2008年01月22日
「居酒屋で飲み会」を廃止する
先日のマイ箸の話とも繋がるのだが、例えば吉野家や松屋などは、テーブルの所に割り箸をストックしているボックスがあって、そこから客は割り箸を取り出して使う、というシステムになっている。 ボックスから箸を取り出すか、という判断は客側に委ねられるので、マイ箸を持っていれば、割り箸に手をつけずに済む。 だが、店の中には、初めからテーブル、というか自分の席に割り箸が備え付けられていて、有無を言わさず割り箸を使わざるを得ない、というところもある。 その筆頭が居酒屋だ。 居酒屋では、初めから自分の席に割り箸が置いてあってしまうので、たぶんこの割り箸を使わなくても、皿や残り物の食事と一緒に、箸もその都度捨てられてしまうのだろうなぁ、と思い、仕方なく割り箸を手に取ってしまう。 それで、「お前マイ箸持ってるんじゃないのかよ!」と怒られることもしばしばだ。 しかも居酒屋は深夜遅くまで営業しているのでエネルギーも大量に消費するし、宴会ではたいがい無計画に食事を注文してしまい、食べ物が残ってしまう。 エコロジーの観点からすると、百害あって一利なしだ。 さらにもう一つ言うと、「ビール」。あれが深刻な環境破壊に繋がっている、という話もある。 世界の大豆供給を確保するためにブラジルでは、大規模な森林伐採が行われ、「大豆街道」という、森林伐採の大街道ができあがってしまった、という話が、つい最近まで読売新聞で連載されていたが、大豆と同じように、ビールの原料である“大麦”の需要も今世界中で高まっていて、大豆と同等の森林伐採が、ビールの供給を確保するために行われているらしいのだ。 まさに居酒屋は、「環境破壊の総合商社」なのである。 先日の記事では、箸による森林伐採を止めるためには、箸の消費量でなく外食の回数を減らさなければならない、と書いたが、どうだろう、その実践として、まず「居酒屋で飲み会を開く」ことを、エコに関心のある人は止めてみてはどうだろうか。 この国の居酒屋が10%減るだけでも、かなりのエコロジーになりそうな気がするのだが、どうだろう。
- posted by よっひ~ |
- 22:53 |
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- Re:「居酒屋で飲み会」を廃止する
- すみません。正直に言います。
それはいくらなんでもやりすぎだと思います。
エコ仲間とも、酒飲んで、騒いで、そこで意見をぶつけるんです。
みんなで集まって、意見をぶつけるとか、新しいものを考える場が居酒屋の気がするんです。
居酒屋でも、LED照明を使い、地場の野菜だけを使って、食物残渣も肥料にするようなところ、そして、洗い箸を使っているところそんなところを選んで集まればどうでしょうか?
割り箸がはじめから配られていたら、返せばいいのです。
ビールが森林伐採につながるなら、古米を使った日本酒やぶどうのワインを。
無駄に料理を注文したりしません。われわれは責任を持って食います。
(たとえ卑しいといわれようが、お開きになっても、残ったものを食い続けます。)
システムが変わるのを待つよりも、変えさせちゃいましょうぜ!
- posted by ハル |
- 2008-01-24 01:47
- Re:「居酒屋で飲み会」を廃止する
- >>ハルさん
「今後居酒屋へ一切行くな」と言うことに関しては、私自身ちょっと誇張気味に書いたところはありますが、私は「環境問題は居酒屋で語るべき案件ではない」と思っています。
エコロジストがエコロジーを語る上で、最も良くないのは、「こいつは現実社会に適応できないから、その腹いせにエコエコ言ってるだけなんじゃないか」と思われることで、そのために一番やってはいけないのは、「夢と情熱とロマンで環境問題を語ること」だと思っています。
例えば六ヶ所問題についても、本当に問題を解決させたいならば、
①まず、施設による自然や環境への影響について、反対側と施設側で言い分に食い違いがある以上、双方が共同で研究チームを組織して、「本当はどちらの言い分が正しいのか」を科学的に検証して公式な結論を出し、
②施設を停止させることによる損失をどこでどう補填するかの対案を示し、
③反対側施設側が、それぞれ満場一致で認める代表を選出し、同じ交渉のテーブルにつき、
④施設を止めるにしろ動かすにしろ、双方の納得の上での結論であると、共同声明を発表する
という手順を踏んでいく必要があって、そこに情熱やロマンが差し挟む余地は、じつはどこにもないんです。
現実的に環境問題の案件を解決させるならば、科学的検証と、膨大な資料とデータを常に参照できる現場である必要があって、そういう意味では、環境問題を議論するのは、大学の図書館とか、そういうところのほうが建設的であると思います。
ただ、みんなで騒いで問題を知ってもらおう、という明確な意図があってイベントやパレードを行うのには、意義はあると思います。
要するに、「現場では盛り上がってもいいけど、会議や議論は冷静に」ってことですね。 - posted by よっひ~ |
- 2008-01-24 08:03
- Re:「居酒屋で飲み会」を廃止する
- なんか、自虐的の気がしますけど・・・
環境問題を公の場で話すなというのならそれはそれで良いでしょう。
しかし・・・ 僕は、仲間と飲んで、楽しいお話が出来なくなるのはつまらないな。
環境影響の大きい居酒屋は敬遠するけど、儀食がそんなにだめかい?
