夏の影

いよいよ、7月になりました!

暑い日差しに拍車をかけるようなアブラゼミの鳴き声が

子ども達の通う小学校の校庭に響き渡りだしています。

今日の読み聞かせの帰りに、ある先生から、

「子ども達は、いろんな生きものを捕まえてくるのですが、

取ることだけに夢中になって、虫かごに入れられた虫たちは、

帰る頃には、ほとんど忘れられて、死んでいます。

学校では、捕まえても直ぐに逃がしてあげるように言っているのですが、

家庭まで指導することは出来ません。」と、網を振り回して駆け出す

子ども達の姿を、気にかけるように見守っていました。

都会から比べれば、溢れるような自然環境に恵まれているように

見える南の小さな島でも、生きもの達の数の減少スピードは、

恐ろしいほど速く、昔のように、取っても取っても減ることの無い様に

想われていた生きもの達は、次第にその姿を消しています。

無邪気な子ども達にとって、格好の遊び相手である小さな命は、

ゲーム機の中のようなリセットが出来ないことを

幼い頃から根気よく、しっかりと伝えなければいけません。

そして、それは、嘗て、豊かな自然に恵まれていた

この島の”今”をしっかり認識していなくては、

本当に、浸透しにくいものなのです。


『ホタルの国から』本文は、夏の影



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コメント

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Re:夏の影
すてきなメッセージありがとうございます。
リセットをしても元に戻らない虫の命を通して
大切なことを学んでいるのですね。
Re:夏の影
アキラさん、初コメントありがとうございます。

小さな命の重みを感じることは、
ある意味、リセットできないわずらわしさを
感じることにもなります。

でも本当は、わずらわしい事と誤解させるような
”今”の暮らし方のほうが、
間違っていると思うのです。
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