布をつくる

月曜日、ほぼ毎週仕事が終わってから、手織りの教室に比較的近所のユザワヤにあるユザワヤ芸術学院に通ってる。
通い始めて早一年ちょっと、
最初はマフラー一本作るところから、今度はつづれ織りという、『絵を織る』技法で作品を作ることになった。

どの作品も、まだまだヘナチョコなものばかりだけど、とりあえずちょっと進んだ技法に入ったばっかりだし、
まだまだ織りの方法には色々種類があるらしく、ほんの入り口を覗いているような感じでしかないけれど、
将来的には着尺の一本、服の一着も織れるようになってみたい。
さらにその内に、その布を構成する糸も、自分で育てて、自分で紡いだ糸を使ってみたい。
何年か前から綿も育てているけど、地面が無いからベランダで植木鉢栽培しかできないのがちょっと寂しい。このままでは、ちょっとした布を糸から作るのに、何年かかるのやら・・・


手織りを始めるようになって、3足千円で売っている靴下も、百均で売ってる下着も、実はありえないくらい安いものだということに気が付いた。
勿論、大規模生産されて作られた糸も、機械を使ってあっという間に織られたり編まれたりする布も、人の手で作られたものに比べれば安いのは当然なんだろうけれど・・・。

逆に、「高い」と言われる職人手作りの着物とかは、「高い」のではなく、「正当な価格」なんだろうとも気が付いた。
例えば職人さん達が1ヶ月かけて作った着物。
これを買うということは、これを作る期間にかかった職人さん達の生活費を支払うことであるし、
これを作った職人さん達に、自分には出来ない技術に対して対価を支払うことでもある。
それを考えると、「高い」着物と、3足千円の靴下。おかしいのは、どっちだ?