ) 【参加費】500円(オーガニック・コーヒーとお菓子付き) 【申込み】メールで、参加者氏名と連絡先をお知らせください。 (gv@globalvillage.or.jp) 【定員】20名。※お申し込みはお早めに! □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、フェアトレード関連ニュース ☆ 第1回 パリ・エシカル・ファッションショー開催! 第1回パリ・エシカル・ファッションショー※開催! ファッションの都、パリで初めてフェアトレードの服を使ったエシカ ル・ファッションショーがデザイナーのイザベル・ケヘさんによって開 催されました。このイベントは4日間にわたり、1日目にシンポジウムと ファッションショーが行われ、後の3日間でショールームが設置されまし た。 イザベルさんがこのショーを開催したきっかけは2年前にバングラデシ ュ人のスタイリスト、ビビさんと出会ったことでした。ビビさんは「フ ァッション」が先進国の特権だと考えていたのです。それ以来、イザベ ルさんはエシカル・ファッションのちょっと野暮ったいイメージを払拭 し、「南」のほうが「北」より素晴らしいものをつくることができるの だ、ということを示したいと願っていたのです。 1日目のシンポジウムではファッションとフェアトレードがそもそも両 立するのか、という問題をめぐって活発に議論が行われました。ファッ ションは流行と共にどんどん変わっていくもの。そして、ファッション はより多く消費することが、よりよく生きることだという大量消費社会 のシンボルではないか、という問題提起もなされました。 結局、どうしたらファッションとフェアトレードの根本的矛盾が解決 されるのか結論は出ませんでしたが、議論の中で「企業と消費者が社会 的責任を果たすことが必要」という意見や、「フェアトレード団体が洗 練された戦略をひねりださなければ」という意見が出されたそうです。 日本のフェアトレード界は、欧米に比べて衣料品に力を入れている団 体が多いことが一つの特徴になっています。今後、フェアトレードとい うコンセプトがファッションを通じて広がっていくならば、イザベルさ んのショーで提起された問題が日本のフェアトレード界でもっと議論に なるかもしれません。そうなった時ファッションとフェアトレードの矛 盾を解決するためには、まず企業・消費者の社会的責任を意識した行動 必要となるでしょう。そして流行の変化に対応しつつ、生産者と安定し た関係を継続していく努力が、フェアトレード団体にますます求められ ていくのではないでしょうか。 (小穴) ※ ethical fashon:倫理的ファッションという意味。フェアトレードな ど、生産地の環境と人権に配慮して作られた服を使ったファッション のこと。 source: novethic.fr "La mode ethic a fait son premier show a Paris" Sylvie Touboul, le 22 novembre 2004 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 3、連載企画 「イギリスフェアトレードレポート No.4(最終回) ~フェアトレードタウン編~」 イギリスには、現在約70のフェアトレードタウン(以下FTタウン)が あります。FTタウンとは、市区町村、島などの自治体単位で認定されるフ ェアトレード推進地区のことで、Fairtrade Foundation によって満たす べき5つの基準が設けられています。(詳細はFairtrade towns HP http://www.fairtrade.org.uk/towns.htm 参照。) 今回私は、世界初のFTタウンとして有名なガースタング、イングランド 北部のボルトン市、ロンドン市内のクロイドン区、の3つの自治体の担当 者にお話を伺うことができました。 ガースタングは、イギリスで最初にFTタウンになった町です。それは同 時に世界初の試みで、日本のNHKを始め、世界中から取材を受けているそ うです。実はFTタウンの認証基準は、このガースタングをモデルにしたも ので、Fairtrade Foundation が統一基準を作る前に、有力NGO、Oxfamと の共同プロジェクトとして世界初のFTタウンになる企画が始動しました。 ガースタングは30分で一周できるくらいの小さな街ですが、15ケ所でFT 商品を扱っており、生協にある大きなFTコーナーでは、他の大きな街の スーパーよりもたくさんのFT商品を手に入れることができます。生産国の ガーナとの交流なども行っており、街おこしにも繋がっているようです。 ボルトンは中規模の工業都市ですが、観光地ではないので知名度はあり ません。ホテルに入って最初に手にした、ボルトンタウンガイドの小冊子 には、FTタウンの説明広告が1ページ使って掲載されていました。担当者 3名にお会いし、なぜFTタウンになろうと思ったのかと尋ねたところ、社 会的責任や倫理的見地に加えて、市民に移民が多いことを挙げていました。 