207.エコハウスの記事

おはようございました。たびびとです。

「エコナコト」トップページの下にある「izaニュース」一覧で、先日こんな記事を見ました。

■「「家で太陽光発電、企業に売って「年間1万円」」話題!‐環境・エコニュース:イザ!」

個人住宅用の太陽光発電の電気もグリーン電力として認定されるという仕組みで、個人宅にも年間1万円の利益が入るといった内容です。

う~ん。どんなものでしょう?
よくわかりませんが、わかりづらいということはわかります。



さて、以前、書籍の「エコハウス私論」を読みました。
確か新聞記事でその書籍の存在を知ったと記憶しています。

(その時のブログ記事はこちらだったとおもいます)

著者は当時、環境省の課長さんだった小林さんで、自宅の新築にあわせて、エコハウスの「フルコース」を試したこと、その結果について書籍に書かれていました。

その小林さんのエコハウスが、次のWebサイトで紹介されていました。

■「第1回 環境省大臣官房長 小林光氏のエコな自宅を探訪 - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル」

官房長に昇進されたのですね。
エコハウスの概要がよくわかります。

また、こちらの連載記事では、その他のエコハウスの取組も紹介されています。

色々な方のさまざまなエコハウスの取組を勉強したいと思います。


ではでは。

189.マイエコハウスの取組

おはようございました。たびびとです。

以前にも家づくりに向けたコンセプトを記事にしましたが、あらためて現段階のエコハウスでの取組を整理します。

【以前の記事】
■「里山暮らしのコンセプト|風と森の里山暮らし|エコナコト」

 ■当別里山暮らしコンセプト案(その1)
 ○「ホタルの住む里山づくり」
 ○「環境に負担をかけず、自然を活用し、浪費しない生活の実践」
 ○「エコノミーとエコロジーとコミュニティの調和」
 ○「未来からの借りものに感謝して、丁寧に、こころ豊かに生きる」


さて、エコハウス=自立循環型住宅のイメージを持っています。
そのメニューは盛りだくさん。
全てを行うのは投資が大きくなりますので、一定のバランスが必要になります。

■マイエコハウスでの取組

○なにはなくとも「高断熱・高気密」。
 北海道は特に冬の暖房がエネルギーを消費します。
 魔法瓶のような高断熱・高気密が理想ですが、極力住宅性能を高めます。

○省資源の「コンパクトな家」
 エコというよりも、投資額で小さな家になります。

○「熱交換換気装置」
 第一種換気装置の導入としました。暖房熱を熱交換してから排出する仕組みです。

○「天窓の設置」
 夏は暑くなりすぎると聞いていますが、自然の灯りを取り入れる天窓を設置します。

○「井戸・自然水の利用」
 敷地内にある井戸や自然水を利用します。
 雨水利用については、今後の検討課題です。

○「薪ストーブ暖房」
 暖房装置は薪ストーブをメインにします。また、給湯にも薪ストーブを利用します。

○「太陽熱パネル」
 給湯用に手づくりの太陽熱パネルを導入します。
 まだまだ実験中ですが・・・。

○「サンルーム」
 多目的に使える小さなサンルームを設置し、太陽熱・廃熱・中水利用を検討します。

○「貯湯タンク」
 昼間の太陽熱を蓄えるための貯湯タンクを設置します。

○「植樹」
 これは家の外部になりますが、豊かな街づくりは、「気候の連続性」「景観の連続性」「利用の連続性」の3つを著書「自分のためのエコロジー甲斐氏」で学びましたので、家と裏の里山の間で、樹木の連続性をつくります。

○「不耕起家庭菜園」
 家の外まで話を膨らますのは、エコハウスとは違うのかもしれませんが、まあ、お許しください。
 省力型の不耕起栽培を実践する予定です。
(あっ多少の機械利用はお許し下さい・・・)

