エコ商品を買わない、という選択

 電球型の蛍光ランプ、というものがあって、従来の白熱型蛍光灯からそれに切り替えると、なんと80%近い節電になるらしい。電気代も浮くし、省エネにもなるということで注目されているが、そのランプそのものの値段が、電球型は白熱型より10倍近くかかるのだそうだ。
 だが、東京都の環境局の職員の話によれば、将来的なコストで換算すれば、そのコスト差は4割くらいに縮まる、ということらしい。そういうことが新聞に記事に載っていた。
 
 どうなんだろう。
 どうなんだろう、というのは省エネが悪いことだとか、電球型蛍光灯の実効性を疑っているのではなく、「将来的に考えればコストは帳消しになる」というコピーにどれだけの人が関心を持つのだろう、ということだ。
 もっと分かりやすいもので言えば、「オール電化」というものもある。ガスや湯沸しを全部電気でまかなってしまえば、電気代のお得な深夜の電気を有効利用することで、かなりの電気代の削減になる、ということだが、あれだって初期設備投資費は相当な額になるはずだ。
 例えばオール電化の初期設備投資費が1000万かかるとして、安くなった電気代を差し引いて、コストが帳消しになるまで15年かかるとする。
 「15年すれば帳消しになるので、今1000万借金しませんか?」と言われて、「はいはい」と答えられる人は、そんなにいない気がする。

 最も危惧するのは、「エコロジーに貢献できる」という理由なら多少高いものでも売れるんだ、という共通理解が生まれてしまった時、そこにつけこんで「エコ商品」と銘打って高価な商品がどんどん売り出されるようになってしまえば、結果としてそれは持続不可能になってしまうのではないか、ということだ。
 サステナブルな社会を実現する、という意味で言えば「たとえエコに貢献できても、高いものは買わない」という姿勢も、重要なのではないだろうか。

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コメント

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Re:エコ商品を買わない、という選択
それ、全く同意です。
エコを付けりゃ高くても売れる、
だから高くしとけ!ゲヒャヒャ!
という人が現れると、本当にいいものを売っている人も色眼鏡で見られます。
悪徳商法や霊感商法、安易な煽りなどによって「本物」が埋没するのは、悲しいことです・・・
Re:エコ商品を買わない、という選択
>>ラテラッテさん
どうもです~。カフェラテおいしいですよね~(笑)。

値段もそうなんですけど、量、っていうのも大切なんですよね。こんな記事を書いてる関係上(?)、よくエコロジーとかフェアトレードのイベントに行ったりするんですけど、そこで毎回バッグやらアクセサリーやらを、どっさ~と買ってる人がいて、そんなに使うのか?って思うんですよ。
買い物でエコに貢献できる、って確かに気持ちいいですけど、ちょっと落ち着いて一呼吸置いてみて、って思います。
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