確かに、街ではアフリカ系やインド系の人をたくさん見かけました。FTタ ウンになった背景には、彼らとの交流を促進するという意味合いもあった ようです。 クロイドンは、ロンドンの中心部から随分離れた場所にあります。クロ イドンには、ネスレのイギリス支社があります。街にはネスレの広告が溢 れており、ここは本当にFTタウンなのだろうかと思ってしまいましたが、 中心部に大きなフェアトレードカフェがあり、図書館と繋がっているせい か、お昼時は満席でした。FTマークやFTの説明もあちこちに貼ってあり、 市民がFTについて知るには十分な空間だと思いました。 クロイドンは、ネスレとの合同会議を何度か催しています。現在のとこ ろネスレがFTコーヒーを扱う予定はないようですが、今後少しずつそうい う方向に持っていけるように働きかけているそうです。 Fairtrade Foundation は、自治体以外にも、大学や企業、教会にも認定 基準を設けています。 例えばロンドン市内にあるLSE (London School of Economics and politics)は、フェアトレードユニバーシティとして認定されている大学の うちのひとつです。学生への意識調査も兼ねて、大学内に行ってみました が、パンフレットやホームページでは何一つとしてFTについて紹介してい るものはなく、総合受付や学生課に問い合わせてみても、わからないと言 われてしまいました。 しかしカフェテリアにはしっかりFTコーヒーが置いてあり、購買部には 多くのFT商品が置いてありました。レジ担当者に「普通のチョコレートと FTチョコレートはどちらが売れますか?」と聞いてみたところ、「普通の チョコレートの方が売れますが、FTチョコレートの方がおいしいと思いま す。」とのことでした。シリアルバーのようなものも目立つところに置い てあり、売れ行きはよいそうです。 カフェテリアで40人ほどの学生にフェアトレードについて聞いてみたと ころ、約7割の学生がフェアトレードについて知っていました。しかしFT 商品は食品のみだと思っている学生がほとんどでした。また、LSEがフェア トレードユニバーシティだということを知っている学生はほとんどいませ んでした。 以上4回にわたってお送りしたイギリスFTレポートは今回で終了です。 調査を通じてイギリスでは、フェアトレードが日本よりも自然に人々の間 に入り込んでいると感じました。しかしそのイギリスも同時にまだまだ発 展途上にあるので、これからの動向にも注目していきたいと思います。 (長部) ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2004年11月13日
◆ FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.11
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 先日FTSNの新規運営メンバー募集を兼ねた集まりを行いました。14大学 から学生が集まってくれた他、社会人の方にもお越しいただけて、楽しい 時間を過ごすことができました。関西・九州地方の学生とのネットワーク 化も進んでおり、次第に全国規模のネットワークになりつつあります。 今回のメールマガジンでは、FTSNも応援している立教大学大学院主催の シンポジウムイベントや、老舗(?)NGOシャプラニールのボランティア 募集情報などをお届けします。 また定番となってきた海外情報はイギリスのNGO、オックスファムが 始めたフェアトレードコーヒーショップチェーンの話と、シリーズ3回 目となる長部記者のイギリスレポート「カフェ編」です。気付いたら2つ の記事とも「イギリス」、「カフェ」がキーワードになってしまいました。 フェアトレードコーヒー片手に、ゆっくりと読んでみて下さいね。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科主催 公開シンポジウム 「グローバル化と開発途上国の労働者の人権と貧困からの脱却 ~フェアなトレードへの道~」 2004年11月27日開催!! 2、人材募集情報 ☆"シャプラニール=市民による海外協力の会"、 「クラフトフェア2005」の実行委員ボランティアを募集 3、フェアトレード関連ニュース ☆"オックスファムUK"のフェアトレードコーヒーショップ "Progreso"オープン! 4、連載企画 「イギリスフェアトレードレポート No.3 ~カフェ編~」 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、イベント情報 ☆立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科主催 公開シンポジウム 「グローバル化と開発途上国の労働者の人権と貧困からの脱却 ~フェアなトレードへの道~」 2004年11月27日開催!! FTSNも応援している立教大学大学院でのシンポジウムイベント。 