2008年11月28日
かまわ勉強会 vol 01 報告
11/26に行なわれた「かまわ勉強会 持続可能な地域を学ぼう」の報告です。 参加者はおよそ20人。子どもが元気に走り回る中、地元の年配の方の参加もあり、まさに老若男女が世界の事例を報告し合い、鎌倉の持続可能な展開に夢をはせる素晴らしい会となりました。いつもながらの美味しい手持ち料理を味わいながら、仲間を増やし、知識とビジョンを共有し合った、ちょっと感動的(?)でもある勉強会でした。(まぁ色々反省点もあるわけですが) 以下、簡単にご報告です。 前半:ゴミゼロを知ろう
- ゴミゼロ(またはゼロウェイスト)とは?
「ゴミをつくらない、燃やさない、埋め立てない」を基本宣言にした画期的な概念。ゼロウェイストは1996年にオーストラリア首都キャンベラで始まった。サンフランシスコ、トロントなどでも展開。ニュージーランドではすでに50%の自治体が宣言。国単位ではレバノンが宣言。
- 日本のゼロウェイスト
徳島県上勝町が第一号。福岡県大木町がそれに続き、今、葉山町が3番目に名乗りをあげようとしている。町田市も「ごみゼロ市民会議」が活発。 徳島ではすでに34分別。その他にも「くるくるショップ」(物々交換所)や「くるくる工房」(リメイク品販売所)がある。 鎌倉も「ゼロウェイスト鎌倉」を宣言しているが、厳密にいうとゼロではない。計画案では2010年までに焼却量を今より10%削減するといった数値目標を掲げている。山崎にはバイオリサイクルセンターが建設されることが決定している。総工事費は42億円だそうだ。このため2010年からは生ゴミの分別収集も始まる。
- 葉山の事例
柴田時子さんより報告。葉山のゼロ・ウェイストは住民運動から始まり、市長をその気にさせるということで始まった。ただ出来るかどうかは未知数。まだまだこれからの取り組み。(葉山と鎌倉の大きな違いは、生ゴミの扱いではないか?葉山はコンポスト化を推進。鎌倉はメタンガス発酵化)
- 参加者からの意見
「くるくるショップ」はすぐにでも出来るアイデアでモノを循環させる良い取り組み。鎌倉リサイクル推進会議などと連携できないか、当たってみるよう。 後半:世界の事例を知ろう
- ""ドイツ・フライブルグやベルリンなど""
フライブルグ紹介では、10分程度のDVDの上映。自転車に優しい街作りの実態が良く分かる。ベルリン紹介では、ベルリン在住のなぎら君より事例紹介。残飯をホームレスなどに提供するサービスを実施しているNGOなどあり、地元の学生をうまく動員して手伝ってもらっているそうだ。 参考サイト: http://greenz.jp/2008/03/28/berliner_tafel_ev/
- ""カーフリー・デー""
フランスのラ・ロッシュという村から始まった取り組みで、今ではヨーロッパをはじめ2000都市で開催。Mobility Week(交通週間)も始まっている。日本でも横浜市などで盛り上がる。パリでは2万台の貸し自転車サービスが人気。面白いのは「車が減った」というだけではなく、「(商店街などで)人のつながりが芽生えた」という副次的な効果があること。 参考サイト: http://www.japangreen.tv/journal/#/000050 http://www.cfdjapan.org/ http://ycfd.org/
- ""参加者からの意見""
ヨーロッパだと電車に自転車を持ち込める。これだったら日本でもすぐに出来る取り組みではないか。大仏トンネル付近はあまりにも歩道がせますぎて、自転車が通れない。ここら辺からの改善を狙えないか? 鎌倉の交通政策と言えば、前市長の竹内さん。パーク&ライドを始めた人。竹内さんを招いての勉強会も面白いかもしれない。
といった感じで話しはつきず、鎌倉の地域資源を活かして何ができるか?というディスカッションには至らず、終了時刻になってしまいました。エコビレッジ、フェアトレード・タウン、トランジション・タウンなど世界の事例も半分も紹介出来ませんでしたが、また第二弾とうことで。 個人的な感想:今回の勉強会では、実は「つながり」ということが1つのキーワードとして見えてきたのではないかと感じました。ゴミがどこに行くかを知らない、車で移動するので外の世界との関わりがない...便利になった裏で、実は私たちの生活の全ての場面において、私たちは外の世界と分断されてしまっている。これでは生きていて気持ち悪いし責任をとれない。というわけで、今まさに地域で始まっている動きはこの「つながり」を取り戻す作業なんだな、と思いました。 そのためには個人個人のアクションに留まらず、行政なども巻き込んで仕組みを変えて行かなくてはならない事も多い。今回の勉強会では、葉山の事例などからどうやって行政と関わって行くかという視点も見えたのが収穫だったと思います。と同時に、あまり形にとらわれず、かまわらしく自由にアイデア重視で出来ることから楽しんで取りかかる、というスタイルが重要だな、という気もしました。 それから「持続可能な社会」と言うけれど、それって昔ながらの自然と共生した生活に戻ることだよなぁーと改めて思いました。柴田さん、それから地元に長く棲んでいる方のお話はとても面白かったです。昔ながらって言ったって、つい50年前までは薪も使っていたし、車だってこんなになかったんですものね。「鎌倉を日本一不便な街にしたい」と言って、携帯電話も車ももたず、大きな物を運ぶときはリアカーを使用しているかまわメンバーもいます。若い人もお年寄りも地域の人たちが一丸となって学び合い、行動する。そうすれば「持続可能な社会」って実は簡単に達成できるのかも、と思いました。 次回も乞うご期待!
- posted by kamakura |
- 11:18 |
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- Re:かまわ勉強会 vol 01 報告
- ここさん、
報告ありがとう! - posted by 豊田義信 |
- 2008-11-30 23:41