細かなエコについては、家の建築を進めながら記録していきたいと思います。

ではでは。

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175.200年住宅のこと

おはようございました。たびびとです。

福田首相が提唱された200年住宅の話題です。

200年住宅の普及に向け「二百年住宅法案(長期優良住宅普及促進法案)」が今国会に提出されているようですね。

現在、ガイドライン作りを進めており、2008年中には施行される状況だそうです。

具体策の中には、建設への補助金、住宅履歴書制度の整備、中古住宅売買市場の充実などが想定されています。

このような団体の提言もありました。

■「社団法人 住宅生産団体連合会 [200年住宅]住宅の長寿命化(200年もたせる住宅)を実現するための提言」


さて、日本の住宅の平均寿命は30年前後、アメリカは5~60年、イギリスでは7~80年なんだそうです。

確かに人生で最大の投資の一つで、相当な資源が投入されている住宅が30年前後で立て替えられているのは課題ですね。

果たして、今回の法制度で、日本の住宅の平均寿命が高くなるのでしょうか。


異議を唱える方の中には、日本人の文化として、住み替え前提の社会とし「家は売るモノ」という考えを根付かせること。

また、一生に一度と思い、「個性的な家」をつくるなど個性追求はやめるべき。

さらに土地と住宅の資産バランス(つまり土地価格を下げる)を変えないと無理。
などなどがあります。

う~ん。

これから家を建てる私にとっても、悩ましい課題です。
究極のエコは、家を建てないことですし・・・。

以前紹介の「茶の心」に、こんな言葉があります。

「物を大切にする」
 ・物の価値はその値段の高低で決まるものではない。
 ・物を扱う人の心によって、上がりも、下がりもする。
 ・物を大切にするその心によって価値を与えることができるのである。

私個人としては、住宅の「メンテナンス」をしっかりやっていきたいと思っています。
そのためにも、一定程度の住宅の構造、設備の知識が必要ですね。

それとストローベイルハウスのようなセルフビルドが可能で、自然素材を中心の家がもっともっと普及して欲しいと思っています。

ただし、どちらも「個性的」すぎるので、日本には定着しないでしょうか・・・。


ではでは。

155.大手メーカーのエコ住宅

おはようございました。たびびとです。

先週は「エコ住宅」で気になるニュースがありましたね。

一つ目は、大和ハウスが、シャープと大日本印刷と連携し、太陽光発電に用いるリチウムイオン電池を量産、エコハウス化を促進するというもの。

■「NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース」
 「シャープ・大和ハウス・大日本印刷、住宅用蓄電池で提携」

高性能な電池を用いて、太陽がない時間帯も発電した電気を使うことで、一層の自給自足を進めるということでしょうか。



二つ目は、積水ハウスの燃料電池付きエコ住宅です。

■「日経住宅サーチ 積水ハウス、燃料電池付きエコ住宅」

今年の夏から、燃料電池を標準で装着した住宅の販売がはじまるそうです。

燃料電池は、天然ガスから水素を取り出して、電力とともに熱も発生するため、給湯や暖房に用いることができるものです。

年間の設備リース料が10万円。
一方、このエコ住宅では、年間の光熱費を19万円節約できる計算で、さらに二酸化炭素は2割削減が可能とのこと。


私自身は燃料電池に以前から大変興味があります。

エネルギー使用量の削減を前提にして、大手の参入で、高価な設備が安く普及するのはありがたい話です。

ここ数年で住宅のシステムも大きく変化していく予感がします。

ではでは。

152.一目惚れ「ドームハウス」

おはようございました。たびびとです。

久しぶりに一目惚れしたものが現れました。

たまたま仕事を通じて存在を知ったのですが。

■「ドームハウス:ジャパンドームハウス株式会社」
 http://www.dome-house.jp/

好みがあると思いますが、私は、まあるいプリミティブな形に惹かれるようです。
可愛らしい雰囲気の建築物です。

イグルーや、鎌倉をイメージしますね。それとも天文台?プラネタリウム?
あるいはモスクをイメージされるかもしれません。

三角屋根のアーチ型と組み合わされたタイプもいいですね。

材料は「発泡ポリスチレン」。
「耐雪、耐震抜群」。
「3~4人で工期10日」などなど。

断熱性能も高く、エコロジカルハウスです。

それでいて300年の耐用年数。驚きではありませんか!