グローバル化に伴い引き起こされている労働者の人権に関する問題 の解決策として、フェアトレード(オルタナティブトレード)に注目 していきます。ゲストも多彩! 【主催】立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 【協力】国際労働機関(ILO)、国連開発計画(UNDP)、国際協力NGOセンター、 アジア.コミュニティ.トラスト(ACT)、フェアトレード学生ネット ワーク(FTSN)、立教大学国際協力サークル、他 【日時】2004年11月27日(土)12:45 ~15:45 【場所】立教大学池袋キャンパス8号館8304号室 <交通>最寄り駅:池袋駅徒歩6~7分 <地図>http://www.rikkyo.ne.jp 【プログラム】 12:20 受付 12:45 開会のあいさつ 北山晴一教授(21世紀社会デザイン研究科委員長) プログラムのオリエンテーション(院生) 13:00 第一部:基調講演 講師:中嶋 滋(ILO理事) 「グローバル化と開発途上国の労働者の 人権と貧困からの脱却~フェアなトレードへの道~」 13:45 休憩 13:50 第二部:パネルディスカッション 「フェアなトレードへの道:私たちは何をなすべきか?」 ―岩附由香(ACE代表/児童労働NGOネットワーク運営委員) ―長坂寿久(拓殖大学国際開発学部教授) ―小林和夫(㈱オルター・トレード・ジャパン広報担当) ―中嶋 滋(ILO理事) ―伊藤道雄(21世紀社会デザイン研究科教授)*司会 (会場との質疑応答含む) 15:45 閉会 【参加費】無料 【問い合わせ】独立研究科事務室(吉田、大塚)Tel. 03-3985-4530 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、人材募集情報 ☆"シャプラニール=市民による海外協力の会"、 「クラフトフェア2005」の実行委員ボランティアを募集 バングラデシュやネパールの支援に焼く30年間関わっている"シャプラ ニール"は、フェアトレードを通じて現地の女性の自立支援も行っていま す。今回は輸入された手工芸品を紹介する「クラフトフェア」の実行委員 ボランティアの募集です。 【場所】 シャプラニール事務所(東京都新宿区西早稲田) 【期間】11月から1月までの隔週土曜日、16時~18時 (11/13、11/27、12/4...) 【仕事内容】 2月4日~6日にかけて行われる「クラフトフェア」の企画・運営、 生産者を紹介するパネルの事前作成、当日の設営、クラフト販売 【問い合わせ】 事務局 関根 maisekine@shaplaneer.org TEL:03-3202-7863 FAX:03-3202-4593 【担当者からメッセージ】 ボランティアからなる実行委員が中心となって、企画運営から 当日の設営&販売までをスタッフと共に作り上げていきます。現 在、約10人程度の実行委員が既に集まっていて、大学生や社会人 入り混じって和気あいあいと企画を考えています。 実行委員は2月までほぼ隔週土曜日の16時~18時まで、早稲田の シャプラニール事務所で実行委員会に出席して頂きますが、全て の回に参加できなくてももちろん構いません。 フェアトレードに関心のある方、企画運営に携わりたい方、NGO に関心のある方、アジアの雑貨に関心のある方、ぜひ私たちと一 緒に2月のイベントを成功させませんか? *「クラフトフェア」はシャプラニールが2000年から実施しているイベ ントで、今年は渋谷、表参道のアートスペース(アートスペースリ ビーナ)で開催されます。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 3、フェアトレード関連ニュース ☆"オックスファムUK"のフェアトレードコーヒーショップ "Progreso"オープン! オックスファムUKがプロデュースするコーヒーショップ"Progreso"の 第一号店が、11月2日、ロンドンのコヴェントガーデンにオープンしまし た。イギリス初のフェアトレードコーヒーショップチェーンの誕生です。 素晴らしいロケーションを獲得した一号店は、毎日朝10時から夜7時ま で営業。価格はレギュラー・ラテ/カプチーノ£1.90(日本円で約370円)、 シングル・エスプレッソが£1.20(同約230円)と、一般のコーヒーショ ップとも十分に競争できます。 ホンジュラス、エチオピア、インドネシアの生産者組合からコーヒー を仕入れ、チェーンの経営も彼らと共同で行なっています。経営権はホ ンジュラスの生産者組合La Centralが25%、インドネシアのPPKGOが25%、 オックスファムUKが残りの50%を持っています。また、エチオピアの Oromiaも7カ国11の生産者組合と売り上げ増のために尽力しています。 これらのコーヒー生産者がProgresoを通して得られるものには「フェ アな価格」「チェーン店の共同経営による利益」「店頭で多くの消費者 に製品をアピールできること」の3つが挙げられます。 