といって、そんなに外食行かないから分からないのだけど。 - posted by ハル |
- 2008-01-25 01:58
- Re:「居酒屋で飲み会」を廃止する
- よっひ~さんの意見には同意ですね。
私も居酒屋の大量浪費っぷりを苦々しく
思っていた一人ですので。
私は「どうして居酒屋は大量消費・大量廃棄型を改められないのか」を経済学的なアプローチから攻めてみると面白いかと思います。
居酒屋が割り箸・環境破壊的な食材を使い、
大量の食べ残しを生むのは、つまり儲かるからです。というかこれらを使わないと儲からないのです。
でもこれらは現実には環境破壊を発生させて外部不経済状態を生んでいます。
外部不経済(地球環境破壊)を生んでいるのに
内部の経済(居酒屋経営)が成り立つのは、
外部と内部の間に隔たりがありすぎるからです。
隔たりをなくすにはどうしたらいいか。
その方法は各々考えてもらうと面白いかと思いますが、手っ取り早く考えられるのは、
「環境配慮居酒屋をのんべえが勝手に認証する。」
あたりではないでしょうかね。
つまりなんで「隔たり」があるかというと、
普通の人はビールを飲んだら森林が伐採されるなんてこと知らないわけです。
知ったらやめるっていう人は少しはいるでしょう。
そこがニーズです。
「酒は飲みたいが環境破壊は嫌だ」という顧客に
サービスを提供する、これがエコな人のなすべきことです。
居酒屋チェーン店にしてもこの種の動きはむしろ
需要開拓のチャンスであって、乗ってくるところもいるかもしれません。 - posted by カジメ長 |
- 2008-03-30 22:56
- Re:「居酒屋で飲み会」を廃止する
- >>カジメ長さん
はじめまして。随分前の記事にコメント来たなぁ、と思ったら、まだこの記事2ヶ月前のものなんですね。時間感覚が狂ってます(笑)。
需要と供給がイーブンだと差し引きゼロになってしまうわけで、あえて余過剰を発生させることで儲けを出す、というのはどの業界でも同じことで、居酒屋と似たような弊害は、例えばデパ地下や百貨店などにもあると思うんです。
「どうして居酒屋は大量消費・大量廃棄型を改められないのか」という問いに関しては、居酒屋側と顧客側双方の問題があって、まず居酒屋側の問題としては、「“なぜか”売り切れてはいけない、という業界内の暗黙の了解がある」ということと、「アルバイトに環境配慮の教育を施すのが手間だ」ということがあると思います。
顧客側の問題としては「“なぜか”常に食べ物が目の前にないと「おい、食いもんがねーぞ、どうなってるんだ!?」という話になってしまう」ということと、「お金さえ払えばどんなにもったいないことをしても、「金を払ったんだからいいだろ」という意識を持ってしまう」ことにあると思います。
双方の“なぜか”を解くのは意外と難しくて、綿密な考証が必要なのですが、どちらにしろ、実体のない暗黙の了解みたいなものが、双方の意識を縛り付けているのは間違いないと思います。
「環境配慮居酒屋をのんべえが勝手に認証する。」ということに関しては、確かマイ箸キープサービスをしてくれる居酒屋があって、以前に誰かが紹介してましたね。そういうところをもっと探し出すといいのかもしれません。 - posted by よっひ~ |
- 2008-03-31 10:06


