2004年08月28日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.6
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 先日、FTSNはフェアトレード関連スポットツアーを開催しました。 忙しい中参加してくれた皆さん、ありがとうございました。FTSNのメ ンバーもとっても楽しい時間をすごすことができました。 世間は夏ももう終わりという雰囲気ですが、学生はまだまだ夏休み という人も多いはず。暑さも和らいできたことだし、どこかに出かけ てみませんか? ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、人材募集情報 ☆"FTSN"、10月のイベントスタッフ&ファッションショーモデル募集! 2、イベント情報 ☆"グローバル・ヴィレッジ"のワークショップ 「フェアトレードの現場の声を聞く」 ☆"Oxfam Japan"、「NGOまつり in 上野」でフェアトレードカフェ 3、フェアトレード関連ニュース ☆フェアトレードの担い手? フランスの「オルター消費者」 4、フェアトレード おすすめの一冊 ☆『自由貿易神話への挑戦』 ティム・ラング=コリン・ハインズ著 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 1、人材募集情報 ☆"FTSN"、10月のイベントスタッフ&ファッションショーモデル募集! FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)は10月16日(土)に、東京・青山 のフェアトレードショップ、"パッチワーク"と共催でイベントを行います。 内容はシンポジウム&ファッションショーで、現在準備を進めているところ です。今回このイベントを一緒に盛り上げてくれるスタッフとモデルさんを 募集します。是非協力してください。 ◆ 日時 :2004年10月16日(土)12:30~17:00 (イベント自体は13:30~16:00の予定) ◆仕事内容:<スタッフ> 事前準備、当日の会場設営、ファッションショーの手伝いなど <モデル> 16日当日のファッションショーモデル(事前に顔合わせあり) ◆ 場所 :東京ウィメンズプラザ 東京都渋谷区神宮前5−53−67 ◆応募方法:参加を希望される方は下記メールアドレスまで氏名、連絡先 と希望される仕事(スタッフorモデル)を明記したメールを 送ってください。 <連絡先> ftsn.application@yahoo.co.jp ◆コメント:ファッションショーのテーマは「ファミリー」です。モデルさ んも、赤ちゃんから高齢の方まで幅広く募集しています。家族 も誘って参加してみませんか? スタッフとして働いてくれる方も募集しています。今回のイベ ント終了後も一緒に色々なイベント作りに取り組んでくれる方、 大歓迎です! □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、イベント情報 ☆"グローバル・ヴィレッジ"のワークショップ ◆テーマ: フェアトレードの現場の声を聞く ◆日 時:9月12日(日)18:00~20:00 ◆ゲスト:キラン・カドゥギさん(ネパール「クムベシュワール職業学校 (KTS)」ディレクター)、リナ・ブジラチャルヤさん(同編み物職人) ◆内 容:KTSは、貧しい人々に職業訓練と教育、福祉を提供するために設立され ました。職業学校の卒業生達が編むニット製品は、ピープル・ツリー の人気商品。品質の高い製品を作る努力や福祉プロジェクトの運営な ど、フェアトレードの現場から生の声をお届けします。 ◆参加費:¥500(オーガニック・コーヒーとお菓子付き) ◆申込方法:メールで、参加者氏名と連絡先をお知らせください。 (gv@globalvillage.or.jp) ◆定 員:20名。お申し込みはお早めに! ===================================== ☆"Oxfam Japan"、「NGOまつり in 上野」でフェアトレードカフェ イギリスの開発NGOで、その1960年代の生産者支援プロジェクトがフェアト レードの先駆けではないかとも言われているオックスファム。そのオックス ファムの日本支部であるオックスファム・ジャパンは東京・上野にある丸幸 ビルにあります。丸幸ビルは知る人ぞ知るNGO密集ビル。今回、このビルに拠 点を構える10あまりのNGOが1日だけ一挙事務所を公開する共同イベントを開 催します。オックスファム・ジャパンはこのイベントにフェアトレードカフェ を出すそうです。 「NGOまつり in 上野」のサイト(http://www.oxfam.jp/NGO-festa/) ◆日時:2004年9月12日 10:00~18:00 ◆場所:丸幸ビル (東京都台東区東上野1-20-6) <地図> http://www.oxfam.jp/NGO-festa/access.htm ◆コメント:オックスファムは丸幸ビル2階。当日はフェアトレードコーヒーと 紅茶の飲めるオックスファム・カフェを開く予定です。 お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 3、フェアトレード関連ニュース ☆フェアトレードの担い手? フランスの「オルター消費者」 8月26日の日経新聞の夕刊、「世界の話題」欄に、フランスでフェアトレード が広がりつつあるという記事が載りました。この10年成長を続けた大手日用品 メーカーの売り上げが今年初めて落ち込んだ一方で、フェアトレード商品を選 ぶ消費者が増えているというのです。 この消費者の変化については、7月15日のル・モンド紙(フランスの代表的な 新聞の1つ)でも扱われました。