そしてお値段です。

基本は480万円から。大きさは11坪から・・・。
あとは皆さま、それぞれのお財布と相談ですね・・・。

たびびと家は・・・、この半値だったら考えます。

1/4だったら買います・・・たぶん。

北海道にも認定指定店が数店あるようです。

それにしても世の中には色々な技術と知恵があるものですね。

阿蘇の健康ファームにも行ってみたくなりました。

ではでは。

133.ソーラーシステムの協会

こんにちは。たびびとです。

第59回のさっぽろ雪まつりがスタートしました。
仕事の移動時に少しだけ歩いてみましたが、結構たくさんの観光客でにぎわってました。

さてさて、前々回の記事で、太陽光・太陽熱のシミュレーションができるサイトをご紹介しましたが、今回はソーラーシステムの普及に向け、システムを丁寧に解説しているサイトをご紹介します。

■「社団法人ソーラーシステム振興協会 WebSite」
 http://www.ssda.or.jp/

各種ソーラーシステムを詳細なイラストとともに丁寧に解説しています。

イラストをみていると機器の仕組みも何となく理解できます。

ソーラーシステムの導入を考えていらっしゃる方は、基礎知識の習得にオススメです。

ではでは。

112.ソーラーハウス

こんにちは。たびびとです。

正月休みを利用して、次の書籍を読んでいました。

■「身体にいちばん快適な家づくり」 高断熱・高気密の常識のウソ  岡本康男氏
http://www.chiryuheater.jp/book.html
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内容は、前半部分で、以前ご紹介の「高断熱・高気密バイブル 南雄三 氏」と同様に、高断熱・高気密について、わかりやすい解説と事例を紹介しています。

後半が岡本さんの専門である「ソーラーハウス」の解説です。

この「ソーラーハウス」、正確には「ハイブリッドソーラーハウス」といい、「太陽熱集熱器」、「蓄熱床」、「貯湯タンク」により、3つのモードで機能します。

一つは「蓄熱暖房」。
 太陽熱を床下のコンクリートに蓄熱し、柔らかい暖房を実現します。

二つ目は「補助暖房」。
 貯湯タンクに補助暖房ボイラを設置し、温度が足りない場合は加温し、暖房熱を提供します。

三つ目は「ソーラー給湯運転」。
 通常の太陽熱温水器と同様に、貯湯タンクに蓄熱し、日常生活に温水を提供します。


つまり、「ハイブリッドソーラーハウス」とは、太陽熱温水器の「温水」提供に加えて、「蓄熱暖房」を加えたものだという理解ですね。

そこが「ハイブリット」の所以でしょうか。

著者の岡本氏は、以前から様々な研究を自宅も利用しながら実践されてきた様子で、このハイブリッドソーラーハウスのシステムの販売、普及を行っています。

ソーラーハウスの詳細もこちらのWebページに紹介があります。

■「ソーラーシステムで62年の実績 太陽熱利用のチリウヒーター」
http://www.chiryuheater.jp/



さてさて、これらのシステムの初期費用が不明ですが、太陽熱を用いた暖房、給湯の仕組みは大変興味があるところです。

今後も「ソーラーハウス」については、理解を深めたいと思います。


自立循環型住宅ってすごい!

「自立循環型住宅」という言葉・概念があることを、先日Webにて発見しました。

なんと「エネルギー消費を50%削減する」住宅の設計がコンセプトです。

知りませんでした!
これはわかりやすく、総合的な省エネ住宅を建設する指針になるものです。


■自立循環型住宅 公式サイト
 http://www.jjj-design.org/index.html


この自立循環型住宅に向けた研究プロジェクトにより、詳細な研究成果がまとまり、それらは『自立循環型住宅への設計ガイドライン』にまとめられています。



残念ながら、この書籍は講習を受けないと入手できない模様です。

さらに、現在の対象は日本の「温暖地」の研究で、北海道は該当していないのです。(>_<)