Progresoのコーヒーはすべてフェアトレード認証オーガニック。コー ヒーの焙煎はグラスゴーのMatthew Algie社がライセンス認定を受けて 行っています。オーガニックティーとフェアトレードフルーツのスムー ジーに加え、チョコレート、ヨーグルト、ハチミツもフェアトレードの ものです。さすがに徹底していますね。 二号店も今年度中にオープンする予定だそうです。一部のカフェに フェアトレードコーヒーが取り入れられ始めた程度の日本と比べると、 NGO発のフェアトレードコーヒーショップのチェーンができるなんて、 驚きですよね。イギリス旅行の際は是非お立ち寄りを。感想をお待ち しています。 (射手) Source:2004年11月1日 OxfamUK プレスリリース http://www.oxfam.org.uk/press/releases/progreso011104.htm Progreso http://www.progreso.org.uk/ Matthew Algie www.matthewalgie.com □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 4、連載企画 「イギリスフェアトレードレポート No.3 ~カフェ編~」 イギリスは紅茶というイメージがありますが、今は町の至る所にコー ヒーショップのチェーン店があります。そのうちイギリス国内の店鋪数 が1番多いCOSTAコーヒー、日本にもいくつか店鋪があるPret A Manger (略称PRET)、スターバックスコーヒーがフェアトレード(以下、FT)商品 を扱っています。(私の帰国後、大手スーパーのMarks & Spencerの経営 するカフェもFTコーヒーを置くことになりました) COSTAでは、ほぼ全ての店鋪のメニュー表に、「コーヒーメニューは 10ペンス(約20円)プラスすると、FTコーヒー豆(Caf Direct)で作れま す」と記載されています。またTea Directの紅茶を飲むこともできます。 しかしあまり注文する人がいないのか私が行ったお店では「フェアトレ ード」と言っても通じず、店員さんはFTについて知らないようでした。 またヒースロー空港内にもCOSTAがあり、メニュー表の通りに、10ペ ンスプラスしてFTコーヒーを注文しようとしたところ、置いていないと 言われてしまいました。 PRETのコーヒーは全てがFTコーヒーです。店鋪の看板にそのような 記載がありますが、注意しないと気付かないくらい目立たないもので す。リーフレットも置いていないので、お客さんは知らない人が多い かもしれません。 スターバックスでは、「本日のコーヒー」が常時FTコーヒーになっ ているところが多いようです。駅構内にあるスタンドタイプのお店で も、「本日のコーヒー」はFTコーヒーでした。また、FTラベル付きの オリジナルチョコレートバーを数種類売っています。日本と同じよう に、FTコーヒーについてのリーフレットを置いていまし た。 その他にも、ロンドン市内やフェアトレードシティを注意深く散策 していると、チェーン店以外でFTコーヒーや紅茶を扱っているカフェ をいくつか見かけました。イギリスは、身近なところでFTコーヒーを 飲むことができる状況にあるのは間違いないようです。 (長部) ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2004年10月30日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.10
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 昨日から学園祭にフェアトレードショップ&カフェを出し、立ちっぱな しの仕事のつらさを知りました。今年も色々な大学でフェアトレードを紹 介する企画があったようです。参考になるので結果を是非報告して頂きた いと思います。 さてFTSNでは来月10日に新メンバーの募集も兼ねて、活動内容を紹介す る説明会を開催します。詳細は「イベント情報」でご覧ください。 また大手スーパーなどの最近のフェアトレード商品販売に関するニュー スや、EFTA(ヨーロッパフェアトレード連盟)が東欧にも拡大していると いうホットな話題も掲載しました。 なお前号から始まった「イギリスフェアトレードレポート」、第2回目 の今回は「ショップ編」です。前号で、「次回はショップ&カフェ編」と 予告しましたが、担当者がたっぷり記事を書いてくれたので、連載を4回 にし、次号で「カフェ編」をお届けします。 (多田) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆FTSN説明会、11月10日(水)開催! 2、フェアトレード関連ニュース ☆成城石井など各スーパーでフェアトレード・コーヒーの販売始まる ☆「欧州のフェアトレードショップネットワーク、東欧へも拡大」 3、連載企画 「イギリスフェアトレードレポート No.2 ~ショップ編~」 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 1、イベント情報 ☆FTSN説明会、11月10日(水)開催! 10月16日のイベント「フェアトレード最前線!!」