2008年03月23日
ある休日
私は普段酒を飲まない。体質的にアルコールを受け付けないからなのだが、例外的に、体調の悪い時や、風邪を引いたときなどに酒を飲むことがある。要するに薬代わりだ。 一人で酒を飲むなら、ちょっと敷居が高いくらいの、静かなBarに限る。席数がそんなに多くないほうがいい。酒や料理が運ばれてくる間、本でも読みながら待っていられるのが理想だ。 酒や料理は、その店に置いてある“一番珍しそうな”メニューを頼む。これは、仕事の飲み会などでも私自身がルールとして決めていることで、やっぱりその店を訪れる縁があった以上、そこでしか頼めないものを頼むのが一つの礼儀だろう、と思っている。 ちなみに今日は、山葡萄蜜のソーダ割と、「ニュートン」というベルギー産の青りんごのビールをいただいた。 高級なお酒のいいところは、飲み口の軽さと柔らかさに限る。お店のオーナーが「ニュートン」の解説をしてくれて、そもそもベルギーは、ベルギーワッフルやベルギーチョコの産地であるくらいで、全体的に“甘党”の国らしい。そういうところから、ビールも甘く作る、という発想が生まれて、そこから産み出されたのが青りんごのビール、とのこと。 確かにその飲み口は、どちらかというとビールというよりもカクテルに近く、そのくせアルコールはしっかり入っているから、しっかり酔える。 一人で飲む以上、「慌てない」というのが、所作だ。しっかり酔った後は、しばらく目をつぶって、身体の中に染み込む酔いに浸ってみるのがいい。そういった時に、社交的な人はオーナーとの会話を楽しむ、というのも乙なものだろう。 会計を済ませる時には、カウンターで「ごちそうさま」、店を出る時に「ありがとうございました」、2回会釈するのが通だ。 静かに酒を飲む、という習慣が特にこの国では乏しい。だが、「酔う」という気分に浸るなら、やっぱり1人、あるいは気の置けない人と2人3人で飲むのが一番だ。 とてもいい気分だ。今日は、おやすみなさい。
- posted by よっひ~ |
- 21:42 |
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