来年ぐらいには、「北海道も対象」と、どこかのサイトでお知らせがあった気がしますが・・・。


この自立循環型住宅の概要は、以下のサイトをご覧下さい。

■自立循環型住宅の概要 ||| 自立循環型住宅ガイドライン
 http://www.jjj-design.org/outline/index.html


「自然エネルギー」、「省エネルギー設備技術」、「建物外皮の熱遮断技術」の3分類をさらに13の要素で、省エネ実現の具体的な手法を解説しています。

しかも、何を選択すると、どの位の省エネが図れるのか、複雑な計算がなしで、しかもコストも比較できるそうです。

省エネ住宅ご興味のあるかたは「自立循環型住宅」をキーワードに、検索をしてみてください。

色々なPDFファイルが閲覧できます。


う~ん。

北海道の住宅は、高気密・高断熱化で先行しているそうです。

でも、総合的な省エネ住宅=「自立循環型住宅」の建設に向けたわかりやすいガイドラインは普及していないのでは?と思います。


全国各地で、住宅建設の検討の際には、この「自立循環型住宅」にそった「設計説明」、あるいは建て売りの場合は「性能説明」が普及して欲しいものです。

自分で納得しながら、コスト比較しながら住宅購入、住宅設計が進められる良いツールだと思いました。

高気密・高断熱の家2

日本の家は「夏を旨とすべし」という徒然草の吉田兼好氏に代表されるように、自然を取り込んだ開かれた作りが特徴です。

一方、欧米の家は最初から「高気密・高断熱」+全体暖房の文化が長く続いているということです。

また、高気密・高断熱の家も、夏に窓を閉め切って暑さを凌ぐのではなく、十分な換気と通風を行うのはこれまでと何ら変わらないようです。

 
さて、今回はH15年7月1日の改正建築基準法で義務づけられた「24時間換気」の勉強です。

そもそも換気は何のため?どの位必要なの? です。

それは、シックハウス対策はもちろんですが、人間の呼吸や体臭、空気中の汚れを排出するためで、CO2濃度で1000ppm以下という実験値が基準になっています。

そのための換気量は、1名1時間あたり20~30立方メートル。

ちなみに外のCO2濃度は350ppm前後だそうです。


「次世代エネルギー基準」「新省エネルギー基準」という基準があるそうで、この中で換気量はこの20~30立方メートルではなく、回数で決められ、「1時間あたり0.5回以上の換気回数」だそうです。

うん。なるほど、なるほど。

さてさて、いままでの「高気密・高断熱」でない住宅では、そもそも換気回数の概念がありません。

言わば「すきま風」がこの換気を担っていたことになります。

ただし、以前の「すきま風が多い家」では換気の問題はなかったのですが、最近の住宅では、建築技術が向上し、換気不足になっている家も多数あるそうです。

わたしの現在住んでいる賃貸アパートは?よくわかりません?

たばこや、開放型ストーブ(煙突のないもの)を使っている家では、明らかに換気不足の状態だといいます。


さて、「高気密・高断熱」の家において、自然換気を実現することは「可能」だそうです。

自然換気は、高気密であるほど、そして、内外の「温度差」があるほど、効果が発揮されるため、北海道はより自然換気に有利なエリアです。

ただ、風の強さ、方向に左右され、その設計は結構大変なのだそうです。

ちなみに高気密でない場合、例えば「2階の寝室へ空気を吸入したい」としても
自然換気の能力では、極めて厳しく、場合によっては排出してしまう可能性が高いということです。


そうそう、「換気の原則」なるものがあります。
「常に、出入口を明確にして、必要な量の新鮮空気を取り入れ、汚染空気を排出する」です。

「常に」とは、北海道でも春・夏は温度差が足りなくなるなど、季節の影響を考えます。
「出入口」の入口は、人がいる居間、寝室などで、出口はトイレや台所などの匂い、汚れの発生箇所です。

