光を持ち続けて

なぜあの過酷な山頂を目指さなければいけないのか。

骨を裂くような風。肺を凍らせ、思考を奪っていく冷たい空気。もうここは人間が呼吸をして生きていられる世界ではない。

薄暗く、冷たい世界にヘッドランプ一つで暗闇の中に光を見つけなけなければ生きていくことはできない。

でも僕はその世界が好きだ。光に光があるだけではない、暗闇にも光あり、それは自分自身の光でもある。

寒ければ寒いほど暖かく、闇であれば闇であるほど光輝く。生きても、死んでもマナスルは僕がどれだけ光輝けるのかを試そうとしている。

なにも怖がることはない。ただ山に抱かれ、生きていること生かされていることに感謝し、光を見失わければいいのだ。

今、僕は光を灯し、生きている。

明日、午前11時にマナスル山頂に向けて出発します。

ナマステ

PS そうです。私はいっちゃいました。

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