世界崩壊後の東京物語

 今日は東京に久しぶりの雨が降ったが、そういえば東京に関して言えば、ここ最近は2週間に1回程度しか雨が降っていない。
 香川県などでは、既に取水制限などもしかれているようだが、東京で取水制限をして水道の水が止まった、という経験を、少なくとも私はしたことがない。
 東京も一度取水制限が敷かれて、水を飲みたくても水が出ない、という状況を経験したほうが、エコロジー的に危機感を持つきっかけにもなっていいのではないか、と思うのだが、東京は取水制限が敷かれない技術やシステムを開発している、ということなのだろうか。

 そういえば、1年に1度くらいの割で、「東京に大震災が起きたらこれだけの被害が出る」というシミュレーションが雑誌などに掲載されるが、実際に大震災が起きる気配もない。
 東京が潰れてしまうと日本という国の機能の大部分が失われるため、防御システムが堅強なのは想像に難くないが、それにしてもここまで東京が災害や危機的状況と無縁なのは、何か霊的な因果が絡んでいるのではないか、とまで疑いたくもなってしまうし、実際東京に住んでいる人で「世界が破滅したとしても東京だけは守られる」と本気で思っている人は、おそらく数万単位で存在するだろう。

 これから、望む望まないに関わらず、地球の崩壊は進んでいくだろう。そういう意味合いで考えると、これから既得権益を死守したいと考える政治家や利権者は、「世界を破滅させない方法」ではなく、「世界が破滅したとしても東京だけは守る方法」を考える方向へシフトしていくかもしれない。
 元々エコロジーとは「世界全体を守る」ということが前提にあって、もし「世界のすべてを崩壊させ、その他の地域の人々を根絶やしにしても、東京だけは守っていこう」という考え方が生まれれば、エコロジーとは袂を分かつことになる。そして、「袂を分かってもいいじゃない」ということになれば、エコロジーにおける様々な前提が、崩壊することになるだろう。

 たぶん地球の崩壊が間近に迫るにつれて、対立の構図も変わっていくことになる。東京が本当の“危機”に陥った時、人々の隠された欲望や利権が露になるだろうし、できるだけそういう“時”は早目を訪れたほうが良い。そう思っている。

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Re:世界崩壊後の東京物語
確かにショック療法的なことは必要かもしれません。世界は破滅しても自分やその近くの身内レベルと生活に必要な物だけは、残そうという考え方はノアの箱舟みたいな考えですよね。
現代のノアの箱舟は火星かもしれないです。
Re:世界崩壊後の東京物語
>>ゆたかさん

・・・で、宇宙に飛び立った人類と地球に残った人類が対立して、ある日宇宙のある1国が地球に対して宣戦布告する。・・・
 というのが『機動戦士ガンダム』のストーリーなんですよね(笑)。実際火星に移民することになっても、資源は地球から持ってこなければいけないのだから、どこかでそういう対立は発生するでしょうね。

 実際に地球全体を守るのではなく、地球のある一区域を守ろう、という動きは「世界遺産」の制定などで具体化されていて、その拡大版みたいな感じで、日本全体を守るのではなく、日本のどこを守ろうか、という話が出てきたとしても、不思議はないかな、と思うんです。
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