よくわかりますね。

そこで、「計画的・安定的な換気」を行うために、「高気密・高断熱」の家に吸排気の穴を開け、ファンをまわして「常時換気」を行うのです。


ここで、わたしはなんとかエネルギーを使わない「自然換気」では?だめなのかと思う訳ですが、悩ましいところですね。


40坪の家で自然換気にした場合、機械換気で吸気口が4つ必要なところ、その8倍の数の吸気口が必要だそうです。
その穴の大きさは33cm×33cm=1000cmの穴。これを1階と2階に開ける計算になります。

へー。ちょっとした窓の大きさ。これを常に開けておくって、相当なものですね。


そして、換気の方法は、第1種~第4種まであって、第1種では「熱交換」を行うものです。
熱交換では暖房費の節減が図れる一方、イニシャルコストと機器の定格が数十Wの電力を必要とします。
一方、機械換気の第3種換気で用いる換気扇は「十数W」程度です。

これも一長一短があって、悩ましいですね。これ以上触れません。

いずれにしても換気の重要性はよく理解できました。


最後に著者の南さんが目指していることがあります。
「高気密・高断熱」ハウスは、「エコハウス」へのステップなのです。

「高気密・高断熱」ハウスは、太陽光を受ける南向きの窓や吹き抜けの設計により、パッシブソーラーハウス(新自然住宅)として、暖房費を節減できるそうです。

さらに、太陽と上手につきあい、五感をつかって外の自然を感じ、窓やカーテンの開け閉めをおこなうことで、新自然住宅としての豊かな生活につながるのだと綴っています。


以上、長くなりました。

ともかく「高気密・高断熱」は、エコハウスへのステップ。
それが理解できただけでもよかったと自己満足しています。

わたくしの将来の家も、最大限の「高気密・高断熱」を進め、新自然住宅を標榜し、自然を十分に取り入れた生活をめざします!

おわり。

高気密・高断熱の家

「高気密・高断熱」と聴いて皆さまはどんなイメージを持ちますか?

また、その「意味」と「理由」を理解されてますか?