以降、FTSNに対し て、一緒に活動したい、イベントなどで協力したいという問い合わせが 数多くありました。そこでまずは私たちFTSNのこれまでの活動や、今メ ンバーが取り組んでいる仕事内容などをご紹介する「説明会」を開くこ とになりました。「説明会」といってもこれに出たからメンバーになれ というものでもないですし、気軽にご参加ください。 【日時】2004年11月10日(水) 説明会:17時~18時半 懇親会:19時~ 【場所】<説明会> 東京ウィメンズプラザ(参加人数によって変更の可能性あり) MAP (http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html) 東京都渋谷区神宮前5−53−67 JR渋谷駅徒歩12分 <懇親会> カフェ・ガボウル MAP(http://www.mugendai.org/gabo/map/index.html) 渋谷区渋谷3-6-4 金王高桑ビルB1F JR渋谷駅徒歩5分 【対象】FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)に関心のある方、 FTSNと今後一緒に活動してみたい、協力して何か行動したい と考えている方、など 【内容】FTSNの活動履歴、現在の主な活動内容を紹介します。その後、 お茶を飲みながら、FTSNやフェアトレードについて色々お話し ましょう。カフェ・ガボウルにて懇親会も予定しています。 【申込み】 お名前、所属(大学名など)、懇親会の出欠を書いたメールを 下記のアドレスまでお送りください。締め切りは特に設けませ んが、なるべくお早めにお申込みください。 FTSN : ftsn_info@yahoo.co.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、フェアトレード関連ニュース ☆成城石井など各スーパーでフェアトレード・コーヒーの販売始まる 都内各所のスーパーで「フェアトレード・ラベル」のついたコーヒーの 販売が始まりました。京都小川珈琲の『フェアトレードモカ』がその商品 で、エチオピアのオロミア・コーヒー生産者組合から買い付けているもの です。使いやすい簡単カセットタイプ(5袋入り)とレギュラーコーヒー (200g)の2種類があります。 みなさんも目にしたことがあるかもしれませんが、「フェアトレード・ ラベル」は国際フェアトレード認証組織FLOの基準に沿った製品につけられ ているものです。FLOには世界17カ国の組織が加盟していますが、日本では フェアトレード・ラベル・ジャパン(*)がラベルに関する業務に従事して います。以前にも紹介したスターバックス(メルマガ1号参照)や、大手 スーパー、イオンもラベル製品を扱っています。最近ではフェアトレード マーク付きのサッカーボールの販売が始まったことも10月5日の毎日新聞 に取り上げられました。 最近、ラベル付きの商品を販売することを通してフェアトレードに関わ ってくる企業が増えています。その一方でフェアトレードは現状の不公正 な市場システムに疑問を投げかけている側面もあるので、不公正な取引を 生み出す一因となった大企業がフェアトレードに参入することを危惧する 声があることも事実です。しかし、一般のスーパーにもフェアトレード商 品が置かれ、より多くの消費者が「フェアトレード」という概念に触れる 機会を得るのは喜ばしいことで、ラベルの可能性を感じさせる点でもあり ます。 10月16日のFTSN主催のシンポジウムの中で、拓殖大学の長坂寿久教は、 CSR(企業の社会的責任)の一環として、ということで大手企業がフェア トレードに興味を持ち始めているが、商品を扱うだけでなく、フェアト レードのようなビジネスのやり方を内部化させるような働きかけが必要 とおっしゃっていました。今後フェアトレード団体と大手企業がどのよ うな関係を築き上げていくのかが、ますます注目されるトピックとなっ てきています。 (射手) ぜひ以下に挙げたスーパーをチェックしてみてください。 成城石井(取り扱い店舗はFLJのサイトで) シェルガーデン(青山店、上野店、新宿店など)、サミット、 紀ノ国屋 、オリンピック、富士シティオ、丸広百貨店、セーブオン (*)フェアトレードラベルジャパン http://www.fairtrade-jp.org/index.html ================================== ☆欧州のフェアトレードショップネットワーク、東欧へも拡大 欧州のフェアトレードショップのネットワーク、NEWS!(Network of European World Shops!)がEU政府から資金援助を受けて、東欧圏にも 拡大するプロジェクトを2004年8月から開始しました。 