同紙によると、広告に乗せられて大量生産され た商品を買うことを避け、倫理性や環境への影響を考えて商品を選ぶ「オルタ ー消費者」が、フランス国民の15~25%にのぼっている一方、流行を追いかけ、 典型的な大量消費を担ってしまう人々は11%にすぎないとのことでした。 ただし、この「オルター消費者」の消費行動はそれほど単純なものではない ようです。ある調査では、「オルター消費者」は平均より物を多く消費する人々 であり、理想的な商品が無ければ、一番安いものを選ぶ人々でもあるという結 果も出ています。 今のところ倫理や環境に配慮したフェアトレード商品が「オルター消費者」 のニーズに合っているとは言えそうです。このような消費行動の変化がフラン スで起こっていることは、日本のフェアトレード市場とその将来を考える上で 参考になるのではないでしょうか。 (source: 日本経済新聞8月26日夕刊、Le Monde; L'edition du 15.07.04) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 4、フェアトレード おすすめの一冊 『自由貿易神話への挑戦』 ティム・ラング=コリン・ハインズ著 家の光協会 1995年(原本1993年) 読みやすさ ★★★★☆ お役立ち度 ★★☆☆☆ 一言コメント 「フェアトレードの限界って?ちょっと考えさせられる一冊」 今回は、イギリスの消費活動家で、研究者であるティム・ラングとコリン・ ハインズの著作をご紹介します。本書は、現在の国際貿易が強者に利益をもた らすシステムになっているという批判を行ったうえで、目指すべきは「新しい 保護主義」だという主張をしています。この「新しい保護主義とは」国際貿易 を縮小し、地方的・一国的にたいていのものが作れるシステムのことで、そこ では、三つのE=経済(Economy)・環境(Environment)・公平(Equity)が満たさ れるとされています。 フェア・トレード(本書では、公正貿易と訳されています)は、この「新しい 保護主義」へ移行する際の短期的なシステムとして登場します。自由貿易に対 するとりあえずの代々案としてフェア・トレードが優れている点を認めつつ、 これが長期的なシステムにはならないというのです。その理由としては、環境 への脅威をなくすことを目的とはしていない。全ての貿易がフェア・トレード になることはできない。ということが述べられています。この点、皆さんはど う考えますか? 本書の原本がイギリスで出版されたときから10年以上たった今、情勢は大き く変化しました。自由貿易システム批判は強まり、フェア・トレードが次第に 注目を集めるようになってきました。しかしながら、残念なことにフェア・ト レードが限界をきたすほど拡大する、という状況には至っていません。10年前 のティムの構想はまだまだ遠い夢物語のようですが、フェア・トレードの、ひ いては世界貿易の今後を、今一度考えてみるきっかけになる一冊ではないでし ょうか。 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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2004年08月15日
◆FTSN(フェアトレード学生ネットワーク)メールマガジン Vol.5
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 夏休みの宿題といえば、読書感想文なんてものもありましたね。学生 のみなさんは、この時期自由な時間も多いはず。何かフェアトレードに 関係する本をこの夏休みに1冊読んでみませんか? ということで今回からメルマガにフェアトレード関連の本を紹介する コーナーを設けました。みなさんもオススメの本があったら是非FTSNま で知らせてくださいね。 ⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒♪⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒♪ ★ Contents ★ 1、イベント情報 ☆"シャプラニール"主催 海外協力フォーラム in 御殿場 ☆FTSN主催「フェアトレード関連スポットツアー」8月20日開催 2、フェアトレード関連ニュース ☆「公共機関などにフェアトレードを」 EFTAなどがキャンペーン開始 3、フェアトレード おすすめの一冊 ☆『フェアトレード −公正なる貿易を求めて』 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ 1、イベント情報 ☆"シャプラニール"主催 海外協力フォーラム in 御殿場 日時:9月10日~12日(一泊2日の参加も可能) 場所:日本YMCA東山荘(静岡県御殿場市) 地図 http://www.ymcajapan.org/tozanso/ 内容:セミナー、商品販売など フェアトレードを含む勉強会を中心としたイベント 詳細は http://www.shaplaneer.org/event/forum04.htm 申し込み:上記HPを参照のこと コメント:フェアトレードって何?フェアトレードショップを実際に運営 しているゲストのお話やシャプラニールのクラフトリンク活動 をもとに、参加者同士でフェアトレードについて考えていきま す。クラフトの新たな商品がこの場から誕生するかも! 現在、フェアトレードコーヒーを扱うカフェのオーナーにも出 席交渉中です。業界全体のトレンドを分かりやすく話しながら、 参加者同士でフェアトレードのありかたを議論していきます。 <問い合わせ先> 〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2−3−1早稲田奉仕園内 電話番号:03-3202-7863 FAX : 03-3202-4593 e-mail : forum@shaplaneer.org ==================================== ☆FTSN主催「フェアトレード関連スポットツアー」8月20日開催 日時:2004年8月20日 午後2時~6時 集合場所:JR渋谷駅東口、スターバックスカフェ前 参加費:無料 (交通費、カフェやショップでの飲食、買い物の代金は各自負担) 申し込み:お名前、連絡先、懇親会の参加の有無をご記入の上、 ftsn_info@yahoo.co.jpまでメールにてお申し込みください。 内容:渋谷、自由が丘周辺のフェアトレード関連スポットをFTSNの メンバーが御案内。ショップやカフェでフェアトレード商品に触 れたり、スタッフの方に話を聞いたりしながら、楽しくフェアト レードについて勉強できます。 <スケジュール> 2:00 渋谷駅東口 2:05 カフェ「ガボウル」 慶応大学の学生が輸入したフェアトレードコーヒーを出している カフェです。担当の学生にお話を聞ける予定です。 3:00 ガボウル出発 3:15 フェアトレードショップ「ぐらするーつ」見学 「ぐらするーつ」は店内が狭いので、10名ずつ見学して頂きます。 その間残りの10名は最寄のスターバックスコーヒーで、実際に フェアトレードコーヒーを出してもらい、スタバとフェアトレ ードの関係についてお勉強。 4:30 渋谷駅(東横線で自由が丘へ移動、片道150円) 5:00 フェアトレードショップ「ピープルツリー」見学&ミニセミナー 見学、お買い物の後に、フェアトレードのオーガニックティーを飲み ながらフェアトレード関連のビデオを見ます。その後ショップの方に 質問ができる時間も御用意します。 6:00 「ピープルツリー」見学終了後、現地解散 *この後FTSNのメンバーと参加者の懇親会も開催予定です。 お時間に余裕のある方は是非こちらもご参加ください。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2、フェアトレード関連ニュース ☆「公共機関にフェアトレードを」 EFTAなどがキャンペーン開始 ヨーロッパのフェアトレード団体のネットワークであるEFTAと、その4つの メンバー団体 IDEAS (スペイン), Fairtrade Organisatie (オランダ), Oxfam Wereldwinkels (ベルギー) and CTM Altromercato (イタリア) はヨーロッパの 公共機関がフェアトレード商品を導入するようはたらきかけるキャンペーンを 2004年9月から展開することを決定しました。 このキャンペーンは "Fair Procura"と名づけられた3年間のプログラムで、 EU委員会が資金提供しています。EU政府機関や加盟国の行政機関がフェア トレード商品の導入を通して「持続可能な発展」に貢献することを目標に掲げ ています。 すでにEU議会のレストラン、カフェなどにはフェアトレード商品が導入され、 オランダ、ベルギー、イタリアの国会ではフェアトレードコーヒーが飲まれて います。EU委員会に資金提供されたこのプログラムは、これらの公共機関の先 進的な取り組みを他のEU加盟国の行政機関にも広めることが狙いだと思われます。 (source:Fairtrade advocacy news letter) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 3、フェアトレード おすすめの一冊 『フェアトレード −公正なる貿易を求めて』 マイケル・バラット・ブラウン著 新評論 1998年 読みやすさ ★★☆☆☆ お役立ち度 ★★★☆☆ 一言コメント 「カタイけど、フェアトレードを語るなら外せない一冊」 本書は前半でメキシコの農民の置かれた厳しい状況の紹介を出発点に、富める 者と、貧しい者との格差が形成される背景を描く。そこでは第三世界の生産者が 搾取される構造が築き上げられた歴史的過程や、搾取的な仲介業者の存在、第一 世界の国々の国内産業保護政策などが批判的に分析されている。 その後著者はよりフェアな世界を求めて具体的な提案をしていく。特に彼はオ ルタナティブ・トレード組織(以下ATO、オルタナティブ・トレードとフェアトレードは ほぼ同義)が果たすべき役割も具体的に示している。ここでの指摘は、私たちが フェアトレードに携わる組織を評価する上で非常に参考となる視点を提供してくれ ているとも言えるので、是非読んで頂きたい。 彼は最後にATOがお互いに顔が見えなくなった生産者と消費者をつないでい くネットワーカとなっていくことを求めている。そして結論としてかなりドラスティッ クな彼の理想の経済社会を示す。 やや難解な部分が多く、最後の結論の実現可能性も疑問だが、不平等な貿易シ ステムの構造への具体的な批判と、それに対する具体的な提案がなされている点 で、本書は一読に値するものだと思う。決して「フェアトレード入門書」ではないが、 フェアトレードを研究対象とする人は是非手に取ってもらいたい。 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 今回のメールマガジンに関する感想をお寄せください。 またフェアトレード関連情報もお寄せください。メールマガジンで 取り上げさせていただく場合もあります。 宛先は e-mail:ftsn_info@yahoo.co.jp です。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (無断転送・転載禁止)
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