外張断熱、透湿壁工法、通気工法・・・・

日本では「高気密・高断熱」住宅が北海道中心に広まっていますが、かなりの誤解があって、1990年頃に断熱の基準で、やっと欧州並みに近づいたということです。

私も「高気密・高断熱」の知識がないため、次の書籍で学習してみました。

素人なりに、理解したことを表現してみます。

 ■「高断熱・高気密バイブル」南 雄三 氏 著 建築技術 発行
 
バイブル

まず、住宅は健康で快適であること。そして省エネルギーであることを著者の南さんは提唱しています。

そのためには、次の「4つのベストバランス」をとることで、健康、そして快適な住宅の実現ができるのだそうです。

 「必要な断熱」 「必要な気密」 「全室暖房」 「計画換気」


健康の最大の敵は「結露」ですね。
この結露は家の内外の温度差がまず原因。
ですので、窓も含め、「高断熱」の処理を行います。

これは私もわかります。はい。

次に「内部結露」、つまり断熱材のなかの結露が課題となります。
これは幾ら断熱材を厚くしても発生します。
しかも見えないところで・・・。

その原因は、室内の水分が断熱材内部に入っていくことから起こります。
そこで、断熱材の室内側の気密をあげるのが「高気密」なのです。

ここまでは、何となくわかる気がしますね。

でも、まだ結露の原因があります。
そもそも結露は「空気を冷やさなければ起こらない」し、「空気中の水分が少なければ起こりにくくなる」ものです。

そこで「全室暖房」の概念が必要になります。

いくら「高気密・高断熱」で処理をしても、壁材のなかの水分などで内部結露が発生する可能性があり、最低10℃以上の温度を保つ必要があります。

このためには、各部屋を仕切って個別の暖房をするより、極力間仕切りを減らし、少ないエネルギーで「全室暖房」をするのが最も有効な手段だといいます。

もし「高気密・高断熱」でない家で「全室暖房」を行おうとすると、相当のエネルギーを必要とするため、「少ないエネルギーで全室暖房」は難しい。

「全室暖房」は、高気密・高断熱だからできる手段だといえますね。

ちょっと難しくなってきました。はい。

エコナコトのエコびとの皆さまは、この全室暖房に多少の抵抗がありませんか?
「人のいない部屋の電気は消す」と同様、MOTTAINAI意識が始動しますね。

でも、著者の南さんは、
温度差を無くし、結露をなくし、住宅内の温度のバリアフリーを進める全室暖房が、健康という命題を実現させる重要な目標であり、最低限の条件といいます。
まずは「全室暖房」を省エネルギー実現できるレベルまで、日本住宅の「高気密・高断熱」性能を高めなければならないと力説しています。

なんとなくですが、家を「高気密・高断熱」にすることで、暖房費は今までと同じか、多少少なくでき、さらに全室暖房の快適さと、結露の防止による家、人の健康維持が実現できるという理解でよいのでしょうか。

ちょっと、うまく説明できていませんね。

ここはもう少し理解を深めたいと思います。


そして、つぎが難問?の「計画換気」です。


これは次回とします。

 


自分のためのエコロジー

先日ご紹介の「自分のためのエコロジー」(甲斐徹郎氏著)を読み進めていますが、なんと意外な展開です。

自分のためのエコロジーを進めることで、自分の街を変えることができるのだと甲斐氏は訴えています。

「自分のためのエコロジー」とは、自分が意図的に外の環境に働きかけて、自分にとって身体感覚的な気持ちよさを手に入れようというコンセプトです。

外の環境は自分の家の敷地を越え、街、山、地球とつながっているので、自分で主体的に関与していくことで、街が変わるというのです。

面白い例として、渡り鳥のV字飛行を取り上げています。

どうやったらあんな規則的に飛べるのか、とても高度なコミュニケーションが必要だと思われますが、コンピュータのシミュレーションでは、「群れの方向に飛ぶ」「近くの鳥とスピードをあわせる」「ぶつかりそうになったら離れる」の3点のルールで、みごとな編隊飛行が再現できるのだそうです。

単純なルールを決めると、複雑な全体が構成される。

なるほど。

そして、豊かな街づくりは、「気候の連続性」「景観の連続性」「利用の連続性」の3つを丁寧につくっていくことで実現できるとしています。


・ ・ ・

なるほど。
なにか、すこし、可能性を感じることができました。


■詳しくは、こちらの書籍をご覧下さい。
 書籍「自分ためのエコロジー」(甲斐徹郎著)筑摩書房

自然を活用した建築

私が敬愛しているブロガーのコママサさんの記事を拝見して、こちらの書籍を購入しました。

「自分のためのエコロジー」 甲斐徹郎著 筑摩書房


はじめに、体感温度について、そして樹木を利用した「涼しく過ごす方法」などを紹介しています。

なるほど!という内容で、是非、将来の我が家にも取り入れたいと思います。

体感温度の概念はとても大切ですね。


まだ、読み終わっていないのですが、この先も読むのが楽しみです。

もう一つ、現在を暮らす私たちにとって、家づくりのとても重要な事例が紹介されていました。

「40年以上前の沖縄では、木造住宅が一般的で、台風に弱く、各自の家を含めて、木を植えて、風を防ぎ、台風を防ぎ、そしてその防風林が涼しさをもたらしていた。
あわせて自然との繋がりと、地域コミュニティも生活の一部であった。

しかし、コンクリートの住宅で台風に強くなったことで、樹木、防風林の不要なまちづくりに変化し、それが暑さをもたらし、不要なエネルギーを使い、自然との繋がりも疎遠になりコミュニティも交流が減少してしまった。」

