233.生命とは何か

おはようございました。たびびとです。

生命とは何か。突然、深遠なテーマです。

今、巷で流行っているらしい「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一氏著)を購入しました。
ご覧になった方も多いのでしょうか。


まだ、書籍は読んでいませんが、福岡氏のある講演録を拝見し、面白そうな書籍だと感じ購入した次第です。

著者福岡氏は分子生物学の分野でご活躍です。

生命とは何か。
20世紀が到達した生命の定義は、「生命とは自己複製出来る分子機械」なのだそうです。

しかし、部品を集めても生命にはならない。

新たな概念として、「生命は絶え間のない流れの中にある」という「動的平衡論」があるそうです。

これが凄い。

世の中にあるもの全ては常に壊れる方向に向かう。

生命現象は、それに対抗するために、先んじて自ら自分のコトを破壊する。
そして、新しいピースを創り出し、置き換える。

常に細胞内では自転車操業のように、自ら分解して作り替えるという作業を繰り返し、さらに固体の死を迎えても、次の生命にバトンを渡し、38億年前から現在に至っている。

これが、生命現象なのだそう。

普段の食べ物ですが、概念的に食べ物からエネルギーをとりだして、不要物を排せつしている、つまり身体の中を通り過ぎていく、その程度の認識しかありませんが、実は間違いで、「絶え間のない流れの中」で、もっとダイナミックなのです。

つまり、身体を構成する細胞や骨や歯の中身は常に入れ替わっていて、それぞれのパーツは常に合成され分解されているのです。

福岡氏いわく、車でたとえると、ガソリンの成分が燃やされるだけではなく、エンジンの機械のネジや金属板、パイプなどの全てのものに代わってそれを作っていて、またそれが分解され流れていく。

これが生命の「動的平衡論」です。

これら読んで、食べ物は自分の身体を通過していくのではなく、まさに「食べ物から出来ている」ということが理解できたのと同時に生命システムに畏敬の念を抱きました。

そして、日々の食生活の重要さをあらためて感じた次第です。



今食べている食べ物が、自分身体を構成している。

ではでは。