樹の悲鳴

もし、森の中で、

こんな風に、皮を剥かれた樹を目にすることがあったら、

聞こえないはずの、樹木の悲鳴が、あなたにも

きっと、聞こえてくるのではないでしょうか?



「枯れるとは思わなかった。」

なんて、薄っぺらい言い訳で、

一本の樹が、その生命とともに育んでいたはずの

多様な生態系の環境が、失われてゆくのです。

この樹の皮の代償は、いったい、どれだけのものだったのでしょうか?

私たち人間の持っている“秤”は、本当に正しい針を指しているのでしょうか?



『ホタルの国から』 本文は、
大切に未来へ受け継ぎたい県立自然公園・久米島


草花の名前

私達の身の回りには、沢山の物質が溢れています。

人間が作り出した様々な製品には、

そのときに名前を付けることが出来ますが、

私達が存在する以前からこの地球上に存在していた、

生きもの達の過去から現在までの変化を辿りながら解明してゆく苦労は、

想像以上に大変な作業だと思います。

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 ウスベニニガナ

多くの人が、「名前」によって様々な活用が出来ることを考えるとき

その苦労は、「好きだから」以上の

「多くの人のために役立てたい」という理念がなければ、

引き継がれてゆくことは無いと信じているのです。


私たち人間以外の生きものたちは、主張することも無く、

ただ黙々と、生存することの積み重ねによって

つながり合う生態系をつくり出しています。


そして、多くの人の手元で開かれる図鑑の一枚一枚は、

知識を繋げて、そこから新たな発想や自然への理解を深め

地球環境を保全することの本質へと導いてくれるかもしれません。

    
「名前」は、

そのように多くのことを導き出すことの「核」になる

大切なもの

そして、そのための果てしない作業には、

素直な感謝の想いを抱かずにはいられないのです。


『ホタルの国から』本文は、草花の名前