砂利道09

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砂利道シリーズは、ひとまずここまで。


砂利道08

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今日も、鵠沼の砂利道から。


砂利道07

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砂利道の写っている写真を探してみました。
姉妹ブログ「鵠沼断章」でも未公開の画像です(笑)

丁度、 「鵠沼断章」でも砂利道について書いていますので、
宜しかったらご覧下さい。


砂利道06

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こうした何気ない風景が実は大切。


砂利道05

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1990撮影                          2006年撮影同じアングルです

更に発展させれば、鵠沼中の主要な車道は透水性舗装、接続する細街
路(少なくとも既存の袋小路、開発の際の引き込み道)は未舗装、路傍に
松を植え、積極的に緑化、イメージとしては緑道に面して4~6軒の家が
囲むかたち……開発の場合には、松の植樹の義務付け、崩した玉石は
縁石に再利用等々……の手法を考えると面白いかも知れません。
このまちでは、数十年前まで、道路上に松の木が生えていたりしたので
すから。

 序章で、ウィリアム・モリスの言葉を引用し、その後イギリスで田園都
市構想が本格化した事を述べましたが、

 鵠沼別荘地の開発理念とその後の経緯は、一面の砂丘に黒松の植樹
を推奨、土地を購入した人達は、松を植える事が条件でした。防砂防風が
目的でしが、言い換えれば、まちづくりの第一歩が徹底した緑化。「建築条
件付き」ならぬ「緑化条件付き」でしょうか。

 これにより、まち全体が「共有の庭」であるかの如く、鬱蒼とした緑に覆わ
れ、後から見れば、偶然にも、田園都市的な発想、今で言う、リゾート通勤、
スローライフの先駆的部分もあり、「場所愛」に満ち、文化を育み継承してき
ました。

 しかしその場所は、自然環境や景観、風土に根差したまちづくりが必要と
される現在、皮肉にも、先人が植え育った松を伐採しての「ミニ開発」の餌
食になり、ここ5~10年で急変しています。

 故に、ここから発信できる事も多いと思う今日この頃です。


砂利道04

 以前お話ししたアトリエ前の袋小路は、鵠沼特有の砂丘地形(砂山)
の為の行き止まりです。実は、近隣の開発(現在造成着手直前)と、それ
に伴う「道路・通路等」の計画に際し、砂山と松の景観が、また一つ消え
ようとしています。

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ここを切り通す計画。(計画看板)             砂丘地形の様子

 市当局も「道路」または「通路」を通す事が望ましいとの見解ですが、
他方で、同じ藤沢市内でも、江ノ島島内は、4m未満の道路を認め(建
築基準法42条3項の規定の適用例)、景観を保全した例として、都市計
画のテキストに出ています。また、神楽坂など各地で、細街路(路地空
間)を保全、活用したまちづくりが積極的に進められています。

 過剰な利便性と安全性の追求という価値観でのまちづくりは旧態のも
の。例えば、この様な「袋小路」に、どうしても通路や道路を通すのであ
れば、なるべく自然地形を活かし、黒松等による緑化、当然未舗装、小
公園や緑道等の扱いにして行く様な計画も出来る筈。

 今まで行われて来た方法論、計画手法であれば、一旦通路等となり、
市有地となれば、何れは拡幅し舗装道になることは必至でしょう。
(次回につづく)


砂利道03

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爽やかに晴れ、夏気分、アロハ、ビキニの鵠沼海岸です。さて、前回のつづき……

 「鵠沼の道は細くて運転しにくい、拡幅せよ。樋が詰まるので、松の木
は伐採せよ。」次第に、そう言う声を耳にする様になりました。何か間違
えていませんか? 

 近年、少しの雨で道路が冠水する場所が増えています。 河川は護岸
で固められ、全ての道路が舗装される。敷地は 細分化され屋根(家)で
遮蔽され、少し残った部分も、駐車スペース、或いはメンテナンスの理由
でコンクリートが打たれる。

 雨水が浸透する筈の、露出した地面が激減しているだけではありませ
ん。多くの雨樋が、下水に接続されています。何故地面に浸透させては
いけないのでしょう? 

 冷房装置の夏、暖房装置の冬、高気密化した結果のシッ クハウス対
策として、各室へ換気扇が義務付けられる。利便性追求と環境問題の
悪循環です。 

 夏は暑くて当たり前、隙間風の家くらいが丁度良い。「砂利道」や「地面
の庭」に戻せば、輻射熱も減り、雨も浸透します。全ての護岸を自然に戻
す公共工事でもすれば、経済効果もあるでしょう。

  江戸時代に戻れとは言いません。ちょっと不便な位が人にも自然にも
優しいのです。少なくとも、必要以上に、コンクリートとアスファルトで覆い
尽くすのは、止めにするべきと思っています。(次回につづく)


砂利道02

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 自宅兼アトリエの前は、昔ながらの袋小路の砂利道です。
この辺りでも珍しくなりました。「或る日突然、舗装されてしまわないか、
どうやって反対運動をしようか」等と心配しつつ……。

 ご存知の様に、道路は、私道、公道等所有権の別を問わず、現行法
規により4m以上に拡幅されます。敷地の一部を「敷地内通路」でなく、
一旦「道路」にしてしまうと、これが適用されます。防災上の理由が大き
いのですが、下町情緒も鵠沼、鎌倉の細街路の風情も消滅して行きま
す。また、路地は、井戸端会議や子供の遊び場と言った、コミュニティの
場として重要な役割を果たしてきました。

 必要以上に拡幅整備され、袋小路が無くなり、道路が縦横に繋がると、
通過動線が出来、居住者以外の交通が増加します。
 諸外国では、幹線道路は拡幅整備しますが、住宅地内 の生活道路は、
わざと路面に凹凸を付けたり、袋小路にしたり、或いは見通しを利かなく
します。その方が、住環境が保たれると言う判断です。

 日本でも、昔から多くの建築家が、防災上の整備をすれば、必要以上
の拡幅は止めた方がよいと主張していますが、現行法規上不可能です。
例えば、周りの道路が確保されていれば、数十mの行き止まりの路地が、
幅2~3mの砂利道であっても、何ら問題は無いと思うのですが……。
(次回につづく)


砂利道01

  ほっと、ひと息……
       雨水が浸透、輻射熱も少なく、
                とても優しい、鵠沼らしさ

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 少し前まで、鵠沼の至る所、細街路は砂利道でした。
鵠沼は元々一面の砂丘にできたまち、砂道と言った方が良いかも
知れません。

全ては自動車、利便性の為?どんどん舗装されて行きます。

細街路くらいは、未舗装の方が素敵。「こみち」と言う共有の庭に家が
面して、草や木が生えていて……、ぬかるみでヒールが汚れている方
が、お洒落な時代が来ないかな……。

何回かに渡り、鵠沼の砂道?風景でもアップして行こうかと思います。
敢えてコメントは少な目に、写真だけでも。