「便利」になることで、周りの環境を含めた「豊かさ」を失ってしまったということです。

また、40年前などは「依存型共生」の時代、今は「自立型孤立」の時代だと位置づけています。

この都市構造を「自立型共生」にしていくことが、今後の方向性だそうです。

ふむふむ。なるほど。

この話を読んで、一部を改善しても駄目で、トータルのシステムの中で、それぞれの役割、機能考えなくてはならないのだ。
そう感じました。

文明の発達、技術の発達は、そんなトータルの視点が大切なのでしょうね。

家づくりも、家だけのことではなく、その周りの環境を考慮し、活用した設計が必要ということですね。

う~ん。難しい・・・?
でも、これがパーマカルチャーの精神だと気がつきました。

「自分のためのエコロジー」。後半もまた示唆に富む内容です。

家づくり、住環境を考えている方は、ぜひご一読を。

エコハウス 2

前回、エコハウスの視点について、思うことを書きました。
では、世の中でのエコハウスの視点は?
ということで、書籍から情報を探ってみました。

■「サスティナブル建築」(林 昭男 氏著)
・この書籍、とても示唆に富む内容です。

サスティナブル建築

さらに、著者林さんが影響を受けた書籍が別にあり、著書の中で紹介されていますのであわせて紹介します。

■「エコロジカルデザイン」(シム・ヴァンダーリン+スチュアート・コーワン)


さて、「サスティナブル建築」のなかでは、JIA(日本建築家協会)の環境建築賞の「コンセプト・キーワード」が紹介されています。
これが、「エコハウス」の視点として、とても理解しやすいと思いました。

(サスティナブル建築 P77より引用)
【自然】
・熱の侵入と損失を減らす
・光を導き入れる
・風を取り入れる
・緑と土を活用する
・木材を大切に使う
・水を工夫して使う
・自然の力を活かす

【資源エネルギー】
・効率の良い仕組みをつくる
・環境親和材料を用いる
・地球環境を大切にする
・建設副産物を見通す

【ライフサイクル】
・建築を長く生かす仕掛けを備える
・建築の生涯を管理する

【人】
・人に優しい材料をつかう
・ライフスタイルを提案する

【街・コミュニティ】
・歴史を受け継ぐ
・住民とともに作る
・街・都市に自然を呼び戻す

◆ ◆ ◆

どうでしょう。この「コンセプト・キーワード」。
さすが、すばらしいですね。参りました。

レーダーチャートで、エコハウスや材料のカタログ?に、それぞれの項目が数値化されていればいいですね。

こんな視点から作られたエコハウスが、今後のスタンダードになって欲しいと思います。(と、おもいつつ、これって、まんま「パーマカルチャー」だとも感じました)


今後、国や自治体がつくる建物は、極力この基準で建てて欲しいですね。
(そうかといって、贅沢な作りは不要です)

一番近いのは、「ストローベイルハウス=わらの家」でしょうか。


この書籍では過去の環境建築賞受賞の住宅も紹介があります。

札幌市東区の事例もありましたね。

こんどさがしてみようっと!





エコハウス

先日読売新聞に「エコハウス」の記事がでていました。

太陽光発電で年間の光熱費が12万円減少とか、CO2排出量が49%減ったという事例も紹介されていました。

でも太陽光発電は、標準的な1機当たりの出力が3kwで180万円以上。
確かに、まだ高値の花ですね。

記事に書いてあった、エコハウスとしてのメニューは次の7つです。
 ・太陽光発電
 ・太陽熱温水器
 ・屋上緑化
 ・十分な断熱材
 ・雨水を集める
 ・複層ガラスや二重窓
 ・浄化槽

このエコハウスの記事を拝見し、以下の視点が足りない?のではと思いました。
 ・コンパクトに建てることで資源を減らす
 (本当は家を建てないことが一番のEcoですよね)
 
 ・材料の運搬距離、エネルギーコストの視点
 (遠くから運んだ材料より、近くの材料を選ぶ。資源を大量に使って製作された材料より、エネルギー投入の小さな材料を使う)

 ・長持ちさせる工夫
 (建てるからには、メンテナンスのし易さや、長持ちする工夫をする)

どれも、簡単に数値化できないのが現状でしょうね。

電力が減ったから、CO2排出量が減ったからEcoだというだけでなく、トータルの影響量を認識する仕組みが欲しいと感じた次第です。