2008年03月16日
倍音の力
大学の合唱団時代には、テノールのパートリーダーを務め、ソリストとしてソロ曲を歌わせてもらったりもしていた。 だがそもそも私はソロで歌うのがそんなに好きではなかった。そういう嫌い意識もあったのか、今大学時代のソロ曲を聞いても、全然上手くない。 私は集団の中で自分の声を溶け込ませて、グループの音を増幅させるのが上手かった。そういう意味では合唱向きの歌い方になっていて、グループの中で自分が歌うと、自分の声は倍音の中に消えてしまって、ただ残響音だけがそこにある、そういう状況に快感を感じていた。 今でもたまにCDに合わせて歌うことがあるが、CDのボーカルや楽器の音に自分の声を溶け込ませると、CDの音と自分の声がまったくシンクロして、自分の声が溶けてしまう。 そんな歌い方を、昔から自然にしていた。 じつはそういう歌い方は「倍音唱法」と言って、今ではヒーリングの1種として通用するもの、らしい。なるほど。 というわけで、今日はとある倍音唱法のワークショップに参加してみた。 参加人数20人程度の小さなワークショップで、ヒーリング系のワークショップということもあって、チャクラとか、宇宙意識とか、そんな解説を受けながらみんなで歌ってみましょう、というような、勉強というよりは体験型のワークショップだった。 宇宙とかチャクラとかスピリチュアル、と言われると面食らう人もいるかもしれないが、合唱や声楽における自分の身体への意識の向け方や、姿勢や呼吸法をスピリチュアルな視点で置き換えたもの、と考えてもらってかまわない。 私は大学時代の伝手でプロのオペラ歌手や世界的な合唱唱法の権威という先生にも教わったことがあったので、なるほど、このチャクラの捉え方はこういう合唱での意識と合致するな、とかいろいろと当てはめて理解していくのがなかなか楽しかった。 で、実際チャクラとか宇宙とか言われて声の質が変わるのか、と言われると、これが意外と変わる。いや、そういう目的のワークショップなのだから“意外と”ということはないのだが。 実際に自分の声に磨きをかけて、内面を見つめていくと、声だけでなく、現実の生活や環境も変化していって、願いが叶ったりもするらしい。 まあ願いが叶うかどうかはさておき、今回のワークショップを参加してみて、自分の素質は理解できた。「倍音唱法」というもの、突き詰めれば掴めそうだ。 これはいけるかも。
- posted by よっひ~ |
- 21:33 |
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