302.低炭素社会に向けた12の方策

おはようございました。たびびとです。

ブログアクションデイの「貧困」は、とても考えさせられました。
エコナコトブロガーの皆様のブログも大変参考になりました。
広範囲の概念で、様々な視点での課題がありますが、環境問題だけではなく、克服すべき大きな課題の一つですね。



さて、少し前になりますが、「脱温暖化2050研究プロジェクト」が「低炭素社会に向けた12の方策」を公表しています。

このレポートの元になるのが、「2050日本低炭素社会シナリオ:温室効果ガス70%削減可能性検討」報告書で、バックキャスティング手法といった聞き慣れない手法を用いて、将来の社会経済像を「シナリオA:活力・経済志向」・「シナリオB:ゆとり・足を知る」のモデルを想定し、2050年に二酸化炭素は70%の削減が可能だとまとめた大変興味深いレポートです。

すでにご覧になってらっしゃる方も多いと思います。

そして、先日、「12の方策」をまとめたレポートが出されています。

各項目ごとに詳しく解説がありますので、大変参考になります。
是非ごらんください。

1. 快適さを逃さない住まいとオフィス
2. トップランナー機器をレンタルする暮らし
3. 安心でおいしい旬産旬消型農業
4. 森林と共生できる暮らし
5. 人と地球に責任を持つ産業・ビジネス
6. 滑らかで無駄のないロジスティクス
7. 歩いて暮らせる街づくり
8. カーボンミニマム系統電力
9. 太陽と風の地産地消
10. 次世代エネルギー供給
11. 「見える化」で賢い選択
12. 低炭素社会の担い手づくり


■「脱温暖化2050プロジェクト」(Webサイト)

■「報告書「2050日本低炭素社会シナリオ:温室効果ガス70%削減可能性検討(2008年6月改訂版)」」(PDFファイル)

■「報告書「低炭素社会に向けた12の方策」」(PDFファイル)


さてさて、実はこれらレポートの「シナリオA」・「シナリオB」に大変興味を抱きました。

どちらのシナリオでも2050年の二酸化炭素70%削減は可能だという結論です。



前述のレポートの詳細版もあったと記憶していますが、その「シナリオB」をみて、少々衝撃を受けました。

私の何となく感じていた志向をみごとに表現していたからです。

たとえば地方都市の「農地・山間」エリアは次のように表現されています。

「農林水産業に対する魅力性が高まり、農村や山村、漁村への人口回帰が進む。低い地価を利用した個人・地域経営のもと、工夫を凝らした「おもしろい」一次産業を営む人も現れる。農業を職業として営む人のみならず、自然が豊かな地域に自宅とオフィスを構え、SOHO によって収入を得ながら、自ら家庭菜園を営み、おいしく、安全な食と健康的な生活を求める家族も現れる。」
(報告書「2050日本低炭素社会シナリオ:温室効果ガス70%削減可能性検討(2008年6月改訂版))

どちらのシナリオが正解というわけではなく、それを志向する人の多さで、シナリオのAに近いのか、Bに近い社会経済像が実現するということでしょう。

私、たびびとは「シナリオB」を歩んでいきたいと思います。