2008年09月18日
高山病はお友達
ナマステ。 深夜の2時ぐらいに突然、目が覚める。胸の奥が痛み、横なるのがつらい。呼吸も苦しく、明らかに高度障害だ。 すぐにパルスオキシメーター(体内の酸素濃度を測る機器)で測定すると、65という悪い数字が出ていた。 通常、地上では99%が普通の健康体で、80%を切ると酸素呼吸器が必要となる。さらに55%まで下がると脳細胞がやられ、死・・・。 65%だと動く気力すらなくなる。黙っているわけにはいかないので、すぐに体を起こし腹式呼吸を始めた。それをするだけでも80%まで上がった。体温を測ってみると37.5度とあきらかに高度障害の症状。 正直、辛い・・・。 このテントの中で、できるだけのことをしなくてはいけない。まず、荷物の全てを自分の背中に置き、体を起こした状態にする。それだけでも呼吸が楽になる。その後はひたすら複式呼吸をするだけ。ヒフー、ヒヒフーと何かが生まれてきそうだ。 水分補給もしなければいけない。しかし、目の前にあったのはポカラから持ってきたレッドブル(偽物)だけだ。これを飲んでどうにかなるとは思えないけど、とりあえず飲んでみる。すると酸素飽和度が90まで上がった。さすがレッドブル。 結局、朝まで眠ることができなかった。外の空気を吸おうとテントの外に出ると、目の前には完全に晴れた神々しいマナスルが見えた。 昨日の高度障害は、マナスルとご対面するためにあったのかもしれない。3500mで高度障害が出るのは、あまり高度に強くないということだ。しかし、僕は必ず3500mから高度障害が出る。その後、次第にエンジンがかかり、“クリキマジック”というどんでん返しをやるのだ。 とりあえず、昼過ぎには元気になりました。 明日も無理しないで程度で体を動かし、明後日の19日は4800mのベースキャンプに入ります。 ナマステ 朝一番のマナスル。左の突き出た所が山頂ですえへへ・えへへ 指につけているのがパルスオキシメーターです
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- posted by kuriki |
- 00:34 |
- マナスル遠征 |
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