高気密・高断熱の家

「高気密・高断熱」と聴いて皆さまはどんなイメージを持ちますか?

また、その「意味」と「理由」を理解されてますか?

外張断熱、透湿壁工法、通気工法・・・・

日本では「高気密・高断熱」住宅が北海道中心に広まっていますが、かなりの誤解があって、1990年頃に断熱の基準で、やっと欧州並みに近づいたということです。

私も「高気密・高断熱」の知識がないため、次の書籍で学習してみました。

素人なりに、理解したことを表現してみます。

 ■「高断熱・高気密バイブル」南 雄三 氏 著 建築技術 発行
 
バイブル

まず、住宅は健康で快適であること。そして省エネルギーであることを著者の南さんは提唱しています。

そのためには、次の「4つのベストバランス」をとることで、健康、そして快適な住宅の実現ができるのだそうです。

 「必要な断熱」 「必要な気密」 「全室暖房」 「計画換気」


健康の最大の敵は「結露」ですね。
この結露は家の内外の温度差がまず原因。
ですので、窓も含め、「高断熱」の処理を行います。

これは私もわかります。はい。

次に「内部結露」、つまり断熱材のなかの結露が課題となります。
これは幾ら断熱材を厚くしても発生します。
しかも見えないところで・・・。

その原因は、室内の水分が断熱材内部に入っていくことから起こります。
そこで、断熱材の室内側の気密をあげるのが「高気密」なのです。

ここまでは、何となくわかる気がしますね。

でも、まだ結露の原因があります。
そもそも結露は「空気を冷やさなければ起こらない」し、「空気中の水分が少なければ起こりにくくなる」ものです。

そこで「全室暖房」の概念が必要になります。

いくら「高気密・高断熱」で処理をしても、壁材のなかの水分などで内部結露が発生する可能性があり、最低10℃以上の温度を保つ必要があります。

このためには、各部屋を仕切って個別の暖房をするより、極力間仕切りを減らし、少ないエネルギーで「全室暖房」をするのが最も有効な手段だといいます。

もし「高気密・高断熱」でない家で「全室暖房」を行おうとすると、相当のエネルギーを必要とするため、「少ないエネルギーで全室暖房」は難しい。

「全室暖房」は、高気密・高断熱だからできる手段だといえますね。

ちょっと難しくなってきました。はい。

エコナコトのエコびとの皆さまは、この全室暖房に多少の抵抗がありませんか?
「人のいない部屋の電気は消す」と同様、MOTTAINAI意識が始動しますね。

でも、著者の南さんは、
温度差を無くし、結露をなくし、住宅内の温度のバリアフリーを進める全室暖房が、健康という命題を実現させる重要な目標であり、最低限の条件といいます。
まずは「全室暖房」を省エネルギー実現できるレベルまで、日本住宅の「高気密・高断熱」性能を高めなければならないと力説しています。

なんとなくですが、家を「高気密・高断熱」にすることで、暖房費は今までと同じか、多少少なくでき、さらに全室暖房の快適さと、結露の防止による家、人の健康維持が実現できるという理解でよいのでしょうか。

ちょっと、うまく説明できていませんね。

ここはもう少し理解を深めたいと思います。


そして、つぎが難問?の「計画換気」です。


これは次回とします。

 


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