プロジェクトの一年目としては、主に情報提供の活動が計画されてい ます。Webサイトが立ち上げられ、国際的なフェアトレードとその専門店 の動向、フェアトレードショップを開店するための実用的なノウハウや、 消費者向けキャンペーン情報などが発信される予定です。また事業の成 功例などを紹介するセミナーも企画中とのことです。 加えて、毎月ニュースレターが発行され、欧州のフェアトレード関連 組織のデータベースが構築される予定です。 このプロジェクトの対象となるのは、チェコ、エストニア、ハンガリ ー、ポーランド、スロバキア、ラトヴィア、リトアニアの7カ国ですが、 今後対象地域が増える可能性もあります。 EU拡大に伴って、EUのフェアトレード支援政策も東欧圏に拡大し、 フェアトレード関連組織のネットワークがその実働部隊となっている と言えるでしょう。西欧とまだ経済格差の大きい東欧で、どのような 形でフェアトレードが普及するのかが注目されます。また、このプロ ジェクトで立ち上げられるWebサイトやデータベースは、日本でフェア トレードを研究する人にとっても興味深いものになりそうですね。 (小穴) (Source: NEWSletter oct.2004) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 3、連載企画 「イギリスフェアトレードレポート No.2 ~ショップ編~」 イギリスには、BAFTS(The British Association for Fair Trade Shops)というフェアトレードショップ(小売店)のネットワークがありま す。設立は1995年で NEWS!にも加盟しています。 今回のイギリス訪問中にBAFTSのコーディネーターであるAileen Garden さんにお話を伺うことができました。BAFTSには現在66のショップが加盟し ていますが、フェアトレードをやっていると言えば誰でも加盟できるわけ ではなく、一定の基準で審査をしています。(審査についてはBAFTSのホー ムページ http://www.bafts.org.uk を参照してください) またロンドンで有名なカムデンロックマーケット内(大きな施設に小さ い店鋪が入っています)を散策したところ、4つの店鋪がフェアトレード という看板を掲げていました。BAFTSに加入しているのは1つのみで、 Gardenさんは、「最近はイメージアップのためにフェアトレードという名 前を掲げる店もあり、カムデンロックのお店の多くもフェアトレードとは 言えないだろう」と言っていました。 日本有数のフェアトレード企業、フェアトレードカンパニーのイギリス 支部、People Tree .U.K.もBAFTSに加盟しており(BAFTSはPeople Tree U.K.事務所内でした!)、デザイナーの小泉みさとさんにお話を伺うこと ができました。小泉さんによれば、People Tree U.Kは通販が主体だけれ ど、今年からセルフリッジというロンドンにある高級デパートに売り場を 設けたそうです。小さなスペースですが、エスニックな服は置かずPeople Tree U.K.コレクションと呼ばれる前衛的な服を置いています。 私はイギリスではエスニックな服や雑貨も相当需要があるのかと思って いたのですが、小泉さんによれば、People Tree U.K.ではエスニック調の 服はあまり売れないそうです。これとは逆に、日本ではエスニックな服の 需要の方が多く、シンプルな服を作ってもあまり売れないそうです。「シ ンプルな服はその専門の業者がもっと高品質で安く作れてしまうからでは ないか」というのが小泉さんの分析でした。 最後に一番印象に残ったGANESHAという服飾雑貨店についてお話します。 GANESHAはインドからFT商品を輸入・販売している小売店です。オーナー 夫婦は以前より国際協力に興味があり、奥様はBAFTSで働いていたそうで す。日本のFTショップの多くはFT商品だけで生計を立てるのは難しいよう ですが、ここは売り上げの99%がFT商品で、有給スタッフを6人雇ってい ます。 お話を伺っていて感じたのは、他のFTショップよりも宣伝に力を入れて いるということです。New Consumerというフェアトレード専門雑誌などに 広告を載せていました。ロンドンで一番有名なタウン誌(Tokyo Walkerの ようなもの)にも紹介されたそうです。 しかしGANESHAの様なお店はまだ少なく、ほとんどが教会内のボランテ ィアショップだったり、キリスト教会関連の団体の運営だったりします。 完全にビジネスとしてやっているお店もありましたが、全体を通じてやは りまだビジネスという色合いは薄いように感じました。 (長部) ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ (無断転送